坊主の家計簿

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 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

映画『靖国』の多分その1

2008年07月09日 | 坊主の家計簿
 7月9日

 食類  タコ飯        200円
     梅干し        600円
 外食  たぬき        280円
 雑費  映画『靖国』    1800円
     本         1050円
     居酒屋       5750円
     阪急         300円

 合計            9980円
 7月累計         35559円

 本は『映画靖国・上映中止をめぐる大議論』(http://xc523.eccart.jp/h575/item_detail/itemId,196/

 と云う事で、映画『靖国』。
 帰りに居酒屋で飲んで来たので酔っぱらってまふ。
 っちゅうか、毎日酒を飲みながら書いているのだが。。。

 感想。
 1 中止騒ぎがなければ、それ程観客が来たかなぁ。。。
 2 やっぱり反日映画である。
 3 単純に面白い。

 とりあえず、なんだ。各地で上映会をしているらしいので、観た方がエエ。当然、『映画』なので主観の塊でしかない。だって編集作業があるのだから。『映したものをそのまま』という事はあり得ない。
 映画には沢山の議論が出てくる。同時に、多くの右派が出てくる。少しであるが左派も出て来る。大谷派からみでいうのなら、恩師の一人も映ってたし、旧知のおっさんも映っている。本願寺派の菅原氏なんぞはバリバリインタビューに答えていた。主要登場人物の3人の中の一人である。
 靖国神社に関しては何度も書いたので、今日は何時もよりも酔っぱらっているし、書かない。あくまでも映画『靖国』の話。
 で、右派が一杯出て来る。当り前だ。8月15日の靖国神社のシーンを映しているのだから。宗教法人靖国神社に対する信仰を持たれている人達が多く出てくる。当然、靖国神社でのアピールが撮影されている。
 ドキュメント映画で『右翼』というのがあるのかどうかは知らないが、日本の右翼をこれだけ撮影した映画としてもかなり貴重。様々なアピールをする。
 
 映画の最後辺りに靖国神社で行われた集会に抗議にやってくる兄ちゃんが撮影されていた。誰かに殴られて口から出血。出血しながらも必死のアピール。
 私が左派なら彼の肩を持つのだろうが、私は左派ではない。単なる観客である。なんか彼のアピールが映画の中では、かなり怖かった。映画の中で同じ怖さをもったアピールは戦争体験した爺ちゃんが「今の日本人は大和魂を忘れて居る」と必死にアピールしているのが匹敵するくらいで、後の、まあ、右翼のアピールは、「ちょっと待て。右翼が『終戦』という言葉を使うな!」と、こっちが怒りたくなるくらいである。まあ、他にも星条旗を持ち、小泉元総理(当時の総理)の参拝について賛成している事をアピールしているアメリカ人に対して「星条旗を降ろせ!」とか排他的になっていた人や、抗議して殴られた兄ちゃんに対して「中国人は出て行け!」やったかな?そんな事を必死に叫んでいた人ぐらいのもんである。違う相手を認めない度合いの強さは別に右翼も左翼も変わりない。単なるどこまで狂信的になれるかどうかだけの話である。

 映画『靖国』は反日映画ではあるが、かなりイイ映画である。単なる『反日映画』だけでは止まらない映画である。
 それは靖国刀を作っていた刀鍛冶のお爺ちゃんが戦争中の話をした時に涙を流したシーンも編集カットされていなかったから。

 え~と、かなり酔っぱらって居るし、眠いので終わりなのだが、観てない人は観た方が絶対にイイ映画。
 で、どっちかっちゅうと、私も社会現象にまでなった『映画・靖国』の方に興味があるので、気が向けば、明日は今日買って来た本を読んだ上での感想を書くかも解らん。
 今日の私はかなり酔っぱらっていて、しかも眠い。別に英霊になるつもりはないので、ちゃんと書くつもりもない。

 あ、同じ監督にドキュメント『檀家制度』っちゅうのを撮影して貰いたいなぁ。。。靖国神社は明治政府が建てたもんだが、江戸期の日本って、ほとんど仏教が国教でんがな。檀家制度でんなが。制度でっせ、制度。どっかの寺の檀家でないとアカンかった時代でっせ。江戸初期にどれだけの寺が出来てまんねん。

 寝よ。

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