坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

伝統仏教教団の僧侶はUDONを観ろ

2006年09月01日 | 坊主の家計簿
 9月1日

 先に8月〆

 一般会計        151458円
 奨学金返済        10000円
 医療保険          4740円
 ネット代          5279円
 アマゾン本         2643円
 家賃           32430円
 電気代           4093円
 水道代(2ヶ月分)     6716円
 ガス代           2873円
 国民健康保険       25000円
 
 合計          245232円
 で、まとめ払いの国民年金13580円を仮にプラスするとしたら
             258812円
 う~ん。。。交通違反の反則金とか、タクシー代とか、夏休みの旅行とか、研修会とか、他、かなり好き勝手に生活したのでしゃーないか。。。
 また、こつこつ貯金しよ。

 で、9月1日

 食類   納豆3×2       156円
      発泡酒         175円
      リンゴジュース     105円
      カットフルーツ     118円

 合計              554円

 いや、散髪に行きたかったのだが。。。少し早いのだが、どうせ彼岸法要直前に行かなあかんことを考えるとやな、今日ぐらいに行っといた方がよかったのだが。。。まあ、明日にしよう。
 と、いう事で、今日も寝てました。いや、涼しいのだ。クーラーなんてなくてもエエ感じなのでグッスリ寝れて、寝れてやな。。。練習せえ!っちゅうねん。。。

 自民党の安倍がテレビに出てた。まあ、次の自民党総裁最有力候補らしい。別に自民党支持者でないので余り興味はない。んが、次の選挙までは間違いなく『自民党総裁=総理大臣』なので、また、次の選挙で民主党が勝たないと『政府自民党』と云う状態は続くのだろうし。まあ、安倍の方が民主党は戦いやすいのかな?
 民主党は『年金7万円保障』だ。「生活保護との区別は?」等と云われているが生活保護が今のままの状態で続くとも思えない。そんな金があるとも思えない。いや、振り出したらあるんだろうが、なんせ『自民党次期総裁候補最有力』が安倍だ。軍事費、米軍に対する金をケチれる状態ではないと感じる。なんせ『安倍』なんだし。
 これが谷垣なら話は別だ。谷垣は結構冷静なのでキライではない。安倍は「経済が回復すれば」などと云ってたが、国民の数が減って来て年寄りが増えて行く。つまり『収入が減るのだが、金がかかる事が多い』と云うのが未来像なのではないのか?だったら今のうちにさっさと借金を返すだんどりをつけてやな、消費税アップするならさっさと『福祉目的』という大義をつけてアップすればいいわけだし、甘い夢を観て、いや、「観ささせて」借金バッカリ増えて行ってもしゃーないで。
 当然『消費税をアップします』ならその政党は負けたりするのだろうが、負けてもエエからやっとかなあかん事もあるやろ。借金まみれになって、どうせ困るのは貧乏人やねんし。
 『これから良くなって行く』ではなく、『これからますます酷くなって行く』という価値判断に立たんとあかんやろ。甘い夢ばっかり観ててもしゃーないで。まあ、当然『甘い夢』なので人気があるのは解るが。

 で、やな。なんでこんな借金まみれの国やのに、皇居はあんなにデカイねん。『潰せ』とはよう云わん。んが、例えば国の機関、要するに皇居の周りにある国会議事堂や、各省庁なんぞはさっさと皇居内に引っ越せ。で、空いた土地を売れ。首相官邸も、国会議員の宿舎も、各省庁の寮も皇居内に引っ越せ。で、今公園に成ってる部分は売り払え。都心の一等地やねんし、ゴールデンウィークに東京に行って来た時に『都心最後のでかい土地』やったかな?赤坂TBS前の数千億円すると云われてる土地を見て来たが、あれよりも遥かにデカイやろ。10兆円ぐらいにはならんか?甘いか?
 まあ、天皇さんも多少は手狭になるが、それでも京都御苑内の昔天皇が住んでた部分なんぞよりも遥かにデカイやろ。

 最近若いホームレスを良く見る。『若い』とは『私より若い』と云う意味である。まあ、姿見たら解る。でっかい鞄を持って、で、暗い顔をしている。決して旅行者ではない。あきらかに大阪に仕事を求めてやってきた感じ。それも『でっかい希望』ではない。『大阪に来たら仕事があるかも。。。』みたいな感じだ。
 『どこが景気ええねん』なんだが、まあ、ある所や、あるいは能力のある人には景気がエエのかも知らん。

 さきに『また、こつこつ貯金しよ。』と書いたが、理由は老後の心配、っちゅうやつだ。まあ、将来の心配でんな。
 「きさまは仏教徒であり、僧侶であるのに老後の心配なんてしとるのか!!!」
 当たり前だ。老後、将来の心配を他人事にして「私は仏教徒(あるいは僧侶)ですから将来の心配なんてありません」なら、さっさと他の人達も仏教徒(僧侶)にして将来の心配を無くしてやればエエだけの話じゃないか。自分と同じ信仰を持つ事によって将来の心配(苦)が無くなるのであれば、そうしてやれば(抜苦)してやればエエだけじゃないか。『行き倒れてイイ覚悟』というのがあるのなら、さっさとそれを提供してやればイイだけじゃないか。
 「自分が得た最大の感動を他人に伝えたい」、と云うのなら解るが、自分が得た最大の感動でなく、老後や、将来の心配をしている人達に援助する『だけ』というのが解らない。まあ、それが『仏教徒(僧侶)』なんだろう。お偉い人達ですから。

 という事で、私は老後や将来が心配である。浪費癖をなんとかする為にこうやって家計簿をつけたり、実はもうひとつ『府民共済』という医療保険に入ろうかと思って居るくらいだ。
 んが、やっぱり最後の頼りは年金になる。あるいは生活保護。生活保護も甘い事はいわん。生かせてくれたらエエのだ。例えば民主党の年金7万だが、あれと生活保護を一緒にしてもイイ。ただし『国民皆』である。例外は作らない。7万ならキツいがなんとかなる。うちなら家賃が3万2千だが、税金系(保険等)を除けばなんとかなる。とりあえずメシは喰える。電気ガス水道もなんとかなる。なんとかなればそれでイイ。但し『例外』は作るな。『国民皆』である。
 あるいは、公共事業をもっと作れ。『生活保護』として給付するのでなく、最低賃金でも構わないから仕事を作れ。で、民間にそれを依託するな。山に捨てられてるゴミ掃除や、ガキの送り迎えでもなんでもエエから仕事。
 まあ、「能力のある人は民間で働いて下さい」で、「民間から落ちこぼれた人は国(行政)で働いて下さい」やな。当然、今行政がやってる仕事はそのまま『民間並みの給料』でもええやんけ。最低賃金でなくても。

 都市部が無理なら『うどん一杯100円』で売れるような、つまり土地の安い、食料の安い所で、農地が余ってるのなら農業やってもエエやんけ。死ぬまでの面倒が見れる国家造り。
 甘い夢などいらん。ただ、『民間』から落ちこぼれた時の保障があれば、もっと金使ったるのに。
 贅沢はしたい。だから金儲けする人間は無くならない。要するに『民間活力』なんぞ無くならない。無くなるわけがない。ただ、そういう競争社会に破れたら国家が面倒を見るべきだ。当然働ける間は働いてやな。

 
 今朝、準備してたら知事が終わった田中康夫がおかしな事を云ってた。まあ、「次の選挙に出ますか?」みたいな質問だったと思うのだが、それに対して田中康夫は「社会に奉仕する役目を私は与えられているのだと思います」みたいな事を云ってた。かなりあやふやな記憶ではあるが(なんせ朝の準備しながらなので)。
 では、『社会に奉仕してない仕事』とはなんじゃ?一体どんな仕事が『社会に奉仕してない仕事』なのだ?ビルゲイツか?あいつだって、私はMacユーザーだが、ウインを使ってた時にはお世話になったぜ。また、この家計簿を読んで呉れている人達の多くはウインユーザーのはずだし。
 で、まあ、たまたま田中康夫で書いたのだが、なんせあやふやな記憶なので田中康夫が実際に云ってないかもしれない。んが、こういう事を云う人が多く居る事も知ってる。

 UDONの映画の中で真奈美タンと一緒の主演らしいユースケが役の中で「ここには夢がない。あるのはうどんだけだ」とか云ってた。ユースケはもう一度夢を追いかけてニューヨークに行く。でも、ユースケ達が復活させたユースケの親父のうどんを守って行こうとした人達(姉夫婦)が「ここにはうどんがあるから」と云ってた。
 一玉65円。店で食べても100円から150円だろう。映画の設定なら『100円の奇跡』とかだったから100円なんだろう。そうやって、地味に、地味に、『讃岐うどんブーム』の前から、当然『UDON』の前から、スポットライトも当らずに地味に、地味に社会奉仕している人達ばかりではないのか?

 僧侶の仕事はおもしろい。まあ、いわゆる托鉢ではないが、一件一件家に上がり込む。で、読経して、世間話しや、先日なんぞNTTからKDDIに乗り換えたお婆ちゃんから、「営業に来たから契約してもうてんけど、これって大丈夫なん?誰も相談出来る人おれへんから、兄ちゃんが来てくれるの待っててん」とかやな、仏教の話も出来たらするし。
 一件一件、一軒一軒、ひとつの家ごとの仕事があり、生活がある。それに私は支えられて生活してる。

 托鉢、乞食生活がカッコ良いのなら月参りはもっとカッコ良い。ただ、一杯100円で売ってたうどん屋と同じくスポットライトが当らなかっただけだ。
 で、「ここには夢がない。あるのはうどんだけだ」と、魅力を感じなかっただけだろう。魅力を感じなかった人達は、その仕事に自信と誇りとプライドを持てなかっただけではないのか?

最新の画像もっと見る

コメントを投稿