旧室伏学校。 明治8(1875)年築の藤村式建築。 数度の用途・名称の変更の後、室伏公民館として使用されていましたが、平成15(2003)年に現在地に移築され無料公開中。 道の駅・花かげの郷まきおか内にあります。 山梨県山梨市牧丘町室伏2120 07年03月上旬他
旧室伏学校。 明治8(1875)年築の藤村式建築。 数度の用途・名称の変更の後、室伏公民館として使用されていましたが、平成15(2003)年に現在地に移築され無料公開中。 道の駅・花かげの郷まきおか内にあります。 山梨県山梨市牧丘町室伏2120 07年03月上旬他
「藤村式」は初耳の言葉、ネットでいろいろ調べ、
ようやく分かりました。
山梨県令として擬洋風建築の普及に努め、その基本理念はは「質素」。
学校、庁舎、住宅など100余棟を完成させた、とありました。
確かに理念を受け継いだ質素なデザインです。
搭屋は通称「太鼓櫓」と呼ばれている侍、刀時代のもの。非常時や刻を告げるときに鳴らされた太鼓を叩く間、また屋内火の見櫓として活用されたのでしょう。
「藤村式」に関連して、今一度開化建築様式をかじらせてもらい、感謝です。 ミカエル
山梨県内に建てられた、現存する擬洋風の建物は数少ないですね。
それでも郷土資料館のような形で昔の学校が維持・公開されていますので、
明治期の学生達がどのような教育を受けてきたのか端的に分かるようになっています。
おそらく五件だと思いますが、
もしかして、まだ人知れず残って
いる建物があるのかな。
石和温泉に一件あったようですが、
私が訪ねたとき(二十年くらい前)
にはすでにありませんでした。
もしかしたら見逃しただけ
なのかもしれないですが。
私が把握しているのは上記だけですが、旧千野学校(塩山)も昔の写真を見ると藤村式に近いように思いました。
今の姿は全く違うんですけどね。
後は隣県・長野の旧中込学校(佐久)なども良く似ているように感じます。
『建築ノス・・』はサボり気味ですが、もう一つの『東日本・・』は少しづつ追加更新しています。
宜しければ時々覗いてみて下さいね。
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