坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

カニ

2010年03月14日 | 坊主の家計簿
 晩ご飯を食べながら『史上空前のリレー旅大阪発!ニッポン縦断ローカル線』っちゅう、恐らく関西ローカルのグルメ旅番組を見る。メッセンジャーあいはらと、宇都宮まきちゃんも出てたし。
 見ながらママと2人で「旅行に行きたい。。。」と呟く。

 そんな経済的余裕があるのかないのか知らんが、気分的にパッスンパッスンなのでネットで「かに」と検索して調べる。
 かにである。かにツアーである。茹でガニ、焼きガニ、カニの刺身、カニの天ぷら、カニ酢、そしてカニ鍋→かに雑炊のフルコースである。。。食われへん、っちゅうねん。10年程前に、つまり30歳ぐらいの時にやって「もう、カニの顔なんかみたくない」「他のもんはないのか。。。」と悲鳴を上げた事が、40になって出来るとも思わんのだが、気分的欲求では「そんな事云うて、カニが足らんかったらどうするねん!!!」と。まあ、「他のもんを食っとけ」なんだが、せっかくカニなので、カニ三昧をしたい気分ではあるのだが、う~ん。。。
 
 牡蠣でもエエ。カキフライ、生ガキ、酢ガキ、焼きガキ、牡蠣鍋、次の日は日生名物『カキオコ』で牡蠣三昧だ!!!って、俺、そんなに牡蠣好きやなかってんなぁ。。。酢ガキも、生ガキも食べられへんし。

 本当に行きたい所は『茨城空港』やったっけ?あれが出来たので茨城だったりする。親鸞旧跡巡り第二弾に行きたいし、笠間の街に泊まりたい。エエ街やったし。んが、遠い。一泊二日の日程でしか無理なので、しかも金銭的にも厳しい。往復の飛行機代だけで2人で2万以上するし。向こうでレンタカー借りたりしてたら大変、大変。なので、却下。

 熊野にイルカを食いに行きたい気もするのだが、イルカやマグロなんぞのデッカイ魚(あれは魚や。勝手に哺乳類にするな)は水銀疑惑もあって、ママに食べさせたくないし。個人的にはイルカを食いながら大量の酒を飲んで、その辺に白人が歩いてたら「テメーは野菜だけ食っとけ!」と大根でドタマをぶん殴りたい気もしないわけでもないのだが。まあ、典型的なステレオタイプの差別行動なんだが。。。

 よう考えると、娘にとって初の『お泊まり』になる。っちゅうか、初旅行なんだが。
 一応、パパは京都で襦袢を買いたい。大阪でも売ってるのか知らんが、どこで売ってるのか知らん。買い親しんだ法衣店で買うのが無難だし。んなら、ついでに本山に娘を連れて初の寺参り。ん?うち、寺か。っちゅうか、この間、仲人の寺にも行ったのぉ。。。んが、まあ、初の本山参りである。
 経済的理由でもって車で行く予定なので、行った事のない近江八幡にある住蓮・安楽の墓にも行きたい。

 娘の名前は恵里である。「里に恵まれ、里を恵む」の恵里である。名前の裏には流罪がある。「里に恵まれ」だけではなく、それが故に「里を恵む」も入っている。

【安楽房は後鳥羽上皇に直接、念仏者を迫害し念仏を誹謗されるのに対して、回心懺悔されることをすすめ、六条河原で断首されています。
 しかし、その後鳥羽上皇は安楽房のいのちがけの念仏のすすめにより、のちに隠岐に流されて後、念仏者となり、無常講式を作り、念仏者を讃嘆しています。それが蓮如上人の白骨のお文にもなっています。
 門徒は、絶対の権力をもつ天皇も阿弥陀仏の本願真実、浄土真実に背ききることはできず、必ずその本願真実、浄土真実に信順するほかないことを充分にうけとめていたといえます。
 この伝統こそ、法難を逆縁として真宗が興隆することを証明しています。】(竹中智秀『青草第195号』より)

 である。
 だから、娘に「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、ファック!」と、指で示しているのだ。決して「パパの云う事は絶対」なんぞという私の奴隷になって貰いたくないのだ。って、まあ、これもどんなもんだか(笑)

 っちゅう事は、京都から湖東に向かうコースが出来る。まあ、帰り道でもエエのだが。っちゅう事は、やっぱし、若狭辺りかな?海が見たいし。
 良さそうな宿もあったので、ママと相談して決めよ。