坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

ルナティック

2008年01月24日 | 坊主の家計簿
 1月24日

 諸々  担々麺銀飯        800円
     タバコ2         600円
     ドグラマグラ      1200円

 合計              2600円
 1月累計          133298円

 葬儀だったので、ちょい忙し。夜の睡眠時間不足を夕寝で補っている私にはチョイ辛いのだが今日は学習会。
 ちょっとだけ仮眠する。目覚ましが鳴る。
 「ねえ、もうちょっと一緒に寝ましょうよ」
 とコタツが云う。っちゅうか、云われた気分になる。
 「うわ!15分も寝過ごしてもうたやんけ!」
 っちゅう事で、当初予定してたオヤジ服を断念。まあ、別名『ホスト服』ともいうのだが。

 アル中の私は眼が覚めた時には手が震えているのだ。よってボタン付きのシャツを着るのにはまず酒を飲んで手の震えを止めなければならない。要するに酒を飲まなければならない。酒を飲んでタバコを吸って手の震えが止まる。。。

 え~。。。嘘です。アル中ちゃうし。仮にアル中でも手が手が震えだしたら末期やし。
 
 まあ、外は寒いしセーター&ダウンジャケットで外出、っと。

 電車に乗ってたら隣の女人の手が震えている。「こいつこそアル中や」と思って、隣をちゃんと見たらピアノの楽譜。ショパンの別れの曲。ピアノの練習をしてたのね。

 今日の学習会はネットでも有名な藤場先生(http://sun.ap.teacup.com/pastime/)。
 いわゆる『先生』の中では唯一(?)インターネットを活用している先生。
 他の先生達ももっと活用すればいいのに。人と出会う機縁じゃん。

 帰りに担々麺&銀飯喰って、プカプカに行こうと思ったんやけど、タバコの都合でドグラマグラへ。最後のボトルチケットを使ったので今日はノーチャージ。まあ、飲み干すと14000円でニューボトルを買わんとアカンのだが。。。

 講義内容は「ただ念仏」。『ただ念仏』を説明する為に諸々の講義。

 講義を聞きつつ、ある先輩が云ってた言葉を思い出す。
 結婚した相手がタマタマ真宗寺院の娘さんだったので真宗の住職になった先輩。
 「おれ、ホンマに真宗でよかったわ。。。」

 講義は先生が時間オーバーをして熱心に話される。
 私も私なりに熱心に聞いていたのだが、終わってみたら「ありゃ、こんな時間」と不謹慎な事が脳裏をよぎる。
 でも、「ただ念仏」。

 この『ただ』は『唯』という漢字なんだろうが、恩師は『無料』と云った事がある。
 『無料の念仏』=価値等ない。
 「私は念仏を幾らで買えます」でない。無料で貰える。
 無料で貰える、っちゅう事は、私が幾らで買える、幾らで買えるっちゅう経済ではない。経済力=能力=様々な条件なんぞ関係なく、無料。だれでも貰える。
 価値=信仰心等の条件は一切問わない。

 「なんで、あんなヤツ等と一緒にされなアカンねん」
 っちゅう、差別意識。宗教を使った差別。
 差別する仏教は『仏教』と呼んでいいのだろうか?

 等々を思いつつ、すっかり酔っぱらっている&眠い私は思う。
 
 しかし、少し前に座っていた女人の後ろ姿は綺麗やったのぉ。。。
 「講義中に何を見とるねん!」
 って、まあ、そんなもんでっせ。
 「そんな事を思う人はこの場から出て行って下さい」
 なら、私には無理。
 色んな雑念を持ちつつ、でも、まあ、出かけるわけやね。そういう『場』やからなんやろうけど。

 っちゅう事で、毎度ながら帰りに飲んで酔っぱらってまふ。
 アル中が学んでアカン仏教なんぞ要らんぞ。
 っちゅうか、アル中ちゃうけど。
 っちゅうか、ほぼ毎日飲んでるし、「疲れた=酒」「オモロイ=酒」「遊ぶ=酒」っちゅう思考回路は立派なアル中か。精神依存やの。

 酔っぱらって寒い夜空の月は満月だった。具体的には知らん。まあ、満月か満月前後なんだろう。
 ミナミのネオンの中の月。『お水』や『飲み客』の色々な想いが詰まったそれぞれのネオン。
 そんな中の月。満ちて欠ける。でも、また満ちる月。
 タバコ屋で私の次にタバコを『買おうとしていた』多分近所の店のホステスさん。タバコ屋のカウンターで携帯電話。客と話してた。
 人は人。
 でも、そのホステスさんの行為を「おかしい」と思った私。決めつける。何かのモラルで。モラルは幻想。人が作ったもの。
 人が作ったもので人を裁く。人が人を裁く。人しか人を裁けない。人しか人を決めつける事が出来ない。
 愚か。