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秋の法要の御案内をいただき久々に京都、西本願寺へ。
JR岐阜と米原で乗り換えれば京都までは2時間少々の地の利と今回は
秋の特別展として国宝、飛雲閣が一般公開されると知り出かけました。
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右の建物が本堂となる重要文化財の阿弥陀堂、そして橋で繋がれたこちら側が同じく重要文化財の
御影堂です。
阿弥陀堂は1770年に再建され、御影堂はさらに古く1636年に建立されたものとか。
ともにどっしりと風格があり、これぞまさしく日本の木造建築の素晴らしさを見た思いです。
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阿弥陀堂から見渡せる樹齢400年の大銀杏。
京都市の天然記念物にも指定されているのだそうです。
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丁度見ごろを迎え、辺りがぱっと明るくなるような黄色く色ずく様は見事です。
火災の際にはこの大銀杏から水が噴き出し火災を沈めたという話が残っているとか。
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阿弥陀堂から続く広い廊下を通って御影堂へ。
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ここからでも立派な大銀杏が望めます。
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漆黒に近い大柱の向こうに見える鮮やかな黄色の大銀杏が対照的です。
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御影堂の黒光りするほど磨かれた廊下の美しさに見惚れて、、、、
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御影堂での法要の後は広いお庭の散策に、、、
以前は気付かなかった本願寺の北東にある太鼓楼。
ここから時刻を告げる太鼓が鳴らされていたようです。
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東南にあるこの門も以前には見落としていました。
立派さから言っても、阿弥陀堂に入る時に時に通る阿弥陀堂門と言われる門のようです。
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西の外れまで来ると、高台に立派な鐘楼が覗いています。
彩色の施された柱の様子からもただの鐘楼ではないような???
どうやらこの中が今回一般公開されている飛雲閣の敷地になっているようです。
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初めて見る飛雲閣に興味深々、、、
金閣、銀閣とともに京都三名閣の一つと言われているとか。
本願寺境内の南東隅にある滴翠園という庭園の一角に建てられた三階建ての楼閣建築。
秀吉が建てた聚楽第の一部と言われ、のちにこの地に移築されたと言われています。
左奥には船着き場が見えました。
きっとこの池に船を浮かべ優雅な一時を過ごしたのでしょう。
ただ残念なことに一般公開と言っても中には入れず外からの撮影も禁止!!
教会内部も美術館も全て撮影OKだったミュンヘンを思い出し、今さらながらその懐の深さを感じました。
仕方なく画像はネットよりお借りしました。
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この後は以前にも見た唐門へ。
立派な松越しに唐門が見えてきました。
あまりの豪華さに見とれているうちに日が暮れると言われる別名「日暮らしの門」です。
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更にお庭を周り唐門の正面から、、、、
黒塗りに唐獅子や牡丹、麒麟や孔雀などをあしらった極彩色の四脚門は見ごたえ十分でした。
西本願寺境内には、華やかな桃山文化を伝える貴重な文化財がいっぱいあるようです。
この後は東本願の「渉成苑」へ。