植野美枝子料理・菓子スタジオの毎日

料理・菓子研究家奮闘の毎日を綴るブログ
著書:作りおき・使いまわしおかず365日他 

どっちの料理ショー、サントスシェフと行くスイーツクルーズ

2006-06-27 13:15:16 | パティスリー探検
先日どっちの料理ショーで、みごと鎧塚シェフに勝利した「サントスアントワーヌシェフと、ZEALのコラボレーションクルーズ」に参加してきました。
青島客船ターミナルから出発して、スイーツとお酒をたのしみながら、東京ベイクルーズをする企画です。
 どっちの料理ショーの直後だったので、シェフからも、たのしいお話を聞くことが出来ました。和の素材をフランス菓子に取り入れた斬新さが受けて、サントスシェフの「さくらんぼア・ラ・ジャポネーズ」が勝ちましたね。はじめにシェフが「日本人のパティシエには思いつかない組み合わせでびっくりさせる」と言ってました。和の素材とアイスクリームの未知の世界を見せるとも。
 最後の仕上げの部分ではやはりアメ細工がなんともキュートで、辻口シェフが番組の最初で語っていたように、彼には女性の心をとらえる独特の魅力がありましたね。
 鎧塚シェフのアイスクリーム、パルフェ、グラニテという温度の違うものを組みあわせてデセールで食べさせるものも、最高級の技術と日本ではあまり紹介されていない氷菓子の分野を全部みせてくれたようで、すばらしかったのですが、サントスシェフのプレゼンテーションのアメ細工が女性の心に矢をはなつ決め手になったのではと。
 船内のお話でも、アメ細工について興味深いお話をされていました。16歳から始めたパティシエ修行は、ケーキよりむしろ飴をやりたくて始めたようなものだそうです。以前先生にエコールクリオロでアメ細工の事を聞くと、「飴は長距離ランナーみたいなもので、少しづつトレーニングを積まなくては急にはうまくならないよ。」って話されます。そして、「アメ細工はとにかく新しいものを作らないとだめで、人が何回か見たことがあるものはだめ。どうやって作ったのかわからないというものを出展しないと」とおっしゃってました。
 デザート対決でも、そのとおりアイスティーのストローを飴でつくるなど、サプライズなものが出てきましたね。
 あれから「さくらんぼアイス・ア・ラ・ジャポネーズ」は、千川本店に朝7時から行列ができるそうです。

 また機会があったら、一品でいいので、サントスシェフのレストランデセール(皿もりのデザート)をリクエストしたいです!!
 クルーザーは冷蔵庫の問題が大変だったようです。ありがとうございました。ランキング参加してます。応援してね。

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アペリティフのスパークリング

2006-06-27 11:41:37 | パティスリー探検
スパークリングワインはコーラルペッシュのピーチスパークリングです。
ZEALというクルーザーはデイナー、ランチ、パーティー、ウェディングができる船なんだそうで、食器やテーブルクロスもレストラン同様のものが装備されています。 資生堂のマキアージュのCMを撮ったクルーザーだそうで、伊藤美咲がそこに座って撮影したんですと、司会の方がうれしそうに説明してました。
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アペリティフのファーブルトン

2006-06-27 11:32:09 | パティスリー探検
アペリティフのファーブルトン
クレープ生地にアプリコットを加えてあり、もちもちとした触感でした。午後1時過ぎの乗船ということで、みなさん何も食べてなかったのでしょうね。始めにテーブルに出ていたファーブルトンとゴマスティックは あっという間になくなってしまいました。「最後まで食べられなくなりますから、控えめに」という言葉は誰も聞いてないかのようでした。言われたとおり、やはり最後のソルべがたべられなくなってしまったんですから。でも、ファーブルトンってプラムが入ってることが多いと思うのですが、アプリコット味なかなかおいしかったですよ。
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