風のたより

つれづれに

                           トサミズキの花

2015-04-09 | 季節の草花



春とは名ばかりの肌寒い日が続いています。

4月に入ったというのに、このところづっと曇天が続き、各地では霙や雪まで降り出し
季節はすっかり逆戻りしてしまいました。

そんな中、庭の黄色いトサミズキが花を付けて、ちょっと陰鬱な気分を晴らしてくれています。





黄色い花は、房状に垂れ下がり綺麗でかわいい姿を見せてくれています。
黄色の花は、見ているだけでも元気が出てきます。

きっと黄色は、ビタミンカラーなんでしょうね。





庭の片隅にある雪柳も咲きだし、、、、





三つ葉アケビにも、知らない間に雄花、雌花も出てきています。

一年おきなのか、去年はアケビの実が付きませんでしたが、今年はどうでしょう。
今からちょっと楽しみです。





地植えにしてからすっかり元気をなくしたクリスマスローズも、茂ったツタの下にいくつかの花を
付けていました。

なんとか皆、この寒かった冬を乗り切ったようです。





数日ぶりで、うっすらと日射しが差し出した庭に出て、今日はモモスケ君もお気に入りのベンチで
気持ちよさそうにお昼寝です。

明日からまた数日曇天つづきとか、今のうちに、、、、

                         今年のお花見は~~~~~

2015-04-06 | 季節の草花



今年はぐづついた日が多く、ゆっくりお花見をする間もなくお花見の時期が終わってしまいました。

何とかこの日は晴れて、ちょっとお花見気分は味わいましたが、、、、





境川の土手の桜は、満開のちょっと手前でしたが、この日はけっこうの人出でした。
ちょうど電車が来て、沿線を通る電車とのコラボ、JR多治見行です。









名鉄の真っ赤な車体の電車も通り過ぎていきます。









白と赤のツートンカラーの名鉄電車も、あという間に走り抜けて行きました。









この日、市民公園にも,たくさんのお花見客がお花見を楽しんでいました。









近くの貞照寺の桜もちょっと覗き、今年の桜見物はこれで終了となりました。

ここ数日ぐづついた曇り空の日が続いています。
今はこの時期を過ぎて、さわやかな新緑の季節が待たれますね。

                        早春の森   (飛騨木曽川国定公園)

2015-04-02 | 木曽川の風景



カタクリの群生地を見た後は、その先に広がる森へ~~~
ここは隠れた穴場のような飛騨木曽川国定公園の中です。

森に広がる木々は、早や芽吹きの時期を迎えたように爽やかな萌黄色です。
しばらく森の中を散策してみました。





























石垣が組まれた場所は、大正時代ここには氷場があった所とか。

12月になると谷川の水を入れ、池いっぱいに氷が張ると、「寒のうち」(1月中旬から2月初め)に
約40センチ角の氷を切りだし、船着き場まで運び対岸の坂祝にある倉庫にオガクヅなどを詰め保存
したのだそうです。

その多くは、船で一宮や笠松、岐阜や名古屋にまで運ばれたそうですが、大正末期頃には機械で氷を
作るようになり、しだいに氷場の存在も忘れ去られていったようです。






氷場のある場所へ坂道を上がり石垣に近づいてみると、、、、





ここが石の組まれたいくつもの氷場があったところのようです。
大きくて広い四角の氷場がたくさん残っていました。





反対側の川沿いからは、木曽川の流れが見えてきました。





川沿いの道を下がっていくと、昔の船着き場だった場所に出ます。

ここから船を出して風流な舟遊びもやっていたようですが、氷場で切り出した氷もここから運ばれて
いったようようです。





そこには、木曽川の青く澄んだ流れがありました。









早春の森には、気持ちの良い春の空気がいっぱいあふれていました。

これから森は日一日と芽吹きの時期を迎えることでしょう。