坊主の家計簿

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 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

親鸞と、お国言葉

2008年08月18日 | 坊主の家計簿
 8月18日
 
 諸々  水                  76円
     タンメン              600円
     切符(関東鉄道・下館→下妻)    600円
     ジュース              120円
     切符(関東鉄道・下妻→水海道)   720円
     発泡酒               161円
     切符(関東鉄道・水海道→取手)   660円
     モツ煮込み&ビール&ラーメン   1590円
     カプセルホテル          4300円
     アイス                62円
     のど飴               100円
     中野坊主バー           4500円
     東京ちゃんぽん           420円

 合計                  13909円
 8月累計               119014円
 
 歎異抄を書いたとされる『河和田の唯円』の寺へ。これも当然、立派になり、また場所も変わったらしい。んが、御参りする。
 
 で、私は歴史的発見をする。唯円って、茨城の人だったら『だっぺ』だろう。なんか歎異抄の中には、まあ、当時の文章を書く時のルールなんだろうが『標準語』(とは云わんが)で書いてある。言葉のやりとり、親鸞と唯円との言葉のやり取りでも茨城弁が出て来ない。まあ、原典はしゃーないのだろうが、現代口語訳にする時には『だっぺ』でないとおかしいのではないのか?
 という、非常に下らん事を思いつく。ちゅうか、当時の茨城の人がどういう言葉を使ってたのか知らんし。当時は『夷』ではなかったのだろうが、それでも『関東』である。平将門が国を作った関東である。まあ、都言葉ではなかった事だけは確かだろう。
 親鸞の高弟には地元の名士が多かったのだろうし、ひょっとするとその人達は都言葉に近いものを親鸞と会話する時には喋っていたのかも知らんが、唯円はどうやら違うみたいだし、やっぱり『だっぺ』か。

 と、まあ、下らん事を考えながら歩く。
 でも、親鸞って、言葉をどうしてたのだろうか?越後でもそうだったのだろうが。
 今でも田舎の年寄りなんぞで『訛り』というか、その土地の言葉で喋る人が多いと思うのだが、昔は尚更である。なんせテレビがない時代なんだから。ラジオもない。だから、お国言葉バリバリだったと思うのだが。
 親鸞は都に居たから、都言葉か。越後でもエリートは都言葉を理解出来ても、庶民はどうだったのだろうか?
 関東でも。「『だっぺ』って、何の意味でおじゃるか?」とかと聞いて居たのだろうか?

 言葉って、凄く大事だと思う。
 例えば大阪人の私は東京弁のイントネーションで喋られるとそれだけでムカつく。これは決して私だけではなく、結構多くの大阪人が感じる事だと思う。多分、東京から引っ越して来た学生は『東京弁を使っている』というだけの理由で充分イジメの対象になると思うし。
 ましてや、鎌倉時代である。親鸞の言葉に抵抗を感じる人は多く居たと思う。その人達の中に親鸞はどうやって溶け込んで行ったのだろうか?
 やはり、自分の言葉を大切にしたのだろうか?それとも積極的に関東の言葉を吸収し、使いこなそうとしたのだろうか?なんとなく、後者である気がするのだが。

 後に、『小島の草庵跡』に御参り。ついでに親鸞ゆかりの寺である『光明寺』にも御参り。
 で、またまた電車に乗って横曽根門徒の『報恩寺』へ。疲れたので発泡酒注入。
 
 関東親鸞ツアーの〆は石岡にある『親鸞聖人お経塚』へ。
 ここは、今井雅晴『茨城と親鸞』によると、親鸞が何かの祈願の為に『阿弥陀経』『観無量寿経』『無量寿経』の全文字26600字余りを小石に一文字ずつ書いて埋めたという伝承が残って居る所である。鹿島神宮の方が有名で、時間があればそっちに行きたかったのだが、時間の都合で石岡の方に。
 夜もとっぷり暮れて、腹も減ったので駅前にある食堂でモツ煮込み&ビール。写真で美味そうだったのでラーメンも食べる。ラーメンが駅前の食堂のわりにはかなり美味かった。特にスープは絶品やったな。
 
 電車に乗って東京へ。翌日の事を考えると東京泊まりが便利だし、せっかく関東方面に来たのだから引っ越しリニューアルの中野坊主バーへ。
 のち、カプセルホテルで寝る前に、狙ってた『日高屋のタンメン』が閉店時間の都合で食べれなかったので、関西にもある『リンガーハット』っちゅう長崎チャンポンのチェーン店で、東京限定らしい『東京チャンポン』を食べる。ああ、どこで飲んでても〆にも麺類を食べたがる私やのぉ。。。

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