毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

投票へ行かない責任と無知の責任…函館~北斗市

2007年05月14日 21時42分20秒 | Weblog
今日14日、国民投票法案が参議院で可決成立した。
今日、可決した国民投票法は、憲法改正を18歳以上の有権者で、その有効投票数の過半数で票決するのだそうです。
つまり、例として100名の有権者が居たとし、投票率40%の場合、40票の過半数、21票の得票数で決議されるのです。

野党の多くがこぞって反対にまわりました。
この数値だけを見れば反対したくなるのは当然なのでしょう。
最近、耳で聞く「民意」とは何なのか。
有権者の4分の1で決議、これも民意なのか。
この、投票へ行かない事自体が政治的アクションであって民意なのかも。

投票を安易に棄権する人々に政治をどうこう言う資格などありません。
意図を持って棄権するなら、投票所へ言って白紙投票も国民の権限行使のひとつです。
投票所へ足を運ばない人の意思は政治に反映されず、またする必要もないのか。
投票を棄権する人ほど責任は大きいのです。あなたの一票で政治が変るのです。

先週に行ったフランス大統領選挙の80%にも及ぶ投票率に本当に感心し羨ましくも思う。
日本の選挙は50%を下回る事も度々あるのです。投票所に行って一票を投じ、政治に意見を言う資格を持とう…
投票と言う国民唯一の権利を行使しないのは無責任そのものです。

絶叫ジェットコースターで死亡事故を起した遊戯施設の管理者が、車軸がJIS規格に超音波試験を行うと明記されている事を知らなかったと言います。
その無知が死亡事故に繋がりました。知らなかったで済まない無責任さです。

家づくりも無知がゆえに30年寿命の家を創ってしまい、後で深く後悔する場合もあります。無知な事も責任重大です。
どうせ自分ひとりが…どうせ自分は素人だ…知らない事が美徳だ…などの理屈は無責任!

写真は函館空港の東側の海岸沿いの高台に建築中のファースの家、花田邸を視察して撮りました。
花田さんは数多いハウスメーカーや工務店の中から、住んでから利点の多いファースの家を選択しました。
我々は日々、選択の連続です。多くの情報を的確に捉えて分析し、責任ある選択をしよう。

今日の夜は北斗市倫理法人会の準備会に出席してきました。賢明な選択が出来るための勉強です。
ここ北斗市は夕方から降り出した雨が強くなりました。明日は青森県下北半島のむつ市へ…
毎日更新「一日ひと知識」をどうぞ参考に
ブログ総集編
北斗市周辺にお住まいを考えの方は
下のコメント欄にご意見を!!

人生も風景も、二度と同じ人生も風景も無い…北斗市

2007年05月13日 17時16分02秒 | Weblog
見たような、似たような風景と言うのはあるのでしょう。
ところが風景とは見るたびに必ず何処かが異なっています。
緑の濃さ、雲から覗く太陽光線の量などでも二度と同じ風景は在り得ないのです。

全国を飛び回っていて、同じ空港で同じ建物、そしてそこにいる人も同じであっても、必ず違いがあります。
例えば空港でいつもなじみの地上係員と顔を合わせます。
制服ですから服装も同じですが、顔の艶、表情などが異なります。
この変化を意識すれば、無機質な仕事も楽しくなるものです。

私の本社の執務室からは、いつも函館山が私を見詰めています。
ふと、右前に視線を向けると、そのたびごとに異なった函館山がそこにいるのです。
朝は逆光になって紫色になった山とのコントラストがとても鮮やかに見えます。
夕方になると夕日を反射して黄金色に輝きだします。

自然は、太陽の光線を覆う雲で、実に見事に明度調整を行っています。
山の天辺から下界を眺めたら、その絶景の移り変わりが何ともドランチックなものです。

人生も、昨日と同じ今日は絶対にありません。
少なくとも昨日より、一日、自分の身体力が退化します。
周りの樹木、草花の色や大きさも変化し我々周辺の環境が異なるのです。
一日過ぎれば確実に自分の寿命が一日、使い切った事になるのでしょう。

時間は生命そのもの、天から公平に与えられた財産なのでしょう。
この与えられた財産を大事に、大切に使いたいのですが…
写真は、今日、執務室から撮ったものですが、この上磯小学校の屋根の向こうに、いつも函館山が見えるのです。
今日は霞の中…でも函館山は必ず姿を現します。

人生も風景も刻々と変って往くのですが、辛さの後には、ちゃんと嬉しい事がやって来る。
今日の日曜日、会社に出て研究開発の資料を調査していて思わぬ企画が浮上…
人生って風景のように面白いのです。
毎日更新「一日ひと知識」をどうぞ参考に
ブログ総集編
北斗市周辺にお住まいを考えの方は
下のコメント欄にご意見を!!

研修・セミナーを受けるだけでは役に立たない…北斗市

2007年05月12日 17時56分07秒 | Weblog
本を読む事で自分の知らなかった視点を見出すきっかけになる事もあります。
人の話を聞いて自分の知らない世界を垣間見れる場合もあります。
テレビやネット情報でも世界の裏側の状況まで知る事ができるのです。
しかし視点を見出した、知らない世界を見た、地球の裏側をただ知っただけなのか。

様々な情報を得る事はとても必要な事ですが問題は、その情報を自分の行動や活動にどのように生かせるかなのです。
不安感や行動を萎縮させるような情報があった場合、その情報が自分にどのように関わってくるのかを熟慮する必要があります。
多くが画面の向こうの遠い世界の出来事。映画、ドラマの延長線上の出来事。自分と住む世界の異なる人の出来事などと、自分の事として捉えない方々が殆どです。

講習やセミナーを受講しただけで、受講した安心感に浸っただけの人も多くおります。
自分は「時間をとって講習を受け、セミナーに参加した」と自慢げに言う人がおります。
受講してその後、どうしたのですか…受講しただけにしか過ぎないのではないか。
「セミナー受講安心症候群」と言うべき人々が多く存在する言われます。

研修会やセミナーは、その道の専門家が受講者に対して様々な情報を与えます。
受講者がセミナーで得た情報で自分のスキルをアップさせ、明日からの行動に反映させなければなりません。
研修とかセミナーは極めて限られた時間でしかありません。
この短い時間の中から、自分の明日に役立つヒントを必ずひとつ以上を習得するのだと言う、強かな魂胆が必要なのです。
「自分の明日に生かすと言う強かな魂胆を!!」
少なくとも「セミナー受講安心症候群」にはならないように…

写真は昨日、北斗市で開催されたFAS検査員の更新講習の後に行った懇親会で撮りました。
道東から参加された方々ですが、向かって右から美幌の山岸さん、私の後ろが当社の岩山、網走の山内さん、左奥から大空町の雅楽代さん、北見の児玉さん、そしてこのブログ初登場の斜里、丹羽工務店の中平雅弘さんです。
函館の生きたイカと飛び跳ねるエビを食べながら懇談できました。
この方々に「セミナー受講安心症候群」の心配はありません。

今日の北斗市は朝からどんよりと曇っており、晴れもせず、降るもせず、何とも中途半端な天気のような気がします。
自分の執務室から見える函館山が薄いグレーとブルー空を背景にのんびりと佇んでいるように見えます。
明日の日曜日の天気はどうかな…
毎日更新「一日ひと知識」をどうぞ参考に
ブログ総集編
北斗市周辺にお住まいを考えの方は
下のコメント欄にご意見を!!

本当の喋り上手は聞き上手なのです…東京~函館空港~北斗市

2007年05月11日 21時45分03秒 | Weblog
今日、羽田空港から函館空港への機内で隣り合わせた方とフライト中の1時間、様々なお話をする機会に恵まれました。
普段は機内に着席するなり本に読みふけ、隣り合わせた方とお話しをする機会がないのです。しかし、今日は、自分と異なった世界におられる人々も含め、出来るだけ多くの方々と話をする機会を作ろうと実感をしました。

何かの仕事や特殊な分野で活躍するする人には、口では言えないエネルギーが身体から発散しているものです。
今日、飛行機でご一緒した方もデザイン業界の一線で活躍しておられる方でした。
私の知っている人で、その分野で一線を越える活動が出来る人の殆どが、実は「聞き上手」だと言えます。
人の話を心で聴けて、そして実に上手にまとまった話が出来るのです。
今日、機内でお目にかかった人もそうでした。

昨日の東京会場に引き続き、今日はファース本部、本社のある北斗市でFAS検査員の更新講習の講義を行いました。
小難しい温熱計算や施工技術の内容です。
この講義の中で受講者の皆さんに最後に必ず念押しする事とは「聞かれもしないのに喋る事をしないように!」なんです。
熱損失計算の仕方などを覚えると、人様にどうしても喋りたくなるものです。

私は20年前から小難しい熱計算を、素人でも出来るようにと簡単に解説して計算の出来るマニュアルをつくり、逢う人、逢う人にこの話をして回りました。しかし、理解されないどころか、奇人変人扱いを受ける事になります。相手はそんな情報を求めていないのです。

喋り上手は聴き上手になり切る事です。また聞き上手は喋べさせ上手なのです。
相手が持っている情報を気持ちよく聞いてあげらる事はとても大切な事です。
今日の機内でご一緒した方とは、話のキャッチボールがとてもスムーズでした。
おかげで、1時間のフライトタイムがとても短く感じたものです。

今日も3時間講演を行いましたが会場の一番前に陣取って、熱心に話しを聴いてくれた人がおり、とても講義に熱が入るものです。
一人、聞き上手の方がいる事で、自分も身体から中身を表現しようと自然に情熱が溢れ、会場全体が熱い雰囲気に包まれるものです。また今日はファース工法の展開当初から、一緒にファースを育ててくれたご縁のある方々が多く参加して戴き、自分自身がとても充実した時間を過ごせたような気がします。

写真はその一番前にいた方で、道北、士別市のファース加盟工務店、㈱木村組の社長、木村幸一さんです。
今日、機内でお逢いした聞き上手の方、そして木村さん達の聞き上手…
よって今日のブログテーマとなりました。
週末はのんびり研究開発の仕事が出来そうです。 
毎日更新「一日ひと知識」をどうぞ参考に
ブログ総集編
北斗市周辺にお住まいを考えの方は
下のコメント欄にご意見を!!

自信過剰の傲慢さ、自信無さの謙虚さは…札幌~千歳空港~東京

2007年05月10日 20時47分15秒 | Weblog
都知事選挙で石原都知事の傲慢さが話題になりました。
彼の傲慢さは自信過剰の典型的な現れであり、それが細かい事の気配りが散漫となり、都政の私物化などと言われる要因になったようです。しかし、傲慢でも自信過剰でも都民のために役立つ施策が出来れば許せるのでしょう。

ひたすら腰が低く、頭ばかりを下げまわっている人をは謙虚な人だと言いません。
単に自分や自分の売る商品に自信が無いから遜っているだけなのでしょう。
人様のおこぼれが生業の資源になるのだけは避けたいものです。
謙虚さとは自分自身に大きな自信を秘めてこそ自然に備わる態度の事なのです。

高い技能を持った自信。人に負けない技術を持った自信。人に幸せを配れる自信など…
ところがこのような高いスキルを持つ事が、自分自身をしだいに傲慢さに変えて行く場合があります。
自信を持つが故に自分の傲慢さに気付けないのでしょう。
「実るほど 頭をさげる 稲穂かな」
この態度こそが謙虚さなのです。

今日は東京でファース加盟工務店さんに存在を義務付けている「FAS検査員」の更新講習を行いました。
ファース工法が取得している数々の公的な資格を、加盟工務店さんに行使して戴くために必要な講習です。
3時間の講演でしたがあっと言う間の時間に感じました。
今日はファースの家が実際に保持している温熱環境(高気密、高断熱など)の性能を他の工法と何処まで違うのかと言う事を計算して見せました。

温暖地では通常工法の3分の1くらいの冷暖房費で納める事が出来ます。
また90年間の大規模改修が不要な認定の意味、パネルの要らないソーラー認定の意味などを具体的に知って戴きました。
このようなハードを持って更に、人間的な包容力、寛容性、優しさ、厳しさ、そして謙虚さがあれば、必ず、周りの人々を幸福し、それが自らを幸福に導くのでしょう。

写真はその講習会の後、山形から参加された東住宅産業さんのお客様担当、常務の白鳥明美さんと、ファース本部の東京事務所を完全に取り仕切っている中島幸(みゆき)と撮りました。
二人とも最近、特に自力を増して来たと同時に、健気さ謙虚さを感じ、今日のブログテーマとなりました。
毎日更新「一日ひと知識」をどうぞ参考に
ブログ総集編
北斗市周辺にお住まいを考えの方は
下のコメント欄にご意見を!!

大きな夢を持って行動しよう…北斗市~函館~札幌

2007年05月09日 20時31分21秒 | Weblog
今朝の社内ミーティングで当社のスタッフに自分の将来をどのように描くのかを訪ねました。
まとめれば全員がファースの家に住み、愛する家族と心豊かな生活を送りたい…と言う事になるのだと思います。
平凡で変化の無い、凡々とした生活を望むのであれば、住宅業界の変革を断行しようしている我々の会社には不向きなのかも知れません。

会社は社員に豊かな生活が出来る可能性のあるステージを提供する事が必要なのでしょう。
社員はそのステージでどのような活動が出来るかにかかるのだと思います。
会社のビジョンと社員のビジョンが整合しているかどうかの確認も伴います。
社員が、会社にどれだけ情熱を注いでいるかでも、その後の展開が全く異なるでしょう。

人は変化を恐れます。つまり改革を嫌がる傾向にあります。
しかし、現在の生活のままで良いのであっても、時代は確実に変革して行き、それに伴って我々も改革を行わなければ、必ずジリ貧状態になります。
改革を嫌っていれば、豊かな生活も遠のいて行く事になるのでしょう。

人生とは常に改革が付き纏っていると言っても良いのです。人生とはチャレンジ!
このチャレンジに打ち勝つには、過去の様々な経験で得た成功、失敗から学んだ事を活かしながら、多くの情報を積極的に習得し積み重ね、武器を揃える事だと思われます。
このチャレンジをしない人々の典型がニートと言われる人々なのでは…
多くがニートである事に理屈をつけ特別な理由のない理屈を屁理屈と言うかも。

今日は札幌である断熱関連団体の定時総会後の基調講演にのぞみました。
会場の雰囲気や参加者も何と無気力で覇気のない団体です。参加者の60名…
ヒアリング方式で行ったのですが、「あなたの夢は?」と問うても殆どが「…」なのです。
今日の講話は技術的なテーマを求められました。しかし、どんなに技術を語っても、その技術をどう生かすのかの夢がなければ伝わりません。

内容をハードからソフトに切り替え「夢を持て、ビジョンを描け」にしました。
講話の最後に、後方にいた中年の参加者に「あなたの夢は?」と訪ねたら「早く怖い女房から開放されたい!」会場が大爆笑…
今日の講話は完全に失敗…でもアンケートには「楽しかった」と…

写真は講演会場に近い札幌ススキノにある、とてもエネルギッシュな像です。
今日の無気力団体の方々に見せたい気がします。
今日の札幌は函館より暖かい天気でした。明日は東京へ…
毎日更新「一日ひと知識」をどうぞ参考に
ブログ総集編
北斗市周辺にお住まいを考えの方は
下のコメント欄にご意見を!!

人は何故、生き続けるのか…函館~北斗市

2007年05月08日 19時32分22秒 | Weblog
誰もが自分の意思、自分の願望でこの世に生を受けたのではありません。
いつの間にか人間である自分がそこに居ただけなのです。
母体の胎内に生命が出来上がり、心臓の鼓動を打ち始めると場合によっては100年もの期間にわたり、その鼓動が稼働し続けるのです。

心臓が稼働し、否応なしに人間は生かされている。誰に頼んだ訳でもないのに…
人は生命を維持、確保出来るように様々な機能が備わっているようです。
お腹がすき、食欲と言う本能が機能します。食べた食物をエネルギーに変換して人の身体を稼働させる機能も備わっております。

我々動物は、自分達の子孫が絶える事の無いように、性欲と言う本能があります。
自然に自分と同じく、頼みもしないのに、いつしかまた自分の存在に気付く子孫をつくるのでしょう。

人は何故、生きるのか…
このような哲学的な事にどんな高名な哲学者でさえ結論は永遠に出ないのです。
頼みもしないのに生を受けたのですから自分の生命は自分のもの…
ところが、心臓の鼓動を止める事を、自分も含めて意図的に行う事は罪悪なのです。
人を殺すのも自分を殺のも、人を殺す事にかわりありません。自殺は立派な殺人なのでは…

人は何故、生きるのか…
心臓の鼓動が稼働している限り生かされているのです。
同じ生かされているのなら、自分の生きたいように生きたらいい。出来るだけ楽しい時間を過ごし、美味しいものを食べ、気持ちよい時間を過ごしたいのです。
人は生かされているうちに、むしろ積極的に生きる時間をリードし、自らが人生を育むように出来上がって行くのでしょう。

今日は心電図の検診がありましたが精密機械のように心臓は鼓動し続けています。
この精密機械も手入れをしなければいつかは壊れます。
大阪吹田の遊園地のジェットコースターのように…自分の心臓も少し手入れが必要に…

写真は現在、開発中のシステムを納める家の外観です。
この家の中で暮らす人々の人生をも我々が作る事になるのでしょうか。
明日は札幌に…
毎日更新「一日ひと知識」をどうぞ参考に
ブログ総集編
北斗市周辺にお住まいを考えの方は

犯罪者の罪は周辺関係者にも及ぶもの…函館~北斗市

2007年05月07日 19時03分32秒 | Weblog
最近のベストセラー、東野圭吾の「手紙」を読みました。
自制が効かずに、そのまま人を殺めてしまった犯罪者がいます。
犯罪者は当然、その罪を償う事になります。ところが罪を償うのはその犯罪者だけではありません。その事件以後、犯罪者の家族は、家族と言う事だけで様々な差別を受ける事になります。

独身の兄弟がいたら、犯罪者の兄弟が居るだけで縁談がまとまりません。
犯罪者の出た家族から嫁を貰う事にもためらいがでる事でしょう。
犯罪者は獄中に居て社会におりません。犯罪者と血縁の無い親戚なども、犯罪者の親戚だと言う事だけで犯罪を犯した者の替わりに社会からの制裁を受けているのでは…

犯罪を犯すと言う事は、その犯罪者に関係する多くの方々に気の遠くなるほど膨大な損害を与える事になるのです。
毎日のように犯罪事件が報道されています。
人を殺傷する犯罪者は断罪されて当然です。突然、殺傷された被害者の苦しみや辛さ、そして家族の悔しさはその立場にならなければ表現すら出来ないものがあるのです。

一方、その罪を償うのは、犯罪者だけではないのです。家族も一緒にその罪を償う事になるのでしょう。全く犯罪と関係の無い場所に居たとしても犯罪者の家族だと言う事で…
犯罪を犯す事は、このように家族や親戚の辛さ、無念さなどの多くの苦痛を与える罪まで償う事になるのです。自分ひとりの犯罪が関係の無い家族や親戚を不幸に陥れるのです。

社員は家族です。その一人の社員が大きな不始末を起しますと会社全体でその責め負う事になります。だからと言って問題を包み隠したまま放置した場合、発覚した場合、対応は更に厳しいものになるでしょう。
問題は膿んでから見えてくるのです。膿まないうちに曝け出す事です。
犯罪者の家族が責め負う…社員の不始末を会社が責めを負う…

東野圭吾の著書「手紙」はこの人間社会の定めがリアルに描かれておりました。
写真は私が人生とは何か?家とは何か?について講演を行った時のものです。

今日は連休明けの月曜日です。戸建住宅の業界は、冬を終えて春になり、春休み、年度越え、そしてこのゴールデンウィークを終えて初めて本格的に始動開始です。
今日の北海道は雨が降り続きましたが、ここ北斗市は何とか雨に至らないようですが…
毎日更新「一日ひと知識」をどうぞ参考に
ブログ総集編
北斗市周辺にお住まいを考えの方は
下のコメント欄にご意見を!!

行列の旭山動物園と閑散とした石炭の歴史村…札幌~由仁~夕張~北斗市

2007年05月05日 19時34分02秒 | Weblog
今日は由仁のお寺に実姉の納骨に行く機会がありました。
近くに行ったついでに、中々来れないだろうと同行した家族8人を伴って夕張市の石炭の歴史村を訪ねました。
財政再建を目指す自治体であり、少しでも売り上げに協力出来ればと言う気持ちで行ったのですが…夕張市内の一番奥まった位置にある、石炭の歴史村を訪ねました。

だだっ広い駐車場があり、私達の二台が入ろうとしたら駐車料金が一台500円だと言うのです。
この山間のパーキングエリアに使用した土地の価値がいくらなのだろうか。
二台で1000円になります。駐車場の係りの人が現れて、気の毒そうに駐車料金の500円の他に入村料を一人3100円かかると言う事です。
駐車料1000円と8人の入村料24800円、合計25800円です。
滞在予定時間が1時間、何か土産物でも買おうと思っていました。

即座にUターンを決め込みます。
夕張市内をきょろきょろしながら記念写真を写したり、土産物を売る店を物色しましたが見つからず、ガソリンスタンドで二台の車の燃料補給を行って帰る事にしました。子供連れ4人で500円、12,400円の12,900円を支払って見学する価値が…

ちなみに東京ディズニーランドの入場料は5,000円前後で、駐車料金は内部で3,000円の買い物をすれば2時間まで無料です。
ディズニーランドは入場者が購入する土産代金がまた膨大だそうですが、世界的な規模の施設やイベントを行っているのですからね。

大成功を収めている北海道の旭山動物園の入園料は、大人580円、子供ゼロ円、駐車料金は500円です。来客者は連日、長蛇の列をつくっているようです。
この波及効果で旭山動物園の周辺ホテルも連日、かなりの稼働率で部屋を埋めていますし、タクシーやバスなどの売り上げにも大きく貢献しています。

夕張の施設と旭川の動物園とでは、経営のスタンスが全く異なっているようです。
夕張の財政運営が厳しいために利益優先になりざるを得ない状況は解るのですが…
先ず、夕張に多くの人々に来て戴くための知恵が必要です。

駐車場の係員は、駐車料金の500円を支払った後、更に入村料3,100円が必要だと聞いてトラブルになったのでしょう。
駐車前にその事を告げる時の気の毒そうな表情が可哀想!
街づくりを経営の視点での再検証が必要なようです。

明日は、連休最後、写真の桜満開の場所で人並みに花見でも…

毎日更新「一日ひと知識」をどうぞ参考に
ブログ総集編
北斗市周辺にお住まいを考えの方は
下のコメント欄にご意見を!!

ワーキングプアって何故、存在するのか…北斗市~倶知安~定山渓~札幌

2007年05月04日 21時20分05秒 | Weblog
格差が確実に拡大していると言われます。
中にはワーキングプアと言う、働いても働いても生活が出来ない事を言うのだそうです。
私は仕事柄、全国を飛び回る機会が多いのですが、少なくとも一生懸命に働いたら生活を楽しめる環境と言うものがある事を多く見聞きしています。

田舎暮らしの、のんびりとした生活環境の中では、月5万円の稼ぎで生活を楽しんでいる家族がおりました。
12万円の月収で年に一度、二泊三日の家族旅行を行う家族がいます。
ワーキングプアとは、自分の稼ぎで生活出来ない環境にいると言う事ではないでしょうか。
自分の稼ぎが、物価や家賃の都会での生活にそぐわない場合もありそうです。

つまり、この日本では、病気などのような物理的な要素で働けない人々以外、一生懸命に働けば生活を楽しめる状況にあるのではないでしょうか。
私の周辺に暮らす協力業者さんの職人さんなども、自分の生活力に見合った暮らしをしています。
確かに高額な稼ぎはありませんが、慎ましくも心豊かな生活を楽しんでいます。

私が職人時代、昭和40年頃は職人の報酬の方が公務員より高かった時代があります。
明日の保証が無い職人の特権だと、誰もが認める時代がありました。
ところが現在はどうでしょう。将来保証の確保された公務員の方が明日の保証の無い職人の報酬をはるかに越えるのです。
このような歪な状況を少しずつでも変えて行く事が必要なのでしょう。
しかし、その報酬の少ない職人家族の多くが、今日は行楽地に出かけています。

今日は、昨年亡くなった私の実姉の納骨を明日行うために札幌まで移動して来ました。
車での移動でしたが、至る所が渋滞、渋滞…途中のルスツ高原では駐車場に長い列があり、遊具利用の行列も二重三重に及んでいました。全てが家族連れのようです。
生活は工夫なのでしょう。誰からも可愛がられるような家族は、報酬の多い家族行楽に便乗させて戴いているのもいます。

日本列島、格差拡大と言われながらも、人々の営みには百家族百様の構図がありそうです。
明日は財政危機で有名になった夕張市の近くで納骨を済ませ、明日中に北斗市に戻ります。
明日も渋滞の日本列島を南下する事になりそうです。
この渋滞現象は、バブルの時も、バブル破綻の時も、不況の真っ只中も、そして現在も状況は変わっていないのでは…
写真は今日、泊まったホテルのロビーですが、ここも人がいっぱいです。
毎日更新「一日ひと知識」をどうぞ参考に
ブログ総集編
北斗市周辺にお住まいを考えの方は
下のコメント欄にご意見を!!

平和の空にはためく日章旗でありたい…北斗市

2007年05月03日 16時52分37秒 | リフォーム
日の丸の旗を靡かせた街宣車が、行進曲を大音量を響かせながら街中を駆け回ります。
かって我国の行った侵略戦争の象徴でもあった日の丸です。
街宣車とラップして「日の丸=侵略戦争」とイメージしてしまうのでしょうか。
我々、先人達は日の丸を先頭にして戦争を行い外国を侵してしまいました。

その「戦争の血に塗れた日の丸を掲揚してはいけない」と言う声がありました。
学校での入学式や卒業式での日章旗掲揚に反対する人々も多く存在します。
確かに一頃、思い上った侵略戦争の象徴として使用された日章旗です。
だからこそ、その日の丸を掲揚し、平和の尊さを知らしめる必要があるのだと思います。
日本人は先の戦争で亡くなった多くの人々の犠牲の上に現在が構築されております。

日章旗を戦争の象徴として使用したのも我々、日本人。
その日の丸を平和の象徴に塗り変えるのもまた我々、日本人でなければなりません。
“アンダーフラッグ”日章旗を汚したまま隠してしまってはいけないのです。
我々の手で日章旗を世界に誇る平和の象徴として、この日本の平和の空にはためかせたいものです。

今日は施行60年目の憲法記念日ですが憲法見直し論が盛んに議論されるようになりました。
憲法議論はどうしても9条の「戦争放棄」の条文に集中するようですが、戦争を望む国民が一人でも存在するのでしょうか。
戦争は絶対にしてはいけません。しかし、自衛力もまた絶対に必要です。
過去の日本の戦略戦争も、その国が断固とした自衛力を備えていたら、あんな無茶な戦争を仕掛けなかったでしょう。

自衛力を不必要とする考えは、自転車に鍵をかけなくとも盗む人などいないと言う発想と同じだと思うのです。
その自衛力を持つと相手の出方によって瞬間的戦争状態になる場合が想定されます。
自転車を盗もうとする人と一時的に乱闘状態になるのと同じでは…
大切な恋人を身体を張って暴漢から守るために大立ち回りも在り得ます。
戦争は絶対に避けつつも、完璧な自衛手段を構築できる憲法議論を望みたいものです。

写真はファース本部、本社の隣りの上磯中学校の正門前にはためく日章旗です。
今日は快晴…五月晴れの空にはためく日の丸は、まさに平和な日本の象徴であるかのように凛々しく見えるのですが…
巷は連休です。しかし、当方の研究開発室の仕事は道楽のようなものなので…
毎日更新「一日ひと知識」をどうぞ参考に
ブログ総集編
北斗市周辺にお住まいを考えの方は
下のコメント欄にご意見を!!

大きな心は大きなアンテナになる…函館~北斗市

2007年05月02日 21時35分47秒 | Weblog
検診のために訪れた病院の待合室は、様々な噂や風評、または情報が乱れ飛びます。
隣りに座ったオバサンどうしが、誰かを盛んに「世間知らず」だと批判しておりました。
「世間知らず」おそらく自分の世界だけに留まったままの人を言うのだと思います。
そのように人前で他人をベラベラと「世間知らず」などと批判するオバサン達の方がいささか世間知らずのような気もするのですが…

ところが、そのオバサンの噂話に聞き耳を立てている自分がいます…
チョコチョコッと聞こえてくる人の名前に、やっぱり人の噂話は気になるものですね。
聞き耳に聞こえる噂話は「綺麗な人だけどね」のあとの殆どが「でも…」と、延々と悪口が続くようです。人の良い噂はそこで留まり、悪い噂話だけが伝聞するのでしょう。

電話などの通信方法が無かった江戸時代でも、一昼夜のうちに噂が江戸中に広まったと言います。ところが大衆にとって本当に必要な情報はとても伝わり難かったとも言います。
人の良いところは封印され、悪い、どうでもよいような駄聞だけが広がったようです。
病院の待合室のオバサン連中の会話を聞いていてもその理由が伺えます。

情報を最初から観念や前提をつけてしまえば、とても狭くて歪な情報にしかなりません。
情報は大きな心と寛容性を持って捉えれば、上辺だけでなく、その情報の根底に迫る事が出来ます。価値在る情報は、その根底に潜んでいるものです。
情報をビジネスに活かすとしたら、収集した情報の内容確認が不可欠となります。
誤った情報は様々なトラブル起因としかなりません。病院のオバサン連中の噂話からは真実など程遠いものでしか無かろうと思うのですが…
現在は、このようなネットなどの通信で一瞬のうちに情報が氾濫します。

とても素晴らしい情報も、全く駄目な情報も無数に乱れ飛んでいます。
この多くの情報の中から必要な情報だけを的確に捉えるためには、澄んだ心のフィルター(アンテナ)を大きく広げる事が必要です。
これは決して難しい事ではなく、人様の行動をポジティブに捉える事で可能なのですが…
写真は函館山の頂上にある、大空にそびえる本物の電信アンテナですが、ここから大量の情報が発信されています。

会社は連休に入りました。執務室で一人、新企画の構想もまた楽しいもの…
毎日更新「一日ひと知識」をどうぞ参考に
ブログ総集編
北斗市周辺にお住まいを考えの方は
下のコメント欄にご意見を!!

暴力団員にも篤い血が流れている…北斗市

2007年05月01日 19時50分18秒 | Weblog
先日、空港のロビーで見た光景ですが、100キロを超えると思われる大男と、スキンヘッドで誰が見ても怖い世界の方と見受けられる数人がカウンターの前にたむろしていました。
誰もが怖がってカウンターに近寄れずにおりましたが、そこへ大きな荷物を引っ張って老齢のご婦人がやってきました。

そのご婦人の荷物を、スキンヘッドがさりげなく持って手荷物検査台に載せてあげました。
そのオバサン、ペコッと下げた頭に、おっ!と右手をあげてさりげない対応でしたが、状況から見ても知り合いではなさそうです。

スキンヘッドとくれば、あっちの方なのかと観念を持ってしまいますが、空港のスキンヘッドは、目つきや服装、身体カッコウ、態度も素人とは到底思えまでした。
あっちの方である事は間違いないのです。しかし、あっちの人であっても、何の偏見もなく、何の警戒感も持たないオバサンには、ごく普通の人として対応をするのです。

「普通の人の対応」と言うと事が既に偏見なのか…
彼らは暴力団になるべくしてなった人なのか…
実際にこの世の中にいて貰いたくないような極悪非道な暴力団も存在します。
あのスキンヘッドの男も極悪非道なのでしょうか…芯から極悪非道ならば、あのさりげなくオバサンの荷物を持ってあげる心も持ち合わせていないのはないでしょうか。

生まれながらに悪い人間など居ないはずです。
人を取り巻く様々な環境や状況の中で経緯するうち、人も人で無くなるのでしょう。
人に騙されが壊れながら詐欺師に…人に傷つけられて壊れながら人を傷つけ…そして行き場を失って行く着く先が暴力団に…そしてその人達を壊すのもまた我々、人なのです。

あのスキンヘッドの大男にも、あのようになるまで様々な経緯があったのでしょう。
我々が壊したのなら、我々が治さなければ!あのスキンヘッド男ならは今なら治せそう…
自分も一時期はあの世界に身を浸していたのですが…

写真はスキンヘッドと出くわした空港で撮りました。
今日は連休最中の勤務日です。明日も一日出勤しますが…
毎日更新「一日ひと知識」をどうぞ参考に
今までのブログ総集編
北斗市周辺にお住まいを考えの方は
下のコメント欄にご意見を!!