内藤やすお|演歌十八番

内藤やすおブログ

月初の易・雷地予

2014年09月01日 | 日記


さっ!今日から九月。うだる様な猛暑の八月から朝晩も幾分過ごし易くなって来ましたが油断大敵…どうやら今月も残暑が厳しい様です!まだまだ『熱中症対策』には怠りのない様にしましょうね。

今月は私の恒例の『演歌十八番ライブ』の開催月でもあります。今夏の夏バテ解消に、そして日頃のストレス解消に、会場の『なかの芸能小劇場』に是非お立ち寄り下さいね!

恒例の月初めの『内藤易』です。出た卦は『雷地予・らいちよ』キーワードは『歓楽の功罪』。『予』には三つの意味が有ります。『たのしむ』『おこたる』『あらかじめ』と…私の様に『歓楽』にうつつを抜かしていると思わぬ失敗をします、『あらかじめ』警戒して行かねばならない。『雷地予の卦象』から観ると、地上に陽気が雷動する『春』であり、今や冬の内に蓄えてきたエネルギーを全て発散すべき時、これまでの不遇は今日の為の予備段階にすぎない、『準備完了』油断せずに境遇をむ切り開いてゆくがよい。…何とも『縁起』の良い卦なんですけれど『油断せずに』…これが難しいんですよね!まっ今月も油断せずに『大胆不敵』に思いっきり行きましょうねご同輩!

ここで一寸『易のお勉強』を…



益の卦はこの六つの木が全部黒い『陽爻』の『乾為天・けんいてん』と言う卦から



六本が全て『陰爻』の『坤為地・こんいち』と64個の易卦が有ります。

おのおの『乾』『兌』『離』『震』『巽』『坎』『艮』『坤』と八つの陰陽の象の組み合わせで64の卦になります。それらを自然・人間・性質・方位・動物・身体に当てはめてもその時々の変化・位置・体調・処世などを出た卦に寄って警告・喚起・予知をするものです。易の起源は約六千年前の中国に遡ります。そして『孔子』達に寄ってこの64の易卦を更に細かく八倍して三百八十四の…更に運勢・人物・願望・結婚・夫婦・移動・旅行・失物・病気の九つの答えを示すべく、なんと三千四百五十六の答えが示す事が出来る、まさに『人事百般』を看破出来るものなんです…

一番目の卦『乾為天』の卦の『乾』キーワードは『盈は欠くる兆し』…『乾』とは『健』健康で疲れを知らない。『剛健』『充実』『能動的』な『剛強』で積極的なものを象徴しています。六本全部が『陽』で純粋無垢な形です。自然で言えば『天』人間で言えば『壮年期』事業で言えば『フル操業』の状態です。まさに『盛運』の時…易の奥深さはこれからで、『物盛んなれば必ず衰ろう』と…頂点に達する事は『衰落の第一歩』…調子に乗り過ぎるな!って警告もしている所が易の易たる処です。特にオラッチには肝に銘じなければいけないなぁ!



暫時、順を追って64の易卦のお勉強をしていきたいと思います、付き合って下さいね!
では又来月の初めの『内藤易コーナー』で…
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