風のたより

つれづれに

                     ~~~  水中花の梅花藻を見に、、、 ~~~

2017-08-28 | 季節の草花



夏の時期に咲く梅花藻(ばいかも)といわれる水中花が見たくて、先日JRの電車を乗り継いで
滋賀県米原市の醒井地区にある地蔵川まで行ってきました。

梅花藻の咲いている地蔵川までは、JRの醒ヶ井駅から徒歩5分。
清らかな川の流れと静かな川沿いの家々。





川に沿ってしばらく歩いて、、、

川の水温は14度と聞きました。
川の中に手を入れてみると、、、、冷たーい!!

透明度もかなり高いようです。





やっと梅花藻の生育地のようですが、、、、お花は??

ひょっとしてもう終わってしまったのかと思って先に進むと、、、





やっと梅花藻の群生地に出ました。

これが梅花藻なんですね。
咲いていてよかった!!

初めて見る水中花のお花です。





綺麗な澄んだ川の流れに沿って咲いています。

この地蔵川の川の流れはすべて湧き水ということです。





ところどころにピンクのお花が、、、、どうやらこれはサルスベリの花びらのようです。

以前、梅花藻と一緒にピンクの花が写った写真を見て、このお花は何だろうと思っていましたが
この場所に来てそれがサルスベリの花と分かりました。





梅花藻はキンポウゲ科の植物で、梅の花に似た小さい白い花をつけるところから梅花藻
といわれるようです。





水中に咲く小さい清楚な花。

本当に可愛いお花です。





梅花藻の花言葉は、、、、「幸福になります」だそうです。





梅花藻は清らかな水が流れる所にしか育たない花で、流れがないとダメで、清水だけでは
育たないそうです。





この地蔵川は、あちこちから湧き水が出てこの流れを作っているようで、一年中水温は14度。

夏は冷たく、冬は暖かとか。





夏のこの時期、水中に咲く梅花藻はいかにも涼し気です。





梅花藻の葉は濃緑色で分裂し、流れに沿って1m程にも伸び、その葉っぱの部分は食用にもなるとか。





一度見たかった梅花藻、ちょうど開花の時期に来られ、花ことばのように幸福になりました。