Radio workshop & everyday.

自灯明法灯明

「自らを灯(ともしび)とし、拠り所として、他を灯とすることなかれ。」

アンテナアナライザーを比較して見た

2018年10月02日 | 日記
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Blog仲間が作ったアンテナアナライザーの基板と部品を分けて貰い組み上げてみた。
この測定は以前はSWR計と言う測定器を使ってアナログの指針式のメーターで定在波比を見ていたが、今はデジタルで計測したものを表示しているので、広い周波数をグラフとして観察することが出来る。

アマチュア無線の立場から見て、アンテナアナライザーとは、簡単に言えば送信機からアンテナに繋がる時の、SWRの最低値とか、或いはどの周波数でSWRの最低値が有るのか見つけ出す装置です。
簡単な話伝送経路や終端にミスマッチングが有ると反射が発生するので如何に効率良くアンテナに電力を送り込めるかを行うために上記の内容を調べるためのもの。
電力の整合部で不整合でインピーダンスのマッチングが有っていないと
折角送信機から送りだされた送信電力が、空中線の終端で反射して戻ってくると送信電力とで定在波が生じ、折角の送信電力をロスしてしまう。
送信出力の数分の一程しか出力が出なく成ってしまう事さえも有る。
また、無駄と成った電力は妨害電波と成り重要な受信設備に混信を与えたりする。
だから送信とアンテナのマッチングは必ず合わせなければ成ら無い。
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デジタルグラフィックのアンテナアナライザー
1MHz~71MHzのSWRの変化のグラフが見れる




コメット社製 CAA-500 アンテナアナライザー
アナログ指針とデジタルの指定周波数表示式
目標周波数のSWR (ダイヤルで合わせた指定ポイントが順次見れる) 

コメント
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