Radio workshop & everyday.

自灯明法灯明

「自らを灯(ともしび)とし、拠り所として、他を灯とすることなかれ。」

恵方巻き

2013年02月04日 | 日記
前回の日記に巻き寿司の予約を書いたが、昨日お昼前に買いに行きました
恵方巻きと言われるそうだが、ピンとこない
元々巻き寿司で有って、どこぞのコンビニ業者が海苔業者と結託し、発案したらしい

巻きずしは、稲荷寿司と共に大好きなので、買って食べる事が多い
しかし、そのままかぶり付き、食べるのは品が無い
巻き寿司の太巻きを、そのままかぶり付いて食べる習慣は、関西には有るらしい
個人的に言わせれば、下品この上も無い。

「鰯の頭も信心から」と言う言葉が有るが
 信じる者は救われる、と言う事か。

もう一つ恵方と言う言葉を調べて見た。
恵方とは、『歳徳人』の在する方向の事で
『歳徳人』とは、陰陽道で、その年の福徳を司る神と言う事らしい
その様なわけで、その方向に向かって福徳をお願いする。
毎年歳徳神の在する方角は変わり、来年は「東北東やや右」
金儲けを血眼で探し回っている輩に取っては、この上も無い好都合の理由である。

日本人は多かれ少なかれ、多神教か無宗教が多い
大体、生まれてからは、近くの氏神様へお宮参り、七五三でも氏神様、
初詣で、受験の祈願、各種の慰霊祭、結婚式も大体神式。
そして最後はお釈迦様に帰依した終わりを迎える。
この様に様々に信仰する対象が有っても、それを奇異な事ととして感じ無い事も
キリスト教、イスラム教の信者に取っては信じられないようです。

この、何でも有り神仏習合は明治の政府の神仏分離迄、お寺と神社は一所の存在だったと
されています。
それは、仏教が日本に伝わるまでは、其々の地域に土着信仰である氏神の存在が有り
仏教が伝わった後も、神仏は共存していた様です。
しかし、明治政府は天皇を頂きとする為、日本神話に出て来る神々を神とする必要が
有った様です。

コメント (2)
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