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流出雑記 

猫徹夜

2008年06月16日 | Weblog
あるいきさつで、猫の物語の本の挿し絵を描いてみないか と言われた。

猫。

私は動物がものすごく下手である。
でもとにかくやってみたい気持ちだけで返事してしまった。
〆切は来週。
あまり時間はないが、とにかく小梅をクロッキーしてみる。わりと動かず猫ポーズをとってくれる。
さすが我が子。

どういう画材が描きやすいかいろいろ試す。
結果、インクをつけて描くペンを用いてさらっといくのがいい感じだと分かった。

顔は比較的思うようになるのだが、足のあたりがいい加減なことになっている。
そんなことをやっていたら夜が更けてスズメがちゅん。
朝から天王寺美術館で仕事だったので出掛ける。
今日は11ポーズ固定、是非とも座ポーズを選んでいただきたかったが、立ちに決まった。

午前の部が終わり休憩は、天王寺の植物園のなかでお昼を食べる。
珍しくお弁当を作った、といってもご飯にキャベツとひじきと卵をごま油で炒めて、みりん、醤油、ゴマドレッシングで味付けしてをのせただけの手抜き極まりないものだが、結構おいしい。
もうバラはちらほら。いくつか嗅ぐ。ブルー系と白バラ。

噴水がたくさんある。
おもしろいが、昔から噴水と鯉のぼりは怖いのであまり近付けない。

園内には人に慣れている猫がいる。きれいな茶色のトラ猫がいた。片目だった。

仕事を終え帰宅し、宅配ピザのチラシに誘惑されここに引っ越してから初めて頼んでみた。
食べた結果もっとおいしいマルゲリータが食べたくなった。

そしてまた猫を描く。