坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

♪ぐるぐる、ぐるぐる、どっかーん

2010年07月11日 | 坊主の家計簿
 元所属寺の『仏青みたいなもん』に行く。
 子育ての先輩に怒られる。
 いや、

 ♪ぐるぐる、ぐるぐる、どっかーん

 ですやん。あれが出来ない。「42にもなったエエ中年がなんで『♪ぐるぐる、ぐるぐる、どっかーん』をやらんとアカンねん」という気分なんだが、1つ年上で、1つ年上の子どもを持つ、つまり『子どもが出来た時はタメ年』の先輩から、「そら『♪ぐるぐる、ぐるぐる、どっかーん』を一緒にやらんとアカンで」と怒られる。
 う~ん。。。

 しかしながらよく考えてみると、現実としてはあり得ない話なんだが、20代前半で子どもが産まれていたとしても

 ♪ぐるぐる、ぐるぐる、どっかーん

 は出来なかったであろう。
 「なんで、パンクスが『♪ぐるぐる、ぐるぐる、どっかーん』なんて子ども騙しの事をせなアカンねん」と。っちゅうか、子ども番組を見ながら「この、子ども騙しが」と言ったらママから「何をいうてるねん。この子は子どもや」と。
 そうか。。。子どもには「議員定数削減は危ないでっせ」っちゅう報道特集よりも、っちゅうか、結局『♪ぐるぐる、ぐるぐる、どっかーん』を見てもうたからちゃんと見れなかったが、まあ、報道特集よりも『♪ぐるぐる、ぐるぐる、どっかーん』の方が大切なんだろう。そして、私が子どもと一緒に生きる以上、私は報道特集ではなく『♪ぐるぐる、ぐるぐる、どっかーん』を見なければならないのであろう。。。

 う~ん。。。難しく、面白い。。。

 しゃて、元所属寺の『仏青みたいなもん』は「最近の私」という事で話す会である。要するに「マスター、ちょっと聞いてえや」の会である。なので、今回の私の発表(?)は『♪ぐるぐる、ぐるぐる、どっかーん』である。
 
 いや~。。。やっちまいました。人生、初体験。初の『財布を取られる』っちゅう体験。
 なんだが、原因は

 1 私が酔っぱらい過ぎ
 2 終電でさっさと帰れ
 3 終電がなくなったらタクシーで帰れ

 なんがだ、『♪ぐるぐる、ぐるぐる、どっかーん』状態になってしまって、道で寝てしまったからである。数年間はそんな事はなかったのだが、最近、結構道で寝てしまう事が多々あって、んが、道で爆睡してしまう事はなかったのだが、今回は結構(4時間以上)寝てしまって、で、起きたら財布が無くなってた。。。ああ、これは30代前半以来振りである。まあ、あの時は財布ではなく、鞄を取られたのだが。。。ちなみに被害金額は今回

 1 現金5000円以内(覚えているわけがない)
 2 ヤマダ電気のポイントカード(5000円ぐらい)

 である。カードは保険が利くらしく、なにやら1万5千円使われていたらしいのだがクリアー。
 でも、合計2万5千円なんだが、コンビニでカードで買い物したら、思いっきり映像残っとるぞ。リスクの高いしのぎやのぉ。。。

 まあ、これで今月の小遣いが「く、くるしい。。。」なんだが、まあ、生きとるし。

 んが、これは他の事で頭が結構一杯いっぱいだから、まあ、たいして落ち込む事も出来ないのであって、落ち込む気分的余裕があれば、「ああ、俺はなんてダメ人間なんだ。。。」なんぞと落ち込めたりもするのだろうが、まあ「なんとかなる」っちゅう範囲であって、っちゅうか、人生究極に腹をくくれば「なんとかなる」なんだろうが、今回はそんな大した事ではなく「パパの小遣いが。。。」っちゅう程度であったからなんだが、やはりそれ以上に「他の事で頭パンパンでおますわ」である。

 しゃて、選挙である。今日、移動中のカーラジオでハイヒール・モモコが語っていた事なんだが、「サッカーの日本代表選手の名前は覚えたけど、今回の選挙の人の名前は覚えられへんかった」と。
 確かにそうである。私もモモコ程忙しくはなかったであろうが、結構バタバタしていたので、比例代表の名前に「駒野」と書いてしまうそうである。決して「本田」でも「遠藤」でもなく「駒野」という辺りが個人的関心で誇りたい部分ではあるのだが、ん?まあ、正直「誰が出るねん」であったりもする。幸い、昔関係あった人が出たりするし、「まあ、あの人に入れといたろ」みたいな気分もあり、選挙区では特に支持政党はないのだが、「支持政党がないからこの政党に入れとこ」っちゅう政党の候補者に投票しようかと考えている。
 ちなみに、弱小政党であって、「まあ、当選はしないであろう」という候補者であっても、それは誰しもが「当選しないであろう」という幻想に縛られている事も問題であるような気がしたりする。よって、やはり投票したい人に、もしくは「まあ、こいつでもエエか」という候補者に投票せんとアカンと思う。別に馬券買ってるわけやないねんし。

 さて、最近注目のドラマ、この夏(?)からの注目ドラマは崖っぷちのエリーである。西原理恵子原作である。「最下位には最下位 の戦い方があるじゃ!」である。見ていない人は絶対に見た方がエエ。特に貧乏人とか、路上生活者に対して無条件に哀れみを覚えてしまう人は絶対に見た方がエエ。
 アウトローを含めたアウトサイダーに対して無条件に哀れみを覚えてしまう人は絶対に見た方がエエ。
 人生は

 ♪ぐるぐる、ぐるぐる、どっかーん

 やぞ。

 崖っぷちのエリーの初回では主人公が5万円欲しさにタバスコ6本入りのトマトジュースをジョッキで飲むシーンがあった。美しいシーンである。生きんとアカンのや。

 プライドでメシが食えるわけもない。
 テメーのプライドでは、娘と一緒に生活出来ん。

 選挙は馬券を買うのではない。当たり馬券を欲しさに当選の倍率が高い候補者に投票するものではない。ならば、最初から勝ち負けが決まったものである。大政党が圧倒的に優位な選挙戦の中で、投票者がそんな事に便乗しなければならない筋合いは一切ない。

 勝ち馬に乗る。
 負ける事を恐れる。
 プライドが高い。

 カイコの中のマユ人間。

 

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