坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

女は世界の奴隷である

2009年01月17日 | 南無阿弥陀仏の結婚式
 1月17日

 雑費  缶ミルクティー      120円
 外食  冷やしかき揚げぶっかけ  410円

 合計               530円
 1月累計           66561円

 昨日深夜帰宅だったので、今日は爆睡と。んが、深夜2時過ぎに眼が覚めてしまう。。。どうせなら朝まで寝てくれ、っちゅうねん。。。

 狩撫麻礼原作の漫画『ボーダー』には「無為こそ過激」という言葉が出て来る。
 これが、坂口尚、漫画『あっかんべェ一休』になると同じような事を云う禅僧に対して一休は「無為は有為だ」と云う。
 まあ、両方とも解放を求めているわけでんな。『無為』に囚われると『有為』になる。「何もしない」に囚われると『何もしない』と云う事をしているわけだし。

 解放を求める。
 漫画『ボーダー』もそういう漫画だった。

【ところで、本巻は、特に昭和42年度(一九六七)の学院生たちに講義されたものを中心に、まとめられたものですが、昭和42年というときは、「大学闘争」が全共闘運動として、全国的規模で展開されろうとするときでもあったように思われます。また、私たちの学院においても、十月二十一日(土)、国際反戦デーを期して、ヴォトナム反戦ハンガースト集会がもたれました。
 思いますに、「大学解体」を叫び、「反帝・反スタ」、「反戦平和」という叫びは、単純素朴に、「人間」そのものの荒廃に対する異議申したてであり、「人間」という存在がもっている普遍的意味を回復しようという求めであるといえないでしょうか。それ故に、「大学解体」を叫び、「反帝・反スタ」、「反戦平和」を叫ぶ自己そのものが問題になりました。山本義隆氏は、そのことを「自己否定に自己否定を重ねて、最後にただ人となりて」という言葉で語っているように思われます。】(中川 皓三郎 信国淳選集第四巻『あとがき』より)

 山本義隆氏とは、東大全共闘議長だったらしい。

 解放を求めると、『当り前の事』が当り前でなくなってくる。



 ♪女は世界の奴隷である
  その通りだ。それについて考えてみろ
  それについて何かしてみろ

  俺たち男は女に顔を塗りたくらせて踊らせる
  もし、女が奴隷でいるのはいやだと言えば、男はこういう
  彼女は俺を愛してない
  もし、女が真の人間になろうとしたら、男はこういう
  彼女は男になりたいのだ
  俺たち男は女を卑下しているくせに、
  女性を上に立てたふりをする
  女は世界の奴隷である
  もし、ぼくの言うことが信じられないなら、
  一緒にいる女をよく見てくれ
  女は奴隷の中の奴隷だ

  俺たち男は女に子供を産ませて育てさせ、
  あとは放ったらかして太った雌鳥のようにしてしまう
  俺たち男は女に家庭こそ女の居場所だと教えて、
  そのくせ女は世間知らずで、友人になどできないと不平を言っている
  俺たち男は、毎日、テレビで女を馬鹿にしている
  女ってのはどうして決断力も自信もないのかねなどと
  女は幼いうちに俺たち男によって
  自由になろうという意志を殺されているのだ
  俺たち男は、女はあんまり利口でない方がいいんだよなどと言いながら
  そのくせ、女ってのは馬鹿だねと軽蔑している

  女は世界の奴隷である
  奴隷のそのまた奴隷である
  その通りだ
  わかってきただろう。叫ぶべきだ

 (JOHN LENNON「Woman Is The Nigger Of The World」日本語訳は多分、菱木政晴)