スティック型モルドでフィナンシェを焼きました。
このフィナンシェ、蜂蜜たっぷりなんですが、蜂蜜は編集者さんのご実家が果樹園なので、そこに養蜂家が巣箱を置いて作った、貴重な蜂蜜。
みかんの香りと自然で素直な味わいの蜂蜜と、焦がしバターの出会いは美味しすぎます。
長年料理教室を行って来ていますが、2012年から2018年まで6年間ベトナムホーチミンのキッチンスタジオを監修していた事もあり、外国からの生徒さんに教える事にも力を入れています。
この日は日本在住のフィリピン、台湾、中国の国籍を持つ生徒さんが習いに来てくださいました。
メニューは日々の体調管理、腸活、血管お掃除など管理栄養士メニューなので、アジアの方達もご自身の体に良い料理に関心が高いようです。
この日のレッスンは「タンパク質」は1日にどのくらい摂取すればいいの?というテーマ。
お魚、お肉、大豆製品、乳製品100gにどのくらいのタンパク質が入っているかを、実際の料理を作りながら1つ1つ量を確認して行きました。
積極的で明るい皆様で、質問のシャワーでしたが教えていて本当に楽しかったです!
受講されて、和食は大好きだそうですが、味噌汁や玄米の炊き方など見様見真似だったので、初めて習ったとおっしゃっていました。和食に親しんでくださり嬉しいですね♫
日本製抹茶で抹茶ケーキを作りました。
ベトナムでは抹茶ケーキが非常に人気が高かったので、作ってお出しして見たら大変好評でした!
新連載始まりました♫ 読売KODOMO新聞【本こども堂】本のごちそう
今月は 「ハイジのパン」
ハイジと言えば白パンがすぐに思い浮かぶ事でしょう。しかし今回のハイジのパンでは、この企画を持って来てくださった担当編集者井上さんが、子供の頃10歳までお家の方針で家にテレビがなく、その代わりにお家の人から本を大量に与えられていた読書少女時代を振り返り、リクエストされたパンです。
その少女、いわゆる白いパンの方ではなく、黒いパンの方に興味を持っていたとの話から空想の旅が始まりました。
ハイジの黒い方のパンはどんなパンだった?
パンの専門家とも色々検討の結果、ライ麦が入ったドイツのベルリーナラントブロートと仮定して作ることになったのでした!
フォルサワーというサワー種が入るのが特徴です。出来上がりはいわゆるドイツの少し酸っぱいパンを想像してみて。
捏ねて丸くまとめたらラップをして1次発酵
生地を台の上に出して綿棒で広げて折り込みます。
閉じましょう。
発酵かごと生地にたっぷりライ麦粉を振り、2次発酵
2次発酵の時、表面にライ麦粉をしっかりなでなでしてやると、発酵が進み膨らんだ時に生地が茶色と白に割れてすごいかっこいいパンになって行くのよ。
発酵器の中で1時間くらい休んでもらいます。
さあ焼けましたよ!出来上がり!!
パンは2㎝くらいにスライスして、ラクレットチーズを焼いて、黒いパンに乗せてみたよ! どうかな! こんな感じだと思う?
香ばしくて、なんて美味しい!
さて、黒いパンを巡ってのパンの妄想旅は大成功の結果を収めて終了!! 大満足!
詳しいレシピが掲載されていますので、ぜひ作ってみてね!
https://www.yomiuri.co.jp/kodomo/kbook/
スイスの山で暮らす少女ハイジが、山のおじいさんの家で食べた食事に出てくるパンを紹介します。素朴な味わいが魅力です。
ちょっと複雑ですが、ぜひ挑戦してみてください。(井上記者said)
(作ってみて感想)
パンを焼くなら、こんなハード系パンを作ってみたいと思いませんか。
パンの黒い色は、ライ麦だったんですね。そして少し酸っぱいサワー種発酵。
2次発酵で表面のライ麦粉がひび割れてくる時がワクワクです。
ラクレットチーズは今日本でも作られていて、北海道から取り寄せしました。
チーズを暖炉の火で溶かしてパンに乗せて食べていたハイジ、その山の暮らしが羨ましくなりました。
(植野美枝子)
先週の土曜日(5月11日)に久しぶりに上野へ行って、国立西洋美術館開館60周年記念展 ル・コルビュジエ展を見て来ました。
https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2019lecorbusier.html
かなり混雑してるかもしれないと思って、ネットで混雑状況調べると、連休後は比較的「外出しない」という人が多く、逆に今が穴場かもとの予想通り、チケット売り場も並ぶ事なく入館できました。2月からやっていて、あと4日間なので、行く予定の方はダッシュ🏃♂️
今年の連休は天気が悪かったので、この日五月晴れの気持ちの良い美術館日和。
国立西洋美術館本館は(この建物)、近代建築の巨匠 フランス人建築家・コルビュジエ(1887~1965年)の日本国内唯一の作品で1959年に完成したそうです。
1階は撮影OK
この建物自体がコルビュジエの作品なので、建築を勉強している人たちでしょうね。一生懸命撮影していました。
今月の讀賣KODOMO新聞「できちゃうクッキング」5月号は、人参をテーマに3つの料理やお菓子を作っています。
このうち讀賣ONLINE の動画ではキャロットケーキの作り方をご覧ください。
5月号「ニンジンが苦手でも大丈夫!キャロットケーキ」
https://www.yomiuri.co.jp/kodomo/square/cooking/20190508-OYT8T50050/
新ニンジンが美味しい季節ですね。冷蔵庫に常備しているニンジンで、どこまで楽しいお料理に展開できるか挑戦しています!!
①時短・保存 キャロットラペ
②意外と簡単 ニンジンのスープ
③子供さんがニンジン嫌い、スパイス苦手でも キャロットケーキなら
子供達も楽しく作ってトッピングしてくれました。
こんな形にもアレンジ!
お花と同化しそうなキャロットケーキたち。
でっきあがりー🎶🎶
創刊9年目に突入した読売KODOMO新聞の初月号から始まった、GOGOスイーツ、できちゃうクッキング!
モデルは春日レイさん、冨波心さん
<今回も無事撮影を終えて・・お菓子作りはドラマを見ているように面白い>
カップケーキは、100均でも売っている紙型を使っています。
お菓子を作る時は、準備に時間がかかると思いますが、全部の材料、道具を揃えてから作り始めるのが成功のカギです。なぜなら、お菓子は作業していて途中で工程を止められない場合が多いので、道具を探したり、材料がなかったり、型が準備されていなかったりすると、その間にせっかく気泡を入れて膨らませた生地が、時間を置いて焼いた生地は焼き上がりが膨らまずペチャンコになったりするからです。 そのため作業は止めず、出来上がりのイメージを常に持つことも大切です。どんな仕上げにしたいのか、考えてから作り始めるので、私は出来上がりを絵に書いたりして計画することもあります。
このように、お菓子は料理とちょっと進め方が違って、全て計画を立ててから作業始めますが、面倒なようで実はそこが面白いところです。試作の時から何時間もキッチンに閉じこもりになりますが、孤独を感じる事はなく、お菓子が見せてくれるその時々の変化がとても面白いので、逆に人間関係に疲れた時や、仕事のストレスや、育児に疲れた時、お菓子作りはオススメですよ。作っている工程の変化がドラマを見ているように楽しくていつの間にか、何もかも忘れて自然と集中しているのです。私は娘が受験生の頃に色々心配事を抱えて唸っていても、コルドンブルーでお菓子を習いに行く時は、驚くほど全て忘れて菓子の事だけに集中できた思い出があります。
たかがお菓子、されどお菓子。作っている時の音、香り、状態の変化、手先の作業、試食 五感をバランスよく刺激してくれ、パワーを吹き込んでくれるのがお菓子作りの良いところだと思っています。大げさに聞こえるかもしれませんが、お菓子を作る事は人生かけて取り組むほど、お菓子作りは私のライフワークになっています。