フロッピーディスク

　お昼御飯を食べようとテレビをつけたら、何やらフロッピーディスクがどうてらこうたらであった。今日のトップニュースらしい。
　ニュースを見ながらふと思ったのだが、最近の若者は『フロッピーディスク』っちゅう言葉を知ってるのか？
　ちなみに今年４２才になった私は知っている。知っているが、使った事は一度しかない。いや、データーのやり取りなんぞをすることはなかったし。っちゅうか、本格的にパソコンを使い始めた時はCDRも出始めてたし。その前、子どもの頃（中学）に友達の家でパソコンゲームで遊んでた時はカセットテープだったし。

　調べてみたら、フロッピーディスクの容量は１MB程度だったらしい。今なら「メールで送れ、メールで」なんだろう。
　
　私はMacユーザーなので、『iDisk』っちゅうのを愛用している。これが、まあ、有料なんだが、結構便利で、ホームページも作れるし、有料ホームページのレンタルサーバー（？）と比較しても、「まあ、こんなもんやろ」っちゅう感じの価格やし、なんせ、１０ギガ以上のスペースがある。なので、結構、なんでも放り込んでいる。まあ、パソコンがぶっ壊れた時の保険みたいな感じでもある。
　で、フロッピーディスクって１Mぐらいやったんか。。。そうか、よく行くバーのマスターから貰った関根務の面白フラッシュだったのだが、フロッピーディスクって、１Mぐらいの容量やったんか。。。

　で、今回逮捕された検事の年齢は４３才らしい。まあ、「同世代でんがな～」と、飲み屋で会ったら必ず言っているであろう年齢。にも関わらず、この検事はフロッピーディスクを使いこなしやがって。。。なんぞとも思ったりするのだが、まあ、なんちゅうんですか？頭のエエ人やってんやろなぁ。。。まあ、頭がエエから検事になんぞなれたんやろうし、しかも、なんか「ホープ」らしいでんがな、報道によると。
　頭がエエから、事実より『思い込み』を優先させてしまったのかも知れん。その行為は愚かでアホな行為やけど、頭が良くて周囲からの評価も良くて、まあ、エリートだったのかどうか知らんが、まあ、エリートだったんだろう。なんか、報道によると。特捜部の中でも。だから、その驕りが出たのかな？

　当然、本来、「絶対にやってはいけない事」という事なんぞは重々承知だったのだろうし、やってしまった事によって、

【押収資料の改ざん容疑で現職検事が逮捕されるという日本の検察史上前例のない不祥事となった。】（http://www.asahi.com/national/update/0921/TKY201009210362.htmlより）

　という、まあ、検察の信頼を失う大事件になってしまったわけだ。

　でも、弱さを感じる。その弱さにある意味親しみを憶えるし、生命のたくましさを感じる。
　エリート特捜部の検事が、法よりも『思い込み』を優先させてしまって、「つい」やってしまった事に。

　いや、あってはならない事なんだが、その、あってはならない事を、やってしまう弱さが人間という存在ではないのか？

　ああ、先日『カインズホーム』で買ったカインズホームのプライベードブランドの芋焼酎、美味いぞ。東大阪はちょっと遠いけど、まあ、他のもんと引っ括めて買いに行こ。あ、カインズホームの発泡酒もアフリカのビールみたいに水っぽくって結構好みの味である。

　ん？そやそや、人間は機械ではない。っちゅうか、機械だって壊れるし。

　確かなもの。絶対に間違えないもの、ってあるのか？
　検事に対する信頼が失われた。検事は職業であって、『検事』という人間はいない。人間は人間である。そして、人間は間違える。

　死刑制度は間違いである。間違えただけの話である。勘違いしただけの話である。