坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

Closing Time

2007年05月09日 | 坊主の家計簿
 5月9日

 雑費  缶コーヒー          120円
     レンタサイクル        100円
     宿代            5130円
     バス往復          6000円
 食類  マクド2           200円
     SOY JOY2         176円
     発泡酒            211円
 うどん ひやひや           180円
     ちくわ天            80円
     カレーうどん         650円
 飲み代 餃子ビール         1600円
     CAN CUN         2500円ぐらい
     Echo            2000円
     怪しい店          3000円ぐらい

 合計               21947円
 5月累計             35789円

 朝、竹中先生の夢を観る。教室の中で竹中先生は順番で個別に生徒と相談をしていた。私は教室の外で待っていた。数日前の夢なので記憶があやふやだが、私の前の生徒の時に竹中先生が倒れられた。その生徒は教室から出て行った。私は心臓マッサージをしていた。隣に名前が解らないのだが、心停止した時に使う電圧で「バン!」とやる機械があった。その機械を意識しながら使い方の解らない、使う事が怖かった私は心臓マッサージをしていた。
 無理だった。助けられなかった。私は竹中先生の手を握ろうとした。すると竹中先生は私が握ろうとした手をスッとかわした。
 多くの生徒が入って来て機械を使って竹中先生は生き返られた。私は教室を出て、表に居ているこれから専修学院に奨学金を使って入ろうとしている生徒に私が奨学金カンパをしている事を自慢していた。

 夢から醒めてからずっと『夢』だったとはいえ竹中先生が手をスッとかわした事を考えて居る。
 助けようとして助ける事が出来なかったから私は手を握ろうとした。「先生、ごめんなさい」と。だが、先生は私の手を拒否した。
 「あなたは傲慢な人ですね」
 そんな言葉を思い出す。

 
 仕事が終わって旅行。昼飯喰わずに仕事をしてたのでマクドでチーズバーガーとマックチキンと発泡酒を買い込みバスへ。メシ喰って、発泡酒も飲んで仮眠。
 バスは予定よりも早く高松に到着。まだ腹が減って居たので(すんません。。。朝飯も食ってなかったので)開いてるうどん屋を『さぬきうどん全店制覇攻略本』から選ぶ。結局、前回も行った『こんぴらや 兵庫店』というアーケードの中にある店にする。宿までの途中だし。レンタサイクルをチャリチャリこいで軽くうどんを喰って宿へ。今回は『四国高松温泉』っちゅう所。露天風呂はなかったけど、結構エエお湯だった。
 温泉にゆっくり浸かったし、イザ夜の街へ。一応、目星を付けて居た店があったのでそっち方面を目指して歩きつつ、飲屋街をウロウロ散策。結構エエ感じの店があったので後で行こうとチェック、チェック。
 目標の店はなかった。っちゅうか、5年程前に移転したらしいのだが、なんせ『るるぶ香川』の2000年バージョンだったので知らんわ、んな事。電話しても不通だったので退散。
 ウロウロしてたら小腹が空いたので『阪神対巨人戦中継中』という看板にひかれて餃子屋へ。藤川のボケ。

 っちゅう事で、さっきみつけたCAN CUNというバーへ。入り口辺りの感じからレゲエ系の店かな?と思たら違うかった。ロックが流れる店やけど、大阪のように『缶ビール以外は飲んだら危険』とかいう某店みたいな感じでもなく、すました感じの元学生運動バリバリのオッさんがやってる店でもなく、『焼そば250円』で売ってる店でもなく、結構本格的なバー。マスターもタバコを吸うらしいのだが、1時間半ぐらい居たと思うのだが、その間一切タバコは吸わなかった。「おお!バーテンダーや!」っちゅう感じの店。少年ナイフとルーリードのチラシがあったので『少年ナイフとルーリードの店』と覚えとこ。
 
 高松ロック系店情報を聞いてて「色々ありますよ」との事なので一軒紹介してもらった。「ごめんね、失礼で」なんだが、『観光客』という事に甘えて紹介してもらった。
 宿屋で貰った繁華街の地図に書き込んで貰ったのだが、もはやこの段階で生中2、ビール1、ビフィータ(ジン)2~3杯飲んでた観光客には解りづらく、しかもさっきウロウロしてない辺りだったし、ネオン街から少しだけ離れた所だったので若干迷う。とりあえず、道を歩いている人を捕まえては道を聞いてなんとか到着。
 Echoという店。ヘンプうどんがあるような店(笑)
 タイコをポコポコ叩いて遊んで居る人がいたり、らくちん。ギターの上手な人(モリシタヨシオとかいうらしい)が居て、タイコとギターでエエ感じ。ギターは「子どもの頃から真面目に習いました」みたいなしっかりした技術があって安心してギターだけで聴ける。飲み屋で下手な音楽を聴かされる程、あるいは上手くてもカスみたいな音楽を聴かされるのは苦痛なんだが、真面目にエエ感じやった。普段は歌も歌っているらしいのだが、その日は体調が悪かったのと、まあ、飲みに来てギター弾いて遊んでいる状態(その割には真剣にやってたけど)なので、マスターが「歌え!」と云っても拒否していたのだが、気がつくと時間は0時を過ぎ、気がつくと私の『39歳』というどうでもエエ年齢の誕生日だったので、その事を告げたら『ひまわり』とかいう曲を歌ってくれた。歌はギターに比べると負けるが「僕が好きなヒマワリの花を植えてくれたのはあのオジさんだ」みたいな感じの優しい曲。結構気に入った。
 エエ感じの店。

 店を出て隣(隣の隣か?)にある怪しい店に行く。外見からして怪しい。怪しさがプンプン匂ってくる。
 Echoではビール1、ラムパイン3だったので、〆にトドメをさすにはピッタリの感じだ。
 入って、座って毎度の「チャージなんぼですか?」と聞いたら「500円」との事。だいたいの酒の値段も説明してもらって安心して飲む。店内は暗い。薄暗いのではなく『暗い』。ので落ち着く。ジンを頼んで飲んでたら新たなお客さん。
 Tom WaitsのClosing Timeが流れ出す。無茶苦茶好きなアルバム。
 Tom Waitsは初期の素直な声の方が好きだ。ガラガラ声で喚くスタイルはTom Waitsに限っては余り好きではない。
 そんな事をマスターに喋ってたらさっき入って来た隣のオッちゃんが嬉しそうだった。何やら、そのオッちゃんが来るとマスターは必ずClosing Timeを流すらしい。っちゅうか、毎回毎回オッちゃんがリクエストするので『お決まり』らしい。
 Closing Timeは素晴らしい。怒りまくってカリカリしてても、このアルバムを聞くと泣けてくる。怒りまくっていれば居る程「何を怒ってるねん。。。」と泣けてくる。自分も含めた色々な人達が抱えている『苦』を優しく包み込んでくれる。
 「みんな大変なんや」
 という、ごく当たり前の事を思い出させてくれる。試しに街中の人ごみで一杯の状況下で聴けばイイ。街の風景が一変する。
 オッちゃんはこのアルバムの事を「クールダウン」と呼んでいた。深夜1時、2時まで他所の店「おら~」と飲んでたりした後でこの店でClosing Timeを聴くらしい。

 ブログのコメント欄の書き込みを見ると『2007-05-10 01:51:29』になっているから、その頃に『五右衛門』というカレーうどんの店に行ったのだろう。うどんがしっかりしていた以外に余り覚えて居ない。宿屋までどうやって帰ったのかも覚えていない。まあ、宿屋は解りやすい場所だったから大丈夫だったか。

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