坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

腐る

2008年01月13日 | 坊主の家計簿
 1月13日

 食類  イカ塩から       298円
     野菜サラダ       149円
 雑費  ハンガー        298円
     セータ&シャツ    7260円
     タバコ10      3000円

 合計            11005円
 1月累計          93472円

 2度目の成人式、っちゅうか、今年で40になるオッちゃんは、只今『ちょい真面目オヤジ』を目指して、今まで持ってなかった、っちゅうか、それこそ高校時代から数年『DCブランドブーム』っちゅうんですかい?まあ、20歳ぐらいまでは『DCブランドのバッタもん』を着てた時期があって、それ以来振りの『衿のあるちゃんとしたシャツ』とか、スラックスとか、ツータックのチノパンとか、ジャケットなんぞを買いそろえているわけだ。セーターだって、今日買ったのは『Vネック』でっせ。『Vネック』のセーターなんぞ買うのは生まれて初めての気がするのだが。
 
 『ちょい悪オヤジ』っちゅうのは基本的に仕事の出来る人だと思う。だって、ああいう服って高いし。靴だって時計だって高い。そういう高価なものを買える経済力を持った人は基本的に仕事の出来る人だろうし。まあ、しっかりとした人が「本当は俺だって悪なんだぜ」っちゅうのが『ちょい悪オヤジ』か。
 私の目指している『ちょい真面目オヤジ』は、え~。。。仕事が出来ません(笑)能力ないから経済力もないです。だから基本的に『洗濯出来るもの』『家庭で手洗い出来るもの』ばっかりを好んで買っているのだが、ちょっとある事をきっかけに『ちょい真面目オヤジ』っちゅうのもエエなぁ、と。当然、『ちょい真面目オヤジ』なので買い物は主にユニクロです。今日もユニクロに行って来ました。

 何やら新成人によると『日本の未来暗い』(http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008011300082)らしい。
 そりゃそうだろう。明るいと答えた人が9%っちゅうのもよく解る。

 先週の月曜日にテレビで週刊ダイヤモンドの記事を取り上げていた。先週号の特集記事は『寺と墓 誰も知らない巨大ビジネス』っちゅうやつ。さっき晩飯を喰いながら読んでたのだが、内輪で云われる『伝統教団・寺の危機』を数字で出されると改めて「おお!」っちゅう感じになった。
 何やら、『檀家制度は完成されたビジネスモデル』だったらしい。故に『絶頂を極めれば下がって行く』しかないらしい。これはよく解る。実体験としてよく解る。そういう部分で「伝統教団の未来は明るいか暗いか」と聞かれたら「暗い」と私も答えるだろう。
 でも、危機感を持っている人達も多く居る。危機感を持って新しいビジネスモデル(?)を目指す人達もいる。大谷派の同朋会運動なんぞ、その最たるものだろう。あれは信仰運動と同時にビジネスモデルでもあったと思うのだが。

 先日、先輩のブログを読んでて改めて確認したのだが、寺に人が集まれば寺はなんとかなる。
 寺の世襲制度が問題になっているらしいが(除く真宗教団)、檀家だって世襲制度だろうが。世襲で受け継がれる信仰なんぞは本来おかしい。信仰とは『家』のものでなく、『個人』のものでしかないはずだ。
 差別発言等で問題があったらしいが訓覇信雄(くるべしんゆう)と云う人を私は凄く好きで尊敬している。だって、訓覇信雄氏がいなければ私の母校、専修学院はなかったし。それ以前にうちの所属寺や、よく遊びに行く寺にも行く事がなかったかも知れないし。デカイ仕事でっせ、デカイ仕事。
 私にとってこの流れは決して暗いものではない。証明するのは私だ。私にとって大切な寺は私にとって無くてはならない場だからだ。

 日本の未来は暗い。でも、その『暗い世の中』で生きて行くのは他の誰でもなくそれぞれの個人だ。その中で『暗い』とは他人事過ぎる。

 っちゅうか、人間はナマモノだし、『日本の未来暗い』と腐るのは人間らしくて大好きだったりするのだが。
 (http://www.naturapurify.jp/cosmetic/tvcf/rot.html
 腐らん方が、危ない、っちゅうねん。
 伝統教団の完成されたビジネスモデル(?)が、ずっと腐らずにいた方が怖い、っちゅうねん。

 しゃて、ネットで買ったジャケット類の発送通知メールも来た。
 この前に飲みに行ったよく行く店のマスターに諸々相談してたら、「変化し続けるのが仏教やろ」と説教されてやな(笑)