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炭焼き母ちゃんの奮闘記
スローライフ・エコライフ・エンジョイライフ

梅を干す

2007-08-26 15:09:45 | 食・レシピ

毎日暑い日が続いている。
末娘の通院に市内へ向かって走っていると、時折甘酸っぱい香りが風に乗って車内に入ってくる。市内と言っても町の中心部を遠巻きにしたような所で、沿道には梅畑と梅農家が点在している。
この時期、梅農家は日照を利用した梅の天日干しに日々追われている。
通院は夕方で、干している梅の上に何かシートのようなものを掛けている。
朝早く息子を駅に送っていくと、シートをはずしたり、梅を並べた四角い網を台に並べているところを目にする。
梅の収穫、漬け込みを終えて間もなく、土用の頃から夏中この作業。大変だとつくづく思う。

我が家も今年は、梅干し以上に”梅酢”が欲しくて、7kgの梅を漬け込んだ。
08060001 土用の丑の日の翌日、3日間の天気を気にしつつ・・・台風情報が気がかりだったのだけど、天気予報を見る余裕も無く、GO!
案の定、3日目、台風により曇りから雨。5日間干して樽にもどした。3日3晩干すと言われているが、まっ、この際仕方がない。
それにしても、裏返していると、ついついつまみたくなって、娘とちょっとずつ味見をしてみる。うーーーん!おいしい♪
ころがしたあとの指をなめるのが、これまた最高!ナノダ(^o^)

梅酢はこぼした事もあって、2Lちょうど取れた。
小さいペットボトルに小出しして洗面台に常備してある。釜の灰などでのどがいがらっぽくなりやすいのか、仕事から帰ったら、梅酢を数滴落とした水でうがいをしている。冬場は家族皆使うが、梅酢は殺菌効果があるし、何より後味がいいので、うがい薬にちょうど良いのである。
料理では、五目寿司を作るとき、合わせ酢に塩の代わりに梅酢を入れている。ほのかに梅の香りがする、ちょっとだけ美味しくなったような気がする・・・気分だけだけど。

出来た頃に近所のおばちゃんに干し方の詳しいことを習った。
なんと、ザルに空けたら一度水の中にザルごと通してお日さんに当てるそうな。晩も外に出して夜露に洗ってもらって、塩をふいていない、羽二重餅のような柔らかさに仕上げるのがいいとのこと。
柔らかいけど・・・ちょっと違うかも・・・? しゃーない!来年、言われたとおりにトライしてみよう。


花火大会

2007-08-13 16:01:22 | 日記・エッセイ・コラム

Photo_6 先週土曜日に花火大会があった。

この地へ引っ越してきて2年目から始まった催しだが、”地球元気村”のイベントの一つでもあったらしく、市町村合併などの関係があるのか詳しいことは知らないが、「今年が最後になる」と言われている。

我が家の前の対岸の河原で打ち上げられる。
山に囲まれた地形のせいか?ここの花火は、おなかのしんまで響いてくる感じがする。音が山に反射して、連発花火はそれ以上の迫力をもって魅せてくれる。

河原の前が学校のグランドで駐車場が近く、見る場所は広く、花火は迫力満点。年々見物人は増えていた。特に今年は屋台で買おうにもどこも長蛇の列で、今までにない人の多さを実感した。

例年なら、まだ明るいうちに夕飯をすませ、娘たちに浴衣を着せて、早々に舞台のある河原の会場へと行っていたが、今年は次女がケガのため左腕を吊っているし、通院で着せてる時間もできそうにないので、2人とも普段着にしてもらった。
長男、長女は銘々自転車で友人と。主人はパトロール係・・・子供達の安全を見て回るのだけど、(いつも思うのだが)うーーん、主人の方が危ないおじさんって感じ(^_^;)

次女と私は、前座が始まる頃に接骨院から帰宅。夕飯を食べて、前の河原から見ると思いきや、「やっぱり屋台の焼き鳥が食べたい」と言い出して、イベント会場まで歩くことに。対岸なんだけど、渡るには大回りして橋を通らねばならない。我が子たちの通学路でもある。前座の歌を聞きながら、うちわと缶ビールを手に15分ほど歩く。
今まで知ることも無かったが、対岸の道に場所取って座り込んで花火を待つ人達が点々といる。家の庭でバーベキューをしながらとか、見晴らしのいい所では2階から眺めるスタンバイをしている家もあった。

念願の焼き鳥はなく、かき氷とクレープを買ったらちょうど花火を始めるカウントダウンが始まった。立ち入り禁止のロープを張られた真ん前に2人分座れる空間あり。花火師が見える真正面の一等地に座り込んで見上げるようにして花火を見た。

斜めに迫ってくるように打ち上がった花火は、頭上に火の粉が落ちてくるかと思うほど近かった。電線など何も邪魔する物もなくあまりに見事な花火。思わず携帯出してパシャリ!我ながら上手に撮れたと思う。ブログに載せるべくPCメールに送り、携帯の待ち受け画面も模様替え。

夏の前半は惨憺たる状態で、まだまだ病院通いは続くし、バタバタするけれど、家族みんながそれぞれに花火を楽しんで見れた。それだけでもありがたいことなんだと思った。

我が息子を補導(?)してやろうと、パトロールしていた主人が10時に帰宅。1枚上手の息子は何処で何をしていたものか?11時に帰ってきた。そして昨日、友人に誘われ田辺の花火大会に自転車30分こいで出かけていった。またまた11時帰宅。とても病み上がりなんて心配する気にもなれない。ご苦労様なことだ。


勝負のゆくえ

2007-08-06 01:20:10 | 日記・エッセイ・コラム

本当なら、娘2人は今頃大阪のホテルに泊まっているはずだった。そして私は明日応援にかけつけるべく、準備に追われていただろうけれど・・・

スポーツの世界は何と厳しいものか?!
自分自身もクラブを通して肌で感じてきたつもりではあったけれど、親の立場で子どもたちを見るのとでは大違いなのだろうか?それだけ年取ったのか、当の本人たちが青春真っ只中なのか?

お守りを持って挑んだ長女は予想通り、初戦敗退。とても厳しい階級の中での戦いで、しかも皆3年生。引退前の試合であり、思い出すだけでもウルッとしそうになる。娘だけでなく、全員県大会に出れたらいいのにと思った。

予想を反したのが次女。去年3位。今年も良くて、3位だろう、下手すれば・・・
軽量級はこれまた厳しい階級で、上手な子がたくさんいる。ただ、本人はまだ2年生というお気楽な立場が幸を奏したのか、準決勝で勝ち、勢いに乗って郡大会で優勝し、県大会に。

団体戦は私の願いむなしく、娘たちの働きはボチボチ。大将の子のお陰で郡2位。県大会に。県大会では、リーグ戦を2位通過。トーナメント初戦で最終的に優勝したチーム相手に1-0で負けたものの、とてもいい試合内容だった。

長女以外の3年生は県大会出場。最低でも準優勝できるだろうと思っていたのに、予想外の敗退。いつもと違い緊張が固さが感じられた。
長男の同級生たちもそうだったが、田舎育ちの子たちで、どうしても大きな所に出ると緊張しすぎて、本来の力が発揮されないまま終わってしまう感が強い。
さて、調子づいた次女の個人戦は想像をはるかに超えて、準優勝。近畿大会の切符を手に入れたのだ。まさか、まさかの展開だった。

ところが・・・
大会まで1週間。しかもその間に登校日や職業体験など、行事がひしめいてほとんど練習にならない。そんなわずかな練習中に左腕をけが。大会出場を断念した。
意気消沈する中、唯一、救いは「来年がある!」ということ。
長女をはじめ多くの3年生の涙を見てきて、少し複雑な気分だった私。誰か繰り上げで出場できただろうか?
大阪に比べて小さなトーナメントではあってもなかなか勝ち取れない近畿や全国大会出場権。今までケガ1つしたことなかったのに、よりによってこんな時に・・・何かの試練なのだろうか?

「行きたかったよ!」と言っても存外カラッとして見える次女。むしろ私の方がうろたえているのかもしれない。
「おやつにジュース、食べれる!」と切り替えた娘たち。
私も「この夏は道着洗わんで済む!」と楽な方に考えるべきなのだろう。
息子は無事退院したものの、今夏はおとなしくして、クラブ参加は見合わせることになった。長女は引退。次女は盆明けまで毎日接骨院通い。治療に専念の夏休みとなった。
息子とちょうど入れ違いにおこったので、私はもうしばらく病院へのアッシーが続くことになる。洗濯は減るかもしれないが、用事は返って増えたような・・・(^_^;)