豊岡カトリック教会

2009-11-17 07:10:05 | 京都・兵庫





 「鉱山王」と呼ばれた中江種造(1846~1931)の別荘として大正11(1922)年に建設。 屋根の部分には和風っぽさも感じさせますが、壁面を2色のタイルで覆い細部に控えめな装飾を施して和洋をミックスさせた落ち着いた建物にまとめています。 中江種造は生野銀山の開発や足尾銅山・草倉銅山などの経営で財を成した人物。 この建物は昭和25(1950)年に豊岡市に寄付され、翌年に現在の豊岡カトリック教会に売却されました。 広いお庭には池もあり裏手には緑が広がる環境の良さそうな場所に建っています。  兵庫県豊岡市妙楽寺28  08年10月中旬

 ※現役の教会ですので見学の際はご配慮願います。
  参考  『兵庫県の近代化遺産』  2006


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