坊主の家計簿

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井波別院

2013年08月21日 | 坊主の家計簿



城端別院には三回目の参拝だったが、井波別院は初めて。
で、デカイ…。東西本願寺以外の本山クラスにデカイ…。

井波別院というと、あれは何年前だったっけ?揉めてたの。そんな事も気になりながらの、参拝。今の井波別院での大谷暢道氏の扱いというか、評価はどんなもんなんだろうか?と、ふと、気になる。いや、宝物殿にあった『瑞泉寺歴代住職』に暢道氏の名前があり、え~と、それが二つか三つあって、その内のひとつは何年か忘れたけど、暢道氏の住職就職から「ー」と、今も継続しているみたいなのもあったので。

別に文句を言っているわけではない。ただ、現場は複雑なんだろうなぁ…、と。

井波別院をグルっと回って写真撮影。小路を挟んだ隣に大谷派の寺があった。その隣には東本願寺派の寺もあった。
調べてないけど、井波別院周辺には大谷派から出た寺が他にもあるかも知れない。けど、いわゆる『教団問題』って、それこそ『隣近所の問題』なんだと痛感した。隣でっせ、隣。軒しか隔てない隣との間で教団問題。

私は寺の生まれではないので全く知らないけど、ひょっとして、親兄弟・親戚との間でも、それこそ色々と複雑に絡み合ったトラブルがあったかも知れない。

井波別院での問題をググると親鸞会のページが出て来るが、単なる財産の問題だとは全く思えない。
井波別院には瑞泉寺としての歴代と伝統があり、そこに法義相続があった。確かに「今」の流れからいうと問題があるのかも知れないけど、故に様々な批判があったり、大問題になったりしたのだろうけど、その、『問題』になった、という事が非常に大谷派らしくて、好ましい。

早朝だった事もあって、参詣は私ひとり。受付のオバちゃんも、掃除をしているオバちゃんたちの感じが凄く良くて、私が過激に「そこで生きて居られる人」を無視して突っ走りそうになった時には、井波別院瑞泉寺を思い出したり、車を飛ばして行こ。

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