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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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ワーキングプアって何故、存在するのか…北斗市~倶知安~定山渓~札幌

2007年05月04日 21時20分05秒 | Weblog
格差が確実に拡大していると言われます。
中にはワーキングプアと言う、働いても働いても生活が出来ない事を言うのだそうです。
私は仕事柄、全国を飛び回る機会が多いのですが、少なくとも一生懸命に働いたら生活を楽しめる環境と言うものがある事を多く見聞きしています。

田舎暮らしの、のんびりとした生活環境の中では、月5万円の稼ぎで生活を楽しんでいる家族がおりました。
12万円の月収で年に一度、二泊三日の家族旅行を行う家族がいます。
ワーキングプアとは、自分の稼ぎで生活出来ない環境にいると言う事ではないでしょうか。
自分の稼ぎが、物価や家賃の都会での生活にそぐわない場合もありそうです。

つまり、この日本では、病気などのような物理的な要素で働けない人々以外、一生懸命に働けば生活を楽しめる状況にあるのではないでしょうか。
私の周辺に暮らす協力業者さんの職人さんなども、自分の生活力に見合った暮らしをしています。
確かに高額な稼ぎはありませんが、慎ましくも心豊かな生活を楽しんでいます。

私が職人時代、昭和40年頃は職人の報酬の方が公務員より高かった時代があります。
明日の保証が無い職人の特権だと、誰もが認める時代がありました。
ところが現在はどうでしょう。将来保証の確保された公務員の方が明日の保証の無い職人の報酬をはるかに越えるのです。
このような歪な状況を少しずつでも変えて行く事が必要なのでしょう。
しかし、その報酬の少ない職人家族の多くが、今日は行楽地に出かけています。

今日は、昨年亡くなった私の実姉の納骨を明日行うために札幌まで移動して来ました。
車での移動でしたが、至る所が渋滞、渋滞…途中のルスツ高原では駐車場に長い列があり、遊具利用の行列も二重三重に及んでいました。全てが家族連れのようです。
生活は工夫なのでしょう。誰からも可愛がられるような家族は、報酬の多い家族行楽に便乗させて戴いているのもいます。

日本列島、格差拡大と言われながらも、人々の営みには百家族百様の構図がありそうです。
明日は財政危機で有名になった夕張市の近くで納骨を済ませ、明日中に北斗市に戻ります。
明日も渋滞の日本列島を南下する事になりそうです。
この渋滞現象は、バブルの時も、バブル破綻の時も、不況の真っ只中も、そして現在も状況は変わっていないのでは…
写真は今日、泊まったホテルのロビーですが、ここも人がいっぱいです。
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