恒例の『月初の内藤易』でございます。
出ました卦は『水天需・スイテンジュ』 キーワードは『果報は寝て待て』 『需』とは、『待つ』と言う意味。何を待つかと言うと『時を待つ』と言う事。 この卦『水天需』の卦の形は、『水・雲』が天の上に来ている、待っていれば恵みの雨が勝手に降って来る。 自分から動かなくても、向こうからチャンスがやって来るので『吉』・・・で、『果報は寝て待て』
時を待つと言っても、その待ち方も人それぞれですよね。 動けば危険を伴うから『待つ』のであって、焦らず英気を養って時機を待てば大きな成功が期待できると・・・待つ事が苦手でセッカチな私にはこの卦『水天需』は特に心して聞かなければね。
『易と人生哲学』の著者の『安岡正篤師』によると、子供が成長すると、内在していた人間性の要求が発達して来る。これが『需』であり、この『需』にサンズイを付けると『濡・頭脳を潤す血液』 また人偏を付けると『儒・人間性』と言う字に、これは発育盛りの子供達に旺盛な食欲、精神力を満足させなければならない・・・『水天需』の卦は成長とそれに伴う教育の卦でもあると。
コロナ禍の収束も見えない今日この頃、私も隠忍自重、果報は寝て待てをモットーに収束の時を待つ事に・・・誰です、一日中ゴロゴロ寝てばかりいると『ボケ』進行しちゃうぞだなんて・・・言えてます。