坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

一票は銃弾である。

2007年04月22日 | 坊主の家計簿
 4月22日
 
 外食  かき揚げ蕎麦        326円
 食類  赤いきつね          79円
     緑のたぬき          79円
     カニかま           88円
     麺づくり2         158円
     山芋オクラサラダ       89円
     炭火焼鶏          298円
 雑費  たばこ10        3000円

 合計               4117円
 4月累計            59559円

 あんまり行かない方のスーパーをウロウロしつつ店内物色してたら「おお、これわ!」っちゅう事で、炭火焼鶏パックを発見。スーパーのポップで御丁重に「『そのまんま』食べられます」と書いてあったし、宮崎の塩を使用しているみたいなんだが、宮崎の地鶏かどうかは書いてなかったので知らん。味もまだ喰ってないから知らん。今度早い時間から飲み出す時にアテで食べてみよ。

 っちゅう事で選挙である。
 
 思うのだが、『若さを売り物にする』っちゅうのは何なんだろうか?他に訴えかけるものがないのか?と思ってしまう。
 『女性ならではの感性』っちゅうのもヤダ。そんなもんは幻想だ。『子どもを産む性であるから平和的』であるともいえるが、『自分の子どもだけを大事にするが故に排他的愛国者』っちゅう事もある。
 ベテランの経験っちゅうのもヤダ。『経験』だけなら今日逮捕された生駒市議長だってある。
 どういう政策を持ち、その為の実行力であり、現職なら日頃の活動だろう。綺麗事だけなら誰でもいえる。議員という仕事に対する行動力がなければ投票は出来ん。
 年齢も男女も関係ない、はずなのだが。。。

 この国は合法的に革命が出来る。選挙という合法的な方法で革命が出来る。
 『自衛隊』を『軍』にするなんぞ革命だろう。軍にして『国際貢献』『世界平和』の名の下に戦争に出掛ける事が出来るようにする事なんぞ『革命』と呼ばずしてなんという。
 同時に天皇制の廃止だって出来る。天皇制廃止論者が国会議員の三分の二以上居て、後の国民投票で有効得票の過半数を取れば『天皇制廃止』という革命だって合法的に出来るのだ。
 一票は銃弾である。
 
 で、その一票の権利を破棄する人も居る。まあ、個人の好き勝手だな。
 ただ、国民投票法案が『有効得票数の過半数』に決まった事に異論を持つ人が解らない。
 もし仮にこの国の選挙管理委員会が不正バリバリでもって『有効得票』を信じられない、というのなら別だ。
 また、山道を200キロ歩いて行かないと投票所がない、とかいうのなら話は別だ。過疎地の投票所の状況がどんな状況かは知らないが、離島でも、山間僻地でも投票の手段はそれほど難しくないと思うのだが。。。
 まあ、この国に住む人達の中である一定の年齢に達した『日本国籍を持つ人』との条件はあるにしろ、投票は出来るように基本的にはなっていると思う。

 選挙、国民投票に行く、行かないはそれぞれの自由だ。投票に対する罰則に私は反対である。それは政治の仕事ではない。そこまでやってしまうと国権乱用だろう。そんな国には住みたくなんぞない。投票する、しないも個人の自由だ。

 その上での『有効得票数』である。
 例えば、結構多くの『声』として、「有効得票数の過半数で国民の声が反映されたとはいえない。例えば投票率が40%なら有権者の20%で決定されてしまう。投票率が20%なら有権者の10%で決定されてしまう」、等というが、それが『主権在民』ではないのか。
 『最低得票率』の議論もあるが、例えば最低得票率を50%に決めたとして、その50%に届かなくて『やり直し』なんぞ真っ平御免だな。最低得票率に届かない事によっての廃案なんぞ『国民の代表』としての議員に失礼だな。
 「政府はもっと投票率を上げる為の努力をするべきだ」という議論もあるが、『投票しやすいような環境作り』は当然だが、ちょっとその声は甘い。『御上意識』の現われだろう。
 この国の『御上』は世襲ではなく、身分制でもない。日本国籍を有するある一定の年齢に達すれば誰だってなれる。成ろうとして努力すれば成れる権利もあるわけだし、それを選ぶ権利もある。
 その『権利』を勝ち取る為にどれだけの『民』の苦悩があったか?っちゅう話やな。

 憲法9条の改正は別に自衛隊がクーデターを起こすわけではない。
 国会議員と、最終的には『国民投票』で決定する。
 『最低得票率』の設定は、んなもん、何度かの国民投票で最低得票率に達しなかったら『国民投票じたいを廃止すべきだ』という議論にしか結びつかない。

 何かの機関誌で「戦後民主主義のいい所は、いざ戦争になったら『逃げる』『敵に投降する』等いう人達を育てた事だ」とか書いてあったが、それは同時に『選挙に行かない人達を育てた』事でもないのか?政治に対する関心がない。国家に対する関心がない。そういう人達を育てた事でもあるのではないのか?
 だが、そういう人達でも戦争状態になれば、ようするに日本が『日米安保』&『国連』の旗印のもとに戦争に出兵したのなら、テロの対象にはなるわな。今でもなっているらしいが、もっとなるわな。
 テロから逃げる方法があるのなら、それは『投票』と云う事しかない。他国の兵士が攻め込んでくる戦争なんぞ、滅多にこの国ではないだろう。あるのならテロだ。そのテロはどこでいつ起るか解らないが故に『テロ』なのであって、そこから逃げ出せるわけがない。あり得るのは、そういう『テロの対象にならない国造り』であり、その為の投票だ。

 『有効得票の過半数』に対して怒っている人達の基本は結局は『愚民政治』なのではないのか?
 国民投票法案、実質には憲法9条の改正に対して反対の方針として『有効得票の過半数』を持ち出すのは良くない。それは意味がない。全く意味がない。
 それどころか『一票』をバカにしている議論にしか聞こえない。

 当然、私は憲法9条改正には反対であり、国民投票では『NO』である。また、決定されたといえども反対である。現在天皇制に対する反対と同じく反対である。「国民投票で決まったから従いましょう」とは、『従わざるえない』状況下に追い込まれるかもしれないが、反対は反対である。
 だが、仮に、9条が改正され、戦争に行くようになり、日本が今以上のテロの対象になり、同時に『テロに対する予防』としてのネット規制、監視国家、等という痛い目にあう事で『一票』の重さを体感出来るのなら仕方がないとも思ってもいる。

 自分が投じる一票からしかこの国の政治は変わらない。それが主権在民であり、例えばこの国の有権者の中で3票しか有効得票がなかった結果、2票で憲法9条が改正されたといえども、その票は尊重されるべきである。
 票を投じなかった人は革命戦線に参加しなかっただけの話である。まあ、結局は巻き込まれるのだろうが。結果『票』の重さを思い知ればイイだけの話だ。個人に目覚めればイイだけの話だ。

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2 コメント

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Unknown (Hideイタリアーノ)
2007-04-23 13:31:37
宮崎の塩ですか?
鳥に対するコメントがなく??

宮崎というと

"宮崎地鶏"のいいイメージ"
"鳥インフルエンザの悪いイメージ"

の両方があるから微妙なんですが、きっとスーパーとしては、いいイメージのほうが喚起されると思ったので記載したのでしょうねぇ。
 でも、鳥を褒めるのではなく、塩をほめる焼き鳥ってどうよ。っていうのが正直な気持ちです。

人が買った焼き鳥のことで散々語らせていただきました。
味についてのレポートお待ちしております!
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Unknown (エロ坊主)
2007-04-24 01:01:09
 う~ん。。。多分、普通の焼き鳥でも『宮崎産天然塩使用』と云う事で付加価値をつけて売りさばこうとしていたのかな。。。よく解らん。

 まだ食べてないのですが、見た目だけは美味そうです。
 私が買ったのはイズミヤですが、イオン系列でも売ってるみたいです。
 
 40前の独身男性の晩酌には絶好のアテかも解りませんし、結構お勧めかもしれまへん。
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