内藤やすお|演歌十八番

内藤やすおブログ

易 ・ 火山旅

2011年07月01日 | 日記


易・火山旅 『小亨旅貞吉』  キーワードは『孤独な旅人』

私のブログ恒例の月初めの『易』を立てました。出た卦は『火山旅』・・・旅の事が主たる
この卦の暗示。 旅が楽しいものとなったのは近代になってからの事、古代の人々にとつて、旅は一大難事でありました。交通の不便、宿舎の不備、見知らぬ土地でただ一人暮らす不安は、現代では想像を絶するものがありました。

『旅人』が象徴するものには、不安定な生活、孤独、失恋など・・・こんな時には無理をせず、焦ることなく受身で対処することだ。『郷に入れば郷に従え』しっかりと『目的』を忘れずに自己の理想を守って行く事だ。『人生は長い旅』なのだから。これが『火山旅』の卦の象です。流浪の象、否運打開の象、転勤の象、夜逃げの象、流浪の象とも言われています。

未だ原発の収束も政局も安定しない今日この頃です。ここはひとつ無理せずにやっていこうではございませんか、ネッご同輩。



易に関してのウンチクを、京都一條戻り橋にある『清明神社』にある『阿部清明の像』です。

清明とはその昔、平安時代に実在した『陰陽師』の『阿倍清明』の事でこの神社はこの人を祭って建てられました『陰陽師』『陰陽道』とは現代の『易』に通じるものがあり『易』で占う気象や天文学そして方角の吉凶などの自然界,宇宙観と言ったものを深く極め、当時の天皇からも厚い信頼を得ていたのが『阿倍清明』さんです。特に天文易学を神道にまで高めて宮中の年中行事、暦術、占法を確立しました。

竹取り物語の中の『かぐや姫』に求婚をしたのも、この『阿倍清明さん』と言われております。ここまで来ると『物語の世界と現実の世界』がゴッチャ混ぜ?・・・清明さんらしいですよね。また、その不思議な目くらましに似た霊術からこの人、キツネの子とも言われています。 私も清明さんを見習って『易』を極め霊術を身に付けたいものです。


特報・・・・

本日よりインターネット動画サイト『内藤やすおのわんさか歌謡ネット』更新しての配信です。さる6月24 日の演歌ライブ『演歌十八番』の録画編集版の第1部です。

今年も暑い夏になりそうです。熱中症などにならない様に気をつけて下さい。 ではまた。
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