お互い「様」

　バタバタの数日終了。っちゅうか、その多くは『飲んでた』のだが（笑）

　んが、まあ、日常は続く。

　今日は、休息日。主に布団の中で過ごす。え～。。。基本、私、体調悪かったんです。遊び回っててどっかに行った気もしますが。
　布団の中でツイッターをつらつらと。

　
　【原発、本当に必要なら消費地の大阪に…橋下知事】
　（http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110613-OYT1T00762.htm?from=tw）

　大阪湾って、大阪湾のどこに作るの？夢洲か？夢洲に原発造れるだけの敷地があるかどうか知らないが、ビルゲイツ製の小型原発なら造れるのか？よう知らんが。
　まあ、大阪湾はデカイ津波の危険性は少ないだろうが、地震の危険性は全国どこでもあるように、ある。また、埋め立て地なので地盤の弱さは東日本の大震災で証明されたと思うのだが。
　また、地元、つまり、大阪市で原発誘致運動が興るとは思えん。仕事は減って来ているんだろうが、それでも大都市である。
　「何故、福井に犠牲を」なんだが、大阪での原発リスクは福井なんだろうが、『大都市』の抱える公害その他のリスクはどうなるのだ？何故、『原発』だけに問題をしぼろうとする。単なる人気取りの話じゃないか。
　まあ、映画『東京原発』でも見て「これや、これなら人気取れる」なのかも知れないが（笑）
　福井に固まっている原発が問題ならば、単純な話、止めるしかない。急ピッチで火力発電所を造るしかないやろ、んなもん。
　ちなみに「原発なしでも大丈夫でっせ。あれは関西電力が『原発必要』やと思わせる陰謀や」なんぞと、「お前は２ちゃんねらーか」なんぞという様な事も発言していたが、火力発電所だって壊れるねんぞ。壊れるのは原発だけではない。だから、余裕が必要なのではないのか？あくまでも『安定供給』が役割の電力会社なんだろうし。「火力と揚水で大丈夫」は机上の論理。「原発は大丈夫」と一緒やろうが。んな事よりも、とっとと、腹決めて「消費税を上げます！」違うわ、「原発の危険性を福井の人だけに押し付けるのは間違っています。ですから府民の皆さん、電力消費を抑えて下さい」とか土下座した方がカッコエエぞ。
　ちなみに、原発は止まっても、原発は止まらない。ん？まあ、潰す事は簡単に出来ないから、かなりの雇用は変わらず原発にあると思うのだが。経費は余分にかかるが、まあ、世話になってんねんし、まあ、しゃーない。「お前、用済みや。消えろ」っちゅう話はアカンし、無理。
　原発を止めつつ、火力発電所を増設しつつ、まあ、日本ではあまり頼りにならない太陽光や、風力や、地熱なんぞも作りつつ、メタンハイドレートも掘りつつ、新型エネルギーを模索して行く、っちゅう辺りが無難なのでは？シロクマがどうなるか知らんが。
　アル・ゴアと広瀬隆って対談とかせえへんのか（笑）地球温暖化と原発、どっちが『危険な話』やねん。

　地球温暖化でも人類滅亡しなアカンし、原発でも人類滅亡しなアカンし、人類滅亡も忙しいのぉ。。。

　人類滅亡が『家内安全』に聞こえて来る昨今。

　
　先日、テレビで『地球が静止する日』っちゅう映画をやってた。
　え～。。。いつから『人類』は地球の支配者になったのだろうか？え～。。。ウイルスとかにとったら「何の話でっか？」とかではないのか？「え？地球を支配してるのは俺らやと思ってたわ。人類の気分を左右してるのも俺ややし、俺らの気分次第で人類なんか簡単に滅亡させれるねんで」とか思っとるのかも知れん。地中に居てる生物も「人類って何？」やろ。「ああ、放射能？なんか、スカンクが屁をこいたらしいのぉ」程度だったりするのかも知れん。
　
　以前、それこそ『地球温暖化』の時にやったと思うのだが、『環境破壊』なのだ。で、その『環境』の中心に居ているのは人間。地球がどれだけ放射能汚染されようが、生き残る生物は生き残るし、新たな生物も産まれて来るだけの話。地球は地球。人間にとって都合が悪くなるだけの話。
　「んな事いうけど、原発事故で他の生物も多く死ぬわ」なら、現実も多く殺している。故に原発事故だけが問題ではない。
　『殺』や『奪』が問題なら、殺虫剤で殺される生物も、放射能で殺される生物も対等である。温暖化で「シロクマが！」なら、

　
　　　　朝焼小焼だ
　　　　大漁だ
　　　　大羽鰮（いわし）の
　　　　大漁だ。

　　　　浜は祭りの
　　　　ようだけど
　　　　海のなかでは
　　　　何萬（まん）の
　　　　鰮のとむらい
　　　　するだろう。
　　（金子みすゞ『大漁』）


　も、同じである。

　【三重県が放射能汚染魚を全量買い上げ、全国に販売！】
　（http://nanohana.me/?p=1038）

　も、徹底した自己中心。
　だから、まあ、「私さえよければ良い」。
　それが『家内安全』になるか、人間中心になるか、『環境』になるか、だけの話。

　そんな所で、やれ「原発推進派は悪だ」とか「東電は悪だ」なんぞとレッテルの張りあいをしてどないしまんねん。

　最近、ようやくペットボトルの水がケースで買える様になった。原発事故前から愛飲してたのだ。水道の水は『古い水道管』『貯水タンク』の問題を除けば安全なのかも知れないが、お茶もロクに飲めない（胃の問題）ので、ペットボトルの水を愛飲していたのだが、ようやく買える様になった。っちゅうか、今現在はダブついているのかなんか知らんが、３月１１日以前よりも安く買えたり出来て嬉しかったりするのだが。
　んで、東京で「子どものミルクが！」で、ペットボトルの水を買い占めてはった人、他のものも買い占めてはった人、そっちの方が解り易くない？
　「他の人はどうなっても良いんです。」なんぞと。自己中心のエゴの剥き出し。だから批判も喰らったし、「みっともない」なんぞと。
　
　いや、んなもんは程度の差であって、自己中心である事には全く変わりない。
　「私は違う！」ではあり得ない。
　一生涯、そこから逃げ出す事は不可能であり、「私は違う！」と、原発推進派を差別するのは一体、どういう了見なんだ？
　批判や、「欲望を肯定してたら、地獄に落ちますよ」と心配するのならともかく。

　原発事故は自分の生命に関わる問題である。だからヒステリックに、パニックに陥りやすい。同時に、『私を、あるいは子どもを害する人』として『敵』になる。っちゅうか、一部ではなっている。だから原発事故並みに危ない。

　『助け合う』と言うよりも『お互い様』という言葉の方が好き。
　「困った時はお互い様でっせ」で、多くの名目は様々にしても物資や金銭が被災地に。
　でも「お互い様」って、それだけやないと思う。
　お互いに『自己中心』でんなが。『自己チュー』でんがな。

　それともなんでっか、「あの人（達）は穢れ（罪・殺・血）が多い」なんぞとやるんでっか。
　反原発・脱原発運動で穢れを祓えるとでも思っているんでっか。何か、『推進派』や『御用学者』や『東電』の人達と『別な人間』にでもなれた気でいるんでっか。