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炭焼き母ちゃんの奮闘記
スローライフ・エコライフ・エンジョイライフ

ゲット!

2008-08-31 00:19:05 | 日記・エッセイ・コラム

無残に食べられてしまった”トウガン”に泣いてばかりもいられない。2日後、畑に行くとパッと見た感じかなり様変わりしている。何か変??
よくよく見たら、地面があらわになっている!
一昨日までは葉におおわれて、どこに実があるのかさえ判りにくかったのに、葉を食べられて軸だけがニョキニョキ立っている。その中にゴロンゴロンと冬瓜がころがっている。

ハタとひらめいた!
先に取って、食べてみたらいいんだ!
2番目に実を付けて、たいがい大きい。まともな肥料無しで市販のと同じくらい大きくなっている。取られる前に取ってみよう!

ブログに載せるべく写真を撮って、いざ入刀!!
以前買ってきた物に比べて柔らかい感触。スイカを切るごとくスーッと包丁が入っていった。
バッチリ!! できてる、できてる!!
半分を鶏肉とでスープ煮にした。
残り半分は、日頃お世話になっている近所のおばちゃんにさし上げた。
その晩、投稿しようとしたら・・・デジカメが・・・(;_;) 撮ったはずの写真が全部きえてしまっていた(?_?)

そして今日。
畑を見てビックリ!!
葉はことごとく食べ尽くされ、丸裸状態の土の上に冬瓜がゴロン、ゴロン。
更に2個! 被害にあって、無残な姿になって、転がっている・・・絶句!

葉を食べた犯人はシカ。
昨年のカボチャの時もなぜか?! この時期になると食べ尽くす。
まだもう少し大きくなって、まだまだ花を咲かせて実を付けてくれそうなのに・・・葉が無くなってしまいチャンチャン!

実を食べたのは、多分アライグマ。
サルなら、カボチャ同様、きれいに実だけを取ってお持ち帰りする。畑の中で食い散らかすような行儀の悪いことはしない。と思う。

Uri 無傷ではないけれど、これなら皮を厚めにむいたら食べれるだろう。
もう1つは、たまたま釜場に居合わせた、これまた日頃仕事でお世話になり、次女がよく遊びに行かせてもらい、時々釣った魚をくれる家の旦那さんにさし上げた。

今回は、かに缶(ちょっと奮発!)との和風味で冷たくしていただいた。

今のところ被害とゲット数は”3対3”
あと2~3個、近々収穫できるくらい大きな実となっている。この勝負どうなりますことやら(@_@)

さて、デジカメはやはり不調。エラーが出た。
念のために携帯で撮っておいてよかった~。


無残!

2008-08-22 17:39:27 | 日記・エッセイ・コラム

前回、”トウガン”のことを投稿したのが8月12日。
それからわずか3日後、ラグビーボール大に育ったトウガンが・・・(;_;)

Photoやられたぁっ~~!
・・・・無残・・・・

よくよく見てみると、爪あとがはっきりわかる。
長い数本の筋状の爪あと・・・アライグマ?

発覚の3日後に、この写真を撮った。
3日前はほんの一部だったのに、この日、中は完全に空洞になっていた。みごとに中身だけ、食いつくされていた。 
こんな食べ方できる犯人は、長い爪の持ち主”アライグマ”とほぼ確定!

昔、アニメの『あらいぐまラスカル』は大好きで、懸賞で当てたラスカルのぬいぐるみを大切に持ってたんだけどなぁ。
話の中でも最後、飼い主が野生に帰したのがわからないでもないくらい、紀南地方でも広範囲にかなりの被害が出ているらしい。
サルみたいに人前には姿を見せたことは無く、だけどしっかり、存在感、足跡のみ残してくれている。全然ありがたくない足跡を!

アライグマに一言だけ聞きたい。
「私の作ったトウガン、美味しかった?」

「”熟れどき”って、どうしたらわかるの?」


ウリは瓜でも・・・

2008-08-12 22:44:56 | 日記・エッセイ・コラム

『物理学者でノーベル賞を受けた朝永振一郎氏は、庭に作ったえさ台に野鳥を寄せ、フンの中からいろいろな種子を拾い集め、春先に鉢にまいていた』 と今年春頃に天声人語に載っていた。

そんな大物の賢い方と「私も同じ~~!」なんて大それたことは言えないけれど、我が家の畑にはそれと似たかよったかの方法で、毎年芽を出し実をつけるものがある。

冬に必ず一度は”かぼちゃ”を買って食べる。廃棄されるタネは、生ゴミ堆肥としてEMボカシに入れる。
カボチャの種は食用とするとき栄養があって、パワー有る食品(栄養士としてはナント不適切な表現・・・)と言われている。そのせいか、本来堆肥として腐敗し、土に帰るはずなのだが・・・春、カボチャは芽を出して、周囲の土に帰りつつある堆肥を栄養源にして強くたくましく成長する。
この方法で10年近く、不作豊作はいろいろだが、毎年実を成している。その内、食卓に上ったのは1割程度。あとはサルさんが食してしまう。
苗を買ってきた訳でもなければ、肥やって丹精込めた感もないので「まっ、しゃぁーないか?!」くらいに思っている。

今年は新たに”ミカン”までもが芽を出した!
山から落ちてきたドングリは毎年のことだけど、”みかん”とは(^_^)v
小さな畑にはタブーなのか?ちゃんとした苗じゃぁないとダメなのか?!
近所の百姓のおじさんに引っこ抜かれてしまった・・・

さて、カボチャ。
この春は例年になく、畑のあちこち(そんなに大きくはないけれど)でたくさん芽を出した。
双葉、本葉が出た頃は、かぼちゃと疑うこともなく「大きくなーれ!たくさんなーれ!」と声をかけていた。

ところが、本葉3~4枚になってきた頃、どうも様子が違う。「胡瓜かなぁ?」田舎育ちの主人に聞いても「カボチャやろう・・・」アテにはならない。
Hana 花が咲き始め、この2週間ほどでみごとに勢力を出して畑一面をハイ始めた。
やはり、なんか違う。
雄花が多い。
雌花もなんか形が・・・色も薄いし・・・
何て種類のカボチャを食べたのかなぁ・・・

ようやくつけた小さな実。・・・やっぱり変?!
それから約1週間。
やっと、わかった♪
Tougann 「冬瓜だ!」
”とうがん” そう言えば、冬にスープにして食べたっけ?!
どうりで、あちこちから芽が出たわけだ(*^_^*)
冬瓜なら、タネの量はカボチャの比ではない! 納得!!

さて・・・日に日に大きくなってきているけれど、収穫のタイミングって、いつだろう???
お猿さん、先に持って行かんといてヤ!!


梅を干す

2008-08-02 12:45:59 | 食・レシピ

土用の丑が7月24日。すでに1週間が過ぎてしまった・・・
この頃が夏の日差しが一番きついのだろう。
土用に3日3晩、塩漬けされた梅を干すといいと言われている。

第1弾は表面にカビが発生しつつあったので、大暑(7月22日)を待ちきれずに、ザルにあけて干した。
昨年、近所のおばちゃんに完成具合を見てもらって教わったこと・・・
ただ単に梅酢から引き上げて干すと、表面に塩をふいた状態に出来上がる。
梅農家は一度ザルごと水槽をくぐらして、水洗いとまではいかないがサッと表面を水で流すらしく、家庭なら、ザルの上からシャワーをかける。夜は家の中に入れずに夜露を受けるといい。

なるほど、言われたとおりにやってみたら、塩はふくこともなく、表面は乾き、持つと羽二重餅のように柔らかい。
心配したカビも2,3粒破棄するだけですんだ。大成功!!

さて、残る第2弾。
週間予報とにらめっこ。外の日差しは最高の梅干し日和でも2日後雨と言われれば干すわけにもいかず・・・
ところが、その雨と言われていた日も朝からカンカン照りの干すには最適の天気。
天気予報は、なんと晴れ!ちょっと曇りマークはあるけれど、3日間晴れ。
洗濯物はほっといて、大あわてで梅干しにかかる。
07260001 第2弾は10kg弱。
竹ザルにビッシリ!
もう少し間を開けてあげたいけれど、もう1つザルを買うほどでもないし、ウメには悪いけど、窮屈なのを我慢してもらう。
写真を撮る私の影がこんなにはっきり写るほど強い日差しを浴びて順調に仕上がっていた。
今回は大粒なので4日くらいは干した方がいいだろうと考えていた。

そんな2日目の夕方。
釜場で箱詰めをしていたら、急に辺りが暗くなるほど黒雲がおおった。地元放送局のラジオから「大気の状態が不安定に・・・」と流れたと思うまに大粒の夕立。
大急ぎで仕事をかたずけ、帰路に入った。たいがい雨は釜場の方が先で自宅周辺は降ってないこともある。幸いその日もまだ、ポツ、ポツといった状態。
雨のかからない場所に梅は避難しておいたはずだからと、スーパーに立ち寄る。
5分もかからなかったはずなのに・・・外に出たら、釜場以上の大粒の土砂降り!
「ウッソーー!」
知人に「洗濯物?」なんてのん気に聞かれ、「梅がー!」と叫んで車へ。
駐車場からボトボトになって家に駆け込みザルごと部屋に入れ込む。跳ね返りのしぶきを数滴受けた程度の被害ですんだ。ホッ

停電が起こるほどの激しい雷雨が、たとえ1時間ほどとは言え、2日続きでやってきた。
それにもめげずに、どうにかこうにか、無事梅は干し上がり、ビニール袋に戻され、上から軽く梅酢をかけ、梅干しが出来上がった。

天気予報士様。
お願いだから、この土用の前後は確実に当たる予報を出して下さいm(_ _)m