上越国境の山は初冠雪が残りいよいよ冬が近いことを感じさせる。冬を前にあちこち土木工事多い。坂東橋下もなにやら石を積んでいたが水位が低いこの時期大忙しの様子。これらを横目に敷島橋まで走る。
風も少なく走りやすかったが先週追い風の美味しいところだけで走ったから反動でスピードが乗らない印象。横着はいけない。

紅葉が街まで降りてきた。
但しいつもの年より色が鈍いようだ。

JIA住宅部会の主催するセミナー講師のため上京。2829Y 前橋発07:21で出発したが宇都宮線に遅延情報。
先日の鼠害事故に引き続きまた遅延。念のため高崎で07:48MAXとき302号に乗り換える。途中さらに在来線は人身事故が加わったとのこと。鉄道の定時運行への信頼が薄らぐ。
セミナーは快適な屋内の温熱環境がテーマ。快適さの功罪について改めて感じる所あり。
生物としての生存能力、予知能力の低下を招くような環境にはしたくない。
帰路、時間つぶしに持参した「カレチ」を開く。マンガ本である。2008年12月、講談社主催の漫画新人賞である「第54回ちばてつや賞(一般部門)」受賞の「RAIL GIRL〜三河の花」が掲載されている。昭和人間としては涙腺が緩む危険な本でもある。
鉄道漫画で国鉄時代の車両が沢山、精密に描写されているのも魅力だ。今日のダイヤの混乱に遭遇して効率だけ求められている現代、もろい現代、窒息感たっぷりの現代、息苦しい。
この本のページを開くと現実逃避ともとれる感情が湧き、ほんのひと時ほっとするのだ。
このブログ、ほぼ毎日書いてもう少しで2年。午前様だの寝落ちなど100%書けなかったがなんとか続く。
金曜日あたりが一番書くのに困る。ほぼ仕事の毎日。平穏が何よりなのだ。
とはいえ山あり谷ありの感情の起伏は当然ある。このブログを書いているとすこしは冷静さを取り戻せる時間でもある。
文字の力ってすごいと思う。
2日仕事から離れていたが今日は一日中缶詰。
図面の修正の仕事だが少し時間を置くと思い出すのも大事。根気との戦いが続く。
今週末は新宿のOZONEでJIA住宅部会のセミナー。
何度か講師を引き受けているがここのところ温熱環境についての題目が続く。
省エネと快適な暮らしのバランス。避けて通れない道だが、おおらかだった80年代が懐かしい。
2日仕事から離れていたが今日は一日中缶詰。
図面の修正の仕事だが少し時間を置くと思い出すのも大事。根気との戦いが続く。
今週末は新宿のOZONEでJIA住宅部会のセミナー。
何度か講師を引き受けているがここのところ温熱環境についての題目が続く。
省エネと快適な暮らしのバランス。避けて通れない道だが、おおらかだった80年代が懐かしい。
朝から好天ながら北北西の風が強い。その風にのって忍城を目指すことに。まあ久しぶり見た時代劇ドラマの影響か。
利根川の河畔を利根大堰まで下る。今日はグライダーは飛んでいない。
偶然知り合いの電気設備の監督さんに遭遇。写真を撮してもらう。

ここからは見沼代用水沿いに南下。行田市に入る。昼食は高澤記念館のカフェで。江戸後期の豪農の屋敷で国登録有形文化財になっている。現在はカフェを始め文化的なイベントを開催する場所になっている。


全く未知の街。知らない道を探しながらの行程はときに足が止まるがそれでも信号のない道を風に乗って自力では出ない速度域を長時間楽しんだ。

ただし帰路は輪行。秩父鉄道に乗るのは数年前の秩父夜祭り以来。来月2日が宵山。また見に行きたい。

省エネルギー住宅は魔法瓶なようなつくり、「高気密高断熱」の作りを目指してる。
たしかに省エネルギーは社会の要請ではあろう。
但し必要要件であっても住宅を作る目的は生活するに足りる広義に解釈すれば「安全安心」を提供することにある。
地震、台風、高低温、害獣等々、外力への抵抗力、自然災害への備えである。
その中でも生活しやすい温熱環境は重要な役目を担う。
ヒートショックと呼ばれる室間の温度差による「心疾患」「脳疾患」による事故が後をたたないと言われる。
一方一年中快適とは言え外部の温度変化をただ緩和するだけで良いのか疑問もある。
ロードバイクで遠乗りをするようになって今更ながら気温、風といったものの四季の移ろいの中で生かされていることを実感した。
特に風の力にいつも邪魔される。この力を住宅でもうまく行かせないものかとも思う。
酷暑厳冬期にはやむを得ないとしても、住宅においても少しで自然の変化を感じられる場であってほしい。
閉じこもるのではなく積極的に自然と対話できること。生きている上でとても大事なことのように思えてならない。
107系電車も廃車淘汰が始まり間もなく見納めとのこと。
日光線のグループはもうとっくに廃車になってしまったが115系とともにJNRの車両がなくなり単一化してくると面白みもない。
地方零細私鉄に集まる首都圏の中古車両に自然と目が向く。

文化の日で群馬マラソン。交通規制を迂回しながら群馬の森方面にロードバイクで向かう。紅葉は平地は色づき始めているといってもまだまだのようだ。
群馬の森は照葉樹も多い。まだまだ緑に覆われていた。帰路岩倉橋を渡る。白鳥はまだ飛来していない。

午後はJIA住宅部会の新宿OZONEで11月12日に開かれるセミナーの打ち合わせで上京。
飯沼さん、宮島さんと丸の内のカフェで意見交換、終了後ガード下の焼き鳥屋で延長戦。
年にそう幾度も会えるメンバーではないがもうずいぶん長いおつきあいになった。
共通の話題である建築設計について様々な角度から語り合うことができ今更ながらJIAにいることの良さを知った。
今日の両毛線、高崎発21:07の489Mは高崎線の遅れで遅発。
最近、定時運行を誇ったJRもどうも調子が悪い。
前橋から小田原までのロングランとなって神奈川県でのトラブルまで影響を受けるようだ。
そして高崎線内での人身事故の多いこと。
「人身事故」という名のオブラードに包んでいるとは言え事実をなんとなく感じて気持ちのよいものではない。
命を粗末にしてはいけない。辛いことも苦しいことも生きていればこそとそう考えよう。