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炭焼き母ちゃんの奮闘記
スローライフ・エコライフ・エンジョイライフ

備長炭の風鈴

2007-09-28 17:07:35 | 炭にまつわる、いろいろ

昼間はまだタオルが手放せない暑さだが、朝夕はめっきり涼しくなってきた。
そんな季節になって”風鈴”の話?とは思いつつ・・・。

昨年末、Kさんが釜へ来てくれた時に木酢と風鈴を作る為の手頃な炭を一緒に買って帰った。参考までにと、以前私が作った”備長炭風鈴http://mari83.blog.ocn.ne.jp/enjoy/2006/05/index.html”の写真をメールで送ったものの、あまり良い参考にはなっていなかったようで・・・確かにわかりづらいわよなぁ・・・
かといって、これと言ったポイントもなく、ただ結びつけてるだけのものなんだけど・・・

5月末、梅で忙しくなる前に「夏くるぞ~!」ってだけメールしておいた。
それからしばらく後、ちょうど私がバタバタしている頃、できた風鈴の写真を添付したメールが届いた。
写真で見る限り、私のよりずっと素敵な作品だった。あれこれ詳しい説明つけとかなくて良かった~。 是非、生で作品を見てみたい! と思った。

kさん宅は、車で30分くらいの所なのだが、なかなかそちら方面へ行く用事はないは、余裕が無いはで夏が終わった。
ようやく先週、チャンス到来!!
仕事中のkさん呼び戻して、お宅 拝見!
Photo  大きなおうち! 広い縁側にこれまた長いひさしが出ていて、そこに吊られている”備長炭風鈴”

みごと、見事だよ!

ご近所でも評判とのこと。

そら、素敵だわ!

制作にあたり、ご主人がドリルを出してきて、穴をあけてくれたそうで、くくりつけるよりは、安定した状態で炭がぶら下がっていた。
ただし、ドリルが折れるという損失の中での作品。
我が主人には、そんな協力を願えそうにもないし・・・そう、思い出した。
風鈴の上にするべく原木の馬目樫に穴をあけてもらって、ドリルを1本折られたくらい。まっ、備長炭はそれくらい硬いんだよ!って笑いになった。

タオル3本は持って出かけた昼下がり。小1時間、コーヒーご馳走になって、縁側近くに座っておしゃべり。風もなく、風鈴の音は聞けなかったけど、汗ばむんではいたけど、心持ち気持ちだけは涼しく感じたかな?

帰りに、自宅に引いた白浜の温泉水をお土産にもらった。
kさん、お忙しい中、おつきあいくださり、ありがとうm(_ _)m
芸術の秋。 なんか制作してみたくなってきた。


久々の試合

2007-09-22 17:15:26 | 日記・エッセイ・コラム

夏の間中、病院や仕事で飛び回っていたせいか、”外出したくない症候群”発症中。
「今日は一歩も外に出ないゾ!」 と心に決めて1日の仕事の段取りを組むのだが、電話がかかってきて新たな用事や仕事が組み込まれ、外出となる。
今日こそは!と思うが、果たされた日は今のところ無し。

そんな状況の中、インディアカの試合を言われ、迷わずパスした。
先週金曜日の夜に行われたはず。お昼間仕事に追われても夜はちょっとのんびり過ごすことができた。
今週は体育館が使用できないから、「ゆっくりできる♪」って考えていた矢先。「2日間に分けて総当たりで、明日1人仕事で行けんから、メンバー足りん!出れんか?」ってTEL。
「グワ~~~ン!」

主人は窯出し、入れ終わって早く帰ってくるからどうにかなるか・・・
娘の承諾を得て、試合に出ることになった。承諾とは、父親に病院に連れて行ってもらうことで、普段じゃれている割には、最近はやはり難しい年頃になってきたため・・・
私が遊びに行くとなると、まず周囲の協力を得るために大きなエネルギーを要するので、余程の条件がそろわない限り、試合は敬遠しがちである。

ただの市民大会。よく知った顔ぶればかりの試合だというのに、家を出るときムッチャ緊張!約1年ぶりだもんなぁ。
体育館に着いたときには何てことなく、普段の自分に戻った。
7チーム総当たり戦。今日は残り3試合。先週は11時頃終わったとのこと。エーーッ?!聞いてないでー!!ちなみに先週は3敗したそうな。

1試合目。”ここにだけは勝たな!”と言ってたチーム。70ウン歳のおじいさんが打ってくる。何とかなりそうでならず、我がチーム60ウン歳のエースの自滅。私のトスもいいのが上がらず、あと2,3点がとれずに負ける。

2試合目の相手は、我がサークルメンバーのもう1チーム。こちらは今回好成績で優勝もあり得るところ。本来なら負けてあげたら”優勝金山分け”なんて言っていたのに・・・
自分なりにはいいトスが上がるし、打ってくれるし、勝手知ったる相手(お互い様なんですが)に調子よく1勝をあげる。

3試合目。すでに夜の9時半を過ぎ、なんとなくお疲れモード。
審判も選手も何時頃帰れるんだろう?って雰囲気の中の試合だった。それでもフルセットに持って行ってしまい、かろうじて勝った。

2勝4敗が4チームという試合結果。まっ、こんなもんでしょう。

持って行ったタオル5本ともベタベタになるくらい汗かいて、11:50頃帰宅。流しの中は食べたあとそのままの皿のやま。洗濯機の中もスイッチは入れても干してはくれてないし・・・ゴソゴソ1人片付けをして、ようやくシャワータイム。

来月はJA(農協)杯。
ここまで遅くはならないが、参加するにはもう1押し、家族の協力が欲しいところだ。


アブとの戦い

2007-09-16 13:17:21 | 炭にまつわる、いろいろ

暑い暑いと言っても2週間ほど前のあの酷暑に比べれば、明らかにかなり涼しくなったのだけど・・・釜場の火はまだまだ暑さを倍増させるものでしかない。

釜場は川が流れるそのすぐ上にある。そのせいか、盆を過ぎるとアブの飛び交う季節となる。今年は記録更新を続けるような猛暑となったが、アブはそれでもしっかり盆明けには出現して、私の仕事の邪魔をする。

アブはどこからともなく現れ、箱詰め作業で座り込んでいる私の周りを旋回し始める。ミツバチよりも1まわりは大きい虫が、ハエよりもうるさい羽音をたてて旋回。積まれた炭の山や箱、作業服に止まっては飛び、邪魔なことこの上なし。
止まったところで私はにらみつけ、息をひそめ、ねらいを定める。両手、止まった場所によっては片手で、手のひらでアブを押しつぶすようにしてたたく。
「ご愁傷さま」と言って、端っこへ投げ捨てる。
と、また間もなく次の1匹が飛んでくる。
「アブは2匹で対になって飛ぶからしゃーない」と主人は言うけれど、それは本当かどうか・・・?

4,5年前はわりと簡単にやっつけたのだけど、私の反射神経が鈍ってきたのか、アブが賢くなったのか・・・?念には念を入れて押しつぶすようにしないと、最近のアブは、手のひらの中で殺せきれずに手をあげたら飛んでいくことしばしば。
箱詰めはゴム手袋しての作業なので、できる技。
主人は今年から”ハエたたき”なる武器を使い始めた。これは”すぐれもの”だ。ほぼ100発100中! 心から、「ご愁傷さまです」

そこまでしなくとも・・・と思わないでもないが、確かに旋回だけなら許せる。
何が怖いか?!
音もなく飛んできて、背中に止まり、”チクッ!” (>_<)
痛いの何の!! やるか、やられるか!?の世界なのだ。

先日、そんなアブが釜の口炊きしているそばに止まっていた。
冬ならまだしも熱くないんだろうか? なんて不思議に思いながらも殺虫人と化して・・・アブめがけて手のひらを押しつける。
と、ビックリ!!
”飛んで火にいる夏の虫”とは、このこと!
逃げるように飛んだアブが、口炊きの火の中に消えていった・・・

まだもうしばらく残暑が続く。アブとの戦いもあと少し。
明日の箱詰め、何匹天に召されるか・・・願わくば、私の前に飛んで来ないでほしい。


夏休み総括

2007-09-07 17:02:04 | 日記・エッセイ・コラム

ようやく始業式が終わって2学期がはじまり、私本来の生活ペースをとり戻しかけたと思ったら、もう週末である・・・う~~~っ、1週間が早すぎる!バタバタすればするほど、時の経つのが早いようで、かと言ってこうも次から次に雑用が舞い込んでくるとバタつくしか仕方ない。

バタつくと、ただでさえ暑いのに更に発汗量が増して、ほんとに今年は暑い夏だった。
子供達が小学校へ行きだした頃から年々、年を追うごとに忙しくなっていた夏休みだが、今年ほどめまぐるしく、多忙かつ独特な年は無かったように思う。

長男の入院騒ぎは夏休みの3日前。そう、彼はラスト3日の授業を受けずして休みに突入。8月に入ってから宿題など把握し、病み上がりということもあって、本来以上のグ~タラな休みが始まった。
母は転院など病院通いにバタバタしているし、試合のことで頭がいっぱいだった娘たちは夏休み気分どころではなく、次女のケガで緊張がプッツリと切れてはじめて、8月イコール休みの半分が過ぎてしまっていることに気がついたようだ。

次女の通院は、お盆もほとんど休み無く8月いっぱいほぼ毎日通った。
ケガついで、休みついでで、歯医者に眼医者、皮膚科。最後の週は、それこそ病院のはしごだ。(飲み屋だったらいいのに(>_<)・・・)
長男も退院後の診察と、念のため寮へ帰る前にも診てもらって、ようやく終了。

病院に始まって、病院で終わる。
2度と味わいたくない! とんでもない夏休みだった。
強いて言えば、私にとって良かったのは、今までになく本がたくさん読めたことだけ!

今年の夏の楽しかった思い出は・・・
・ 娘たちの県大会の応援に行けたこと。おじさんの家に泊めてもらえて、ちょっとだけのんびりできた。
もう1人のお母さんもいっしょにお泊まりして、(子供達は試合だと言うのにちょっと不謹慎かもしれないけれど・・・)そんなこと後にも先にも多分2度と無いだろうね・・・なんて言いながら、いっぱいおしゃべりした。

・ 花火大会。例年楽しんでいるけれど、これだけバタバタすると、ほんとにホッとしたひとときだった。

・ 皆既月食。長男はサークルの合宿で不在。主人が早々と柔道の練習にでかけ、早くにかたずけが済んで、ベランダに出たらみごとに見えていた。ニュースでは本州は天候に恵まれずなんて言ってたから、「これはもったいない!」と思い、娘たちと外灯の少ない道に出て、座り込んで天体ショーを最後までのんびりと眺めていた。

こんな風に振り返ったら、ただただ、のんびりしたかったのか?!性格的に似合わんような気がするけれど・・・

願わくば、のんびりと、どっぷり趣味の世界につかれたら・・・それはムリとしてでも、せめて!
これからちょっとずつ涼しくなって、秋の夜長、パッチワークでもできるくらいの心と時間に余裕ができますように・・・