坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

平々凡々を目指す

2009年01月10日 | 坊主の家計簿
 1月10日

 雑費  缶ミルクティー      120円
 食類  イカ&タコ(昨日)    100円
     諸々           887円

 合計              1107円
 1月累計           47003円

 寒い。。。ので、コタツの付属品になりつつ『ガチ・ボーイ』を見る。
 
 結構エエ。まあ、プロレスファンやからかも知らんが。
 主人公は事故で事故以後の新しい記憶を保つ事が出来ない。でも、体で憶えた事は体が憶えている。

 大谷大学の某教授。専修学院にも来て頂いてた。
 理由がなにか忘れたが、とにかく若い頃、大変だったらしい。
 自分自身が大キライで、自分自身の事を認められずにかなり荒れていたらしい。
 でも、そんな若き日の某教授に対して深々と頭を下げる先生が居られたらしい。

 ガチ・ボーイを見てて、ふと、仏性と云う事を思う。
 先の教授の言葉を借りるならば、「みんな本当は仏になりたがっているんや!」と。

 仏教を学び、教えを聞いても末期の癌が治るとかそういう効果はない。はずである。
 単に平々凡々に生きれるだけである。

 私は差別者である。
 「こういう私はイヤ!」
 であり、それは当然、他人にも向く。
 だから、「あんなヤツ等には成りたくない」等と差別してしまう。
 平々凡々に生きる事は、かなり難しい。

 「私さえよければイイ」
 あるいは、
 「こんな私はイヤ!」
 と云うエゴ。
 「こんな私はイヤ!」「ああいう人はイヤ!」と云うエゴ。
 そのエゴは仏教を聞いているうちに、すべてが平等で尊敬されている存在であると、認識出来るようになるらしい。
 当然、今の私には無理である。

 「好きな人と別れるのはイヤ!」
 「キライな人と一緒に居るのはイヤ!」
 と云う苦悩。
 『愛』も欲望でしかない。欲望であるが故に苦悩を生みだす。

 『自他差別の快感』と、『苦しみのない世界』と、どっちに生きたいのか?