坊主の家計簿

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『寺よ、変わるな!』

2014年06月16日 | 坊主の家計簿
長野県松本市・神宮寺住職の高橋卓志氏が書いた『寺よ、変われ』(岩波新書)に喧嘩売ってそうなタイトルの彼岸寺・松本氏の『寺よ、変わるな!』(笑)
http://www.higan.net/ebn/2014/06/post-13.html

 先日、「寺に若い人が来ない」という事を話しておられた方がいて、その内容が安っぽかったので、「ほんなもん、来んでもええわ」と。あ、売られた喧嘩はあっさりと買います、私。聞き飽きた内容で何ら目新しい視点もなく「寺に若い人が来ない」という批判に対して、うちの門徒さん以外の下らない意見には耳を貸さないどころか、「こんでもエエ」とアッサリと言います。

 当然、若い人が来やすいような働きかけをするのも当然アリであって、私だって、寺の若い人が来やすい『仏青みたいなもん』に通っていたし、今も通っているわけだし。だけど、それを条件にして「そういう事をしなければならない」なんぞと、「お前、単に伝統仏教に文句いいたいだけやろ」に耳を傾けるほどヒマでもないし、人格者でもない。やりたい人がやれば良いだけの話であって、それだけの話。

 寺が敬老会になっているなら、それはかなり素敵な事だし、御参り坊主が世間話の相手になっているなら、それも素敵な話。

 うちは毎月の例会はやっていない。それはうちの寺の事情があっての事であって、そんな様々な寺の事情も知らずに単に文句言いたいだけの人から、他の事に対する愚痴なら無関係なので聞くが、直接関係している事に対して聞くわけがない。つか、「色んな事情を無視して理想で現実を裁くな」でんな。

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