坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

一文不知

2008年06月18日 | 坊主の家計簿
 6月18日

 雑費  グリーンティー      320円
     居酒屋         4800円

 合計              5120円
 6月累計           60636円

 所用で外出。

 電車での行き帰りに本を読む。ちなみに今読んでいるのは、保坂俊司『戒名と日本人』。著者がやたらと五来重という人を褒めちぎる。かなり素晴らしい研究をなさった方らしい。
 気になるので帰宅して検索する。
 法蔵館から『五来重著作集』というのが刊行中らしい。。。全12巻と別巻1。合計13巻。多分、全部で12万ぐらいか。
 欲しい。。。目録を読んでいると無茶苦茶欲しい。。。過去に金が無くて買えなかった訓覇信雄論集や、和田稠先生の選集(?)の怨みもある。しかも仏教関係の本はすぐに売り切れたりする。版権ごと大谷派が買い取って、オンデマンド出版でもしてくれりゃエエのだが、まあ、課題やな。
 っちゅう事で、『五来重著作集』。悩む。。。
 っちゅうか、気になるやつだけ買えばエエのか。
 第一巻『日本仏教民俗学の構築』
 第三巻『日本人の死生観と葬墓史』
 第八巻『宗教歳事史』
 第十一巻『葬と供養(上)』
 第十二巻『葬と供養(下)』
 だけに絞り込むと5冊か。
 図書館とか、人から借りると汚したらアカンから面倒なのだ。

 っちゅうか、その前に、『日本の古本屋』とかで安く売ってる古本を買うか。

 っちゅうか、その前に「仏教学、真宗学をちゃんと勉強せえ」というのもあるのだが。。。

 最近、「疲れた。。。」が口癖というか、なんというか、40にして体調がどう変わったのか知らんが、とにかく『お疲れモード』が多い。よって、出不精であって、学習会とか行きたい講座とかでも「面倒」というのが先に立つ。
 
 そういう状態なので、法然上人の一枚起請文(http://www.zenshoji.or.jp/fuku/ichimai.htm)の中の

【念仏を信ぜん人は、たとひ一代の法をよくよく学すとも、一文不知の愚鈍の身になして、尼入道の無智のともがらにおなじくして、智者のふるまひをせずして、ただ一向に念仏すべし。】

 と云う言葉が、念仏の教えを聞き続けるが故に『一文不知の愚鈍の身』に成れる事が出来るのではないか、と云う風に聞こえて来る。
 
 程の差はあれ、例えばこのブログを『読める』、『文字が読める』人は、みんなインテリでんがな。知識人でっせ。

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