友がみな我よりえらく見える日は

　うぅぅぅぅ。。。朝から右耳不能。外耳炎から中耳炎へ。「よっしゃ、連休が終わったら病院に行こ」と決めたのはエエねんけど、連休って来週だったのね。ボケとるのぉ～。今日行ってくりゃ良かった。聴こえないだけでなく、微妙に辛いし、腫れも全然引かんし。ついでに食欲もなくなって来たし、まあ、これは「ついでにダイエットしよ」っちゅう事で別にエエのだが、明日は病院やな。。。

　っちゅう事で、体調に比例して気分まで落ち込みやがる。攻撃能力が全く落ちて居ないのが困ったものなんだが。
　いや、昨日、ネット定期巡回のついでに先日初めて会った本願寺派の住職さんの事が気になって、ちょいネットで調べる。結構、色々な事をされておられるらしく、「歌って踊れる坊主」やったかな？そんなのを目指しているらしい。っちゅうか、喋り口調が日常会話、っちゅうか、結構真面目な会合だったのだが、「お前は落語家か！」っちゅう喋り口調だったし、気になってたのだ。年齢も似た様なもんやし。
　で、彼の事を諸々調べてたら「お！お前、何しとるねん」っちゅう旧友を発見。何やら『歌って踊れる坊主』と一緒に法話なんぞをしているらしい。ついでに本願寺派の布教を研究する所にも居たらしいし、緩和ケア専門クリニックの常勤僧侶になったらしい。おお。。。俺はお前の悪さもエエ所も知っとるが、立派になったのぉ。。。

　っちゅう事で、『友がみな我よりえらく見える日』である。なんか昔に読んだ『友がみな我よりえらく見える日は』っちゅう、タイトルしか憶えていない本のタイトルを思い出す。

　『友がみな我よりえらく見える日は』は、中耳炎である。風邪とか二日酔いとか、選挙に落選したとか、自分のせいで所属政党がボロ負けしたとかの可能性もあるが、まあ、中耳炎である。あ、中川元大臣、お疲れ様でした。他の多くの人たちと同じく、多くの苦悩ある生涯を生き切られた事は、本当にご苦労様でした。いや～、やっぱし、『友がみな我よりえらく見える日』もあれば、『友がみな我よりバカに見える日』もあるわけであって、そういう気分に支配されて生きとるねんやろうなぁ～、なんぞと中耳炎状態の私は思ったりする。
　他人は指摘してくれる。「お前、そんな生活してたら腐って死んでしまうぞ」なんぞと。しかしながら、ダメだダメだなんぞと思っても、これがナカナカ辞めやれないわけであってやなぁ。。。
　「酒と薬を一緒に飲んじゃダメ！」と医者に云われて辞められる人は立派だと思う。「健康の為に週に２日は酒を飲まないようにしよう」とか、「選挙期間中は断酒しよう」とかを守れる人は立派だと思う。あ、中川元大臣は選挙期間中は断酒してたのかな？一応、『表向き』は断酒してたんだろうが、まあ、多分、飲んでたと思うが。
　
　『無有代者』っちゅう言葉がお経にある。まあ、「誰も変わって呉れまへん」っちゅう意味である。
　中川元大臣は、中川昭一っちゅう俗名の生涯を生ききり、法名があるのかないのか知らんが、結局、どんな生涯であっても「たった一度の尊い生涯であった」と思おうとするかどうかだと思ったりする。
　まあ、だから、別に国会議員でなくても、総理になれなくても構わんのだろうが、悲しいかな娑婆世間のしがらみでアップアップしてるのは、まあ、誰だって変わらんやろうし。