野良ちゃんにもいろいろの性格はあるようで、いつも行く扶桑のスリちゃんは
我が家に来るハクちゃんとはまったく違う性格です。
”スリちゃん、スリちゃん!!”と呼ぶと、どこからともなく森の中から出てきます。
ハクちゃんは男の子ですが、スリスリちゃんは女の子です。
二人とも確かな年齢は分かりません???
ハクちゃんとの決定的な違いは、スリちゃんは基本的に人間を怖がらないことです。
このスリちゃんも野良ちゃんですが、以前にどなたかに一時保護され去勢手術を受けて再び
元の場所に戻されたようです。
左耳がカットされています。
その後も地域猫としてみんなに可愛がられてきたことが大きいのでしょう。
この日も私が腰を下ろすと安心したように近づいてきてぴったりと脇に寄り添います。
こんな行動は人間を信頼していなければできません。
今でも何人かのおばさんにご飯を貰い生き延びています。
私の周りを右に行ったり、左に回ったり、、、、そしてスリスリ、、、、
スリちゃんが我が家に連れてきたキキやジジのお母さんだったということが後で分かったことも
私にとってスリちゃんに尚一層親しみが沸き、ほかの野良ちゃんよりも愛おしい存在です。
兄弟仲良く我が家にいた頃のキキと黒猫のジジ。
今は亡くなってしまったキキも、このお母さん譲りだったのか、とっても人懐っこい子でした。
スリちゃんを見ていると、ついついキキを思い出します。
扶桑の野良ちゃんの中でも唯一触れるのがスリちゃんです。
この日もスリちゃんが自分の尻尾を大きく絡ませて、、、、、
”おばさんは、私の物!!”とでも言うように。
本当に可愛いです。
この日もいっぱいいっぱい背中をなでなでし、スリちゃんの大好きなお尻ポンポンを
いっぱいいっぱいやって来ました。
スリちゃんといるこんな時間が、私にとって一番の癒しの時間です。
人間を怖がらない猫、、、、それはやっぱり人間次第ということでしょうか???