試験材料及標本貯蔵室として昭和10(1935)年に建設。 建物の右と左で全く印象の異なる建物なのは、内部の用途によって2つの部屋に仕切られているからでしょうか。 『道南・道央の建築探訪』によると、内部は吹き抜けの平屋建てになっていて、鉄製のらせん階段によって2階の廻廊に上がれるようになっているそうです。 ヒグマ注意の看板があちこち立っているような場所にありました。 北海道苫小牧市(とまこまいし)高丘無番地 06年04月下旬
※おまけ 同じ苫小牧市内にある王子製紙倶楽部(昭和11年築 1936)。 門越しに正面から眺めただけなので奥行きが分からないのですが、倶楽部建築だけに内部は贅を凝らしたものになっていると思います。 王子町3-7