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炭焼き母ちゃんの奮闘記
スローライフ・エコライフ・エンジョイライフ

生中継

2016-12-31 10:12:16 | 日記

12月1日から、お笑いの仕事とかけもちで炭焼きの修行するといって、吉本の芸人、たわたさんが釜場に仮住まいしている。
その後、毎週土曜日の昼頃に途中経過が映されていた。
毎日放送の『せやねん!』という番組のなかの1企画である。(おそらく近畿圏内の番組だと思う)

そうして今日、あと小一時間したら、窯出し風景が生中継で放送される。
年の瀬迫った頃に、番組スタッフが打ち合わせやカメラ具合を確認に何度も釜場に来ていた。
テレビ側の企画とはいえ、主人は大晦日の朝から窯出し、明日の朝早く釜入れである。
ご苦労様です。良い年越しとなりますようにm(_ _)m

私は・・・
今日まで出勤の長男と主人を送り出してから、お重を出して、干し椎茸をもどしたりして、お節作りの準備をしている。
11時頃からテレビをつけて、生中継の様子は見ようと思っているが、とりあえず、ビデオの予約は入れて、すでに録画中である。
なんせ、『せやねん!』って、朝から昼過ぎまで長いことやってる番組だからねぇ・・・


麦あめ

2016-12-23 16:06:49 | 食・レシピ

炭を置かせてもらっている道の駅の目玉商品の1つに”麦あめ”があった。
製作者は70~80代のおばちゃんたちで諸々の理由で作れなくなって、ここ2年ほど店に並ぶことはなかった。
昔懐かしの素朴な味で田舎らしい店の顔にもなりそうな商品だった。
売れ行きはボチボチではあるけれど確実に売れてるし、このまま無くなってしまうのは寂しくて、できれば誰か引き継いでおくべきだと思っていた。

「最悪は、私がやろう!」半ば覚悟して話を持ちかけてみたら、案の定、言い出しっぺの私に戻ってきてしまった。
せっかくだし、作り方を伝授してもらうことにした。
去る12月7日、道の駅の建物内にある加工室で私ともう一人が弟子入り。

材料は、おばちゃんが用意してくれていた。

砂糖と水飴を火にかけて煮とかす。
沸騰させて、泡の大きさの変化を見て火から下ろすタイミングをつかむ。

火からおろした水飴を一気にはったい粉の入ったボールに流し込んで素早く混ぜる。
冷めてくると水飴が堅くなってくるので、一気にやってても後半はかなり力がいるようになる。
ひとまとめにして、まな板の上で整形する。


一口サイズに切って、はったい粉の入ったボールに入れて、ひっつかないように粉をまぶす。

冷めてから、シールを貼った袋に入れて封をして、値札をつけて完成
200g入って、300円。店頭に並べてもらった。
約20袋できたのはボツボツ売れている。2週間経った昨日残るところ3袋だった。

さて、話が持ち上がったときは「どうぞ、作ってください」と言っていたおばちゃん、後継者となるつもりでいた私。
久々に伝授がてら作ったのを機にやる気が出たようで、おばちゃんが正月にむけて「年内にもう1回作る!」とのたまった
いやーーー、やる気になってくれて良かった、良かった
おばちゃんの味、復活 バンザーイ


壁飾り

2016-12-19 16:28:33 | 炭にまつわる、いろいろ

我が家からほど近い道の駅 ”ふるさとセンター大塔”に木酢液と雑多な炭製品をに出している。
炭は袋に詰めたものや瓶に入れて飾れるようにしたのもあるし、焼き板に変わった形の炭をのせてオブジェにしたものなどを置かせてもらっている。
オブジェの1つにシュロ縄で編んだ壁飾りもあった。今年夏頃に最後の製品が売れた。気に入ってお買い上げいただいたのだろう。ありがとうございますm(_ _)m
さぁ、次なる商品を作らなくては! 今日こそは作るゾ!! 今日こそはと思い詰めながら手つかずのまま12月になってしまっていた
作り始めたら、なんてことはない!はずなのだけど、半日はかかるし、心に余裕が無ければ良いものはできないから・・・なんて自分に言い訳して1日1日伸びていった結果だ

炭は用意できていた。
ようやく、お尻に火がついた。理由は大掃除の一環とでも言うべきか?!
とにかく準備されてる炭をかたづけよう

シュロ縄2本で、下の方はねじって、中断からは2本を合わせて四つ編みにし、あいだに備長炭をはさんで仕上げた。
思った通り、1つ作り始めたら次々とチャカチャカッとできあがっていく。
炭の大きさや形で3本組と5本組の2種類の合計5作品を半日で作ることができた

最後に袋がけして、生産者シールや航空シール、値札をつけてできあがり

正月に炭を飾ると縁起がよいそうだ。
シュロ縄のあいだに今ならX'masバージョンとしてヒイラギやポインセチアをあしらってもいいし、年末には梅の小枝をさしたりしたらお洒落だと思う。
そのあたりは押しつけがましいことはせずに、お客様のセンスにお任せしたいのが私の考えである。
まぁ、正月とかにかかわらず、この炭アートを気に入ってくださればいいなぁ・・・


よりみち(その3)

2016-12-12 14:51:49 | 旅行記

上野からJRで飯田橋に移動。
私のリクエストは神楽坂。
理由は何年くらい前になるだろう?確か二宮君とメイサさんが出ていたドラマの舞台が神楽坂だったような・・・?
ロケだったのかどうかはわからないけれど、路地の雰囲気と地名の響きが忘れられなかった。
主人のいとこは休日によく散策している所であり、帰りのバス乗り場の途中になるからとコースに組み入れてくれた。
ウィンドーショッピングばかりだけど、クリスマス商戦と合い重なって、通りのにぎやかさは心をウキウキさせてくれた。
チーズのおいしいお店にブラッと入って味見して、「ワインが飲みたくなるね」なんて言いながら、実際に買ったのは”塩リンゴ”と”塩みかん”。これもフルーツながら酒のつまみにグッドな味
「おみやげにする」ってレジで店員さんに言ったら「広島産です」とちょっと恐縮気味に教えてくれた

ぶらぶら歩いて、たまに路地に入ってみると偶然にもあのドラマにあったような石段に出くわした。
メイン道路だけでなく、横道に情緒たっぷりな場所がいくつも見えた。
銭湯に入いる。いとこはしょっちゅう、散策の帰りに温泉や銭湯に立ち寄っているそうで気軽に案内してくれた。
今時のスパと違って昔ながらの銭湯がこんな東京の真ん中にまだあるとは驚きだった。
中では、地元の人らしき顔見知り同士が世間話をしていた。ごく当たり前の風景のようだった。

湯上がりにビールではなく、パフェをねらったけど、人気のお店で平日の夕方だというのに待つ人が列作って並んでいたので断念
仕切り直して、雰囲気のいい喫茶店で私はコーヒーゼリー、いとこはコーヒーとあんパンを注文した。
あんパンは温めて半分に切って出てきた。あんの苦手な私でもおいしそうに見えた。

ほぼ丸1日案内してくれたいとことは神楽坂駅で別れて一人、もと来た道をぶらぶらと飯田橋に向かって歩いた。
夕飯はどこで食べようかなぁ・・・なんて考えながらブラブラ歩いていると、無性に魚が食べたくなった。
ムッチャ高級感かもし出してる、でも庶民的なメニューも有りそうで入ったお店で鯛茶漬けとカルパッチョを注文。
ホントは釜飯を頼みたかったけど、20分かかると言われたので選んだメニューだ。
おいしくいただいてのんびりお茶を飲みながら何気に目の前のカード立てのカードを見て唖然
「当店の魚は、朝、南紀白浜で捕ってその日の内に空輸されたものです」 
はぁぁ?!南紀白浜?! これから帰るとこやん!!
てっきり、いま話題の築地あたりからやってきた魚だとばかり思っていたのに

新宿でとりあえずバスターミナルの場所を確認しておこうと向かった。
なんとまぁ、駅の端から端まで歩いた感じ

真ん中まで戻る気になれず、すぐ近くの高島屋に入ってウロウロ歩いて土産らしいものを探すけど、めぼしいものが見あたらない
百貨店だからもしや!と思い、タオル売り場に向かう。
有りましたふろあがり用のタオル地のヘアーバンド もちろん、今治タオルだった。
数年前、息子の居た愛媛で購入したのは今長女にとられたような状況でもう1つ欲しいと思っていたのだ。
閉店間際にゲット!

くたびれて、そのままバスターミナルの4階に行って、出発(午後9時10分)まで座り込んで読書することにした。
おみやげは結局、九州の味の豚足、広島産塩リンゴと塩ミカン、今治タオル・・・
私への最高のおみやげは、この旅すべて。夜会の会場で買ったみゆきさんのCDは内緒(^_-)
先月発売された2枚とあわせて3枚を毎日聴き入っている(^_^)v


よりみち(その2)

2016-12-11 15:58:12 | 旅行記

『夜会』に浸って幸せ気分で翌日まっすぐ帰らないのは、いいことか? 悪いことか?
欲張りな私。そんでもってどこまで行っても貧乏旅行しかできない性分。

翌日30日は月末の棚卸しの仕事が入っているから昼すぎくらいまでに戻ればなんとかなる。
日中に移動すると、飛行機か新幹線と特急の乗り継ぎ、高速バスに乗ったとしてもどこからかはJRに乗り換えなくてはならない。
それらに比べて最近出来た東京←→白浜の夜行高速バスは値段も手頃、移動時間が睡眠時間となって、その日丸1日現地で遊べる

というわけで、東京2日目は主人のいとこと逢う約束をしていた。
いとこは案内をかってでてくれたけど、彼女の住まいは上井草。
そこで私がかねてより行ってみたかった『ちひろ美術館』を選び、まずはホテルをチェックアウトして私が井草方向へ向かい落ち合うことにした。
美術館ではちょうど『赤羽末吉』作品も展示されていて私としては願ったりかなったりだったのである。
いとこは絵を生業にしているので、プロの視点で画材や色あせ具合、絵から製本などいろいろ解説してくれて、ただボーーッと見に行くよりはるかに為になった。

そのあと上野へ移動。昼食は私のリクエストに応えてお店を調べて案内してくれた。

もんじゃ焼き!!
時間制限付きの食べ放題のメニューを選んで、ハイボールとビールで乾杯
彼女も初めてだしおまけに九州人。焼き方がわからないので1枚目は店員さんに焼いてもらった。
明太、たこ、豚肉と注文して2枚目からはいとこが焼いてくれ、私は専ら食べ役とハイボールを追加して飲み役に
〆はなぜか?お好み焼きで、食べ応えのあったランチだった。

アメ横でいとこが”鶏の脚”を買ったので、私は主人の土産として”豚足”を選んだ。どっちかというと九州の味
次に国際子供図書館へ。
よみきかせをしているだけにせっかく近くまで来たのだから覗いておきたかったのだ。
建物自体、歴史ありそう。中は静かで本の世界に浸れる感がいっぱい漂っていた。
調べものの部屋に入ると、本の背表紙を読んでるだけでも何かおもしろい自由研究ができそうな気がした。
子供の頃にこんな雰囲気、空気に触れることができてたら私の人生また違ったものになってたかなぁ・・・って気さえしてくる。
児童書ギャラリーでは私が子供の頃読んでいた、手に取ったことのある懐かしい絵本や本も行く冊か並んでいた。

もっとゆっくりしていたかったけど、彼女の時間の加減もあるし、ぐるっと一回りして外へ出た。
そこから上野駅までも散策にはとてもいい感じのところで、次回はここらでのんびりしようと思った。