世事雑感

先日広島で未成年による事件が起きたが、なんともやるせないものだ
被害者の少女を、更に首の骨を折り確実に死に至らしめた言う所業は
これぞ人間の為らしめる業なのか
低年齢の犯罪史上稀にみる、極悪非道な出来事と言っても過言では有るまい
集団によるヒステリックな出来事とは意を異にしている

暴行の後で、何故首を折るといった行為に迄至ったのか
少女のただ憎しみによるものが、その様な行為にさせたのか
それ程相手を憎しみのはけ口としたかったのか
しかしそれは、そうでは無い様に思う、首の骨を折ると言う発想自体

殺人を実行しようとしている時、普通に思いつく程心理的に余裕は有ったのだろうか
そうでは無いだろう
劇画、まんが、映画、net等ではその様な方法が、極当たり前の様に
取り扱われている事が、場当たり的にそれを思いつかせたのであろう。
そして、それをこの少女が、躊躇せずに行ったとしたら
私達は私達の後の世代を継ぐ者たちへの教育への有り方を、もう一度
考え直さなければ成らないだろう。

昔「酒鬼薔薇聖斗」と名乗る未成年による猟奇的事件が有った
これも発想自体は共通したものと思う。

この少女はこの後どの様な人生を辿るのであろうか
いずれにしろ、年齢や犯した罪を問わず
自分のしでかした不始末は、自分で始末を付けなければならない
そうしなければ、社会生活を営む上で決して許されない事なのだからだ