内藤やすお|演歌十八番

内藤やすおブログ

こんな歌 いかがでしょう 5

2014年10月16日 | 日記


『のぞき坂』…別名・胸突坂と言います。私の知る範囲では都内でも一二を競う『急坂』です。この急坂を初めて車で降りた時はまるで遊園地のジェットコースターに乗っている気分でした!この急坂は『目白駅』のすぐ近くにあり、坂を降り切った所には『都電・荒川線』の学習院下停車場が、そして少し歩くと『神田川』に掛かる『面影橋』が荒川線の停留所と共にひっそりと昔の面影のままに…この目白から早稲田・高田馬場一帯は「稲荷坂」「幽霊坂」「小布施坂」と昔のままの情緒ある坂の多い街でも有ります。



この『都電・荒川線』は『東急世田谷線・玉電』と共に東京で現存するたった二路線の『路面電車』でもあります。荒川区の三ノ輪橋停留所から新宿区の西早稲田停留所までの間を走っています。駅とは言わずに全駅が『停留所』と昔のままの呼び方なのが良いですよね!



『千登勢橋』です。重厚な石造りの橋が…
都電・荒川線の停留所の駅名の『面影橋』と有る様に、この一帯は『神田川』に架かる橋「高戸橋」「仲ノ橋」「曙橋」「江戸川橋」「小滝橋」と橋が多いのも町の特徴でも有ります。



都会の谷間に架かる何の変哲もない橋『面影橋』橋のたもとに見付けた石碑『山吹の里の碑』にも有る様にこの辺りは『太田道灌』の鷹狩り場だったようです。



『面影橋』…その昔の名前は『姿見橋』昔この辺りに棲んでいた『美貌の姫・お戸姫』がその美貌の故に次々と災難に遭い、それを苦に黒髪を切り変り果た姿を川面に映し身を投げたと言う悲しい物語が…



私んちの前を流れる『神田川』です。2・30分も歩くと『小滝橋』から『高戸橋』『千登勢橋』から『面影橋』と…良い散歩道でもあります。

この散歩中に浮かんできた『歌の歌詞』です。

タイトルは『姿見橋から』

一 のぞき坂から 稲荷坂
  幽霊坂から 小布施坂
  昔を偲ぶ 石段に
  遠いあの日に 逢いに来た
  坂の下には 絆橋
  悲連の橋の 姿見も
  面影橋と 変わっても
  変わらぬものは 路面電車の荒川線

二 高戸橋から 千登勢橋
  目白橋から 小滝橋
  都会の谷間 石の橋
  もしや貴方に 逢えるかと
  ひとり佇む 絆橋
  川面に映る 姿見も
  面影橋と 変わっても
  変わらぬものは 川のせせらぎ神田川
  …………
  …………
  この坂 この川 この橋で
  遠いあの日の 思い出探し
  純な心の まわり道
  姿見橋から もどり道

おそらく学習院にでも通っていたのでしょう…女学生の頃の純で淡い恋心を懐かしんで、昔よく恋人と歩いた坂、渡った橋、眺めた神田川に今日はひとりで…思い出探し。

そんな設定の歌『姿見橋から…』ですが、如何でしょうか…
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