内藤やすお|演歌十八番

内藤やすおブログ

半夏生

2024年07月02日 | 演歌

【半夏生】

【半夏生 葉を白く染め 梅雨あける】

葉の一部が白くなるドクダミ科の葉です。また【半夏生】とは、6月21日の夏至から11日後の今日7月2日を暦の上の季節の節目の雑節を言います。 梅雨もあけて田植えを終わらせなければいけない時期でもあります。東京の梅雨は、まだ中休みですがね。

【半夏生】が何故葉を白くするかと言うと、白くお化粧をして花を咲かせる為の受粉を促せる虫を寄せ付ける為と言われています。

【半夏生=半化粧】 半人前の美少女が、覚えたてのお化粧を施しての恋心。 そんなまだ大人の女になりかけの美少女の恋心を演歌に書いてみました。

タイトルは【半夏生の恋】

歌詞

〽日傘に隠す ほつれ髪

 白いうなじに 光る汗 

 紫陽花模様の つづら帯

 恥じらい解く 私です

 妖しく白い 半夏生

 あなた 愛してくれますか

 

〽蹴だしに燃える 緋の色に

 私の心を 込めました

 夏の初めの 川の宿

 大人の愛を 求めても

 いくら背伸びを してみても

 あなた 笑っているだけね

 

〽花友禅に 名古屋帯

 梅雨をまたいで 訪問着

 路地裏に咲く 半夏生

 紅をひとすじ ひきました

 あなた 気づいてくれますか

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【半夏生】を大人になりかけた美少女に例えての恋心。これって昭和の話で、現代のうら若き女性は【半夏生=半化粧】どころか目元から口元、髪型とギンギラギンで大人顔負けですよね。恋心どころか男漁り心満々だよね。

 

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