栄養士が”梅の効能”と題したなら、本来は「疲労回復」とか「夏バテに・・・」なんてことを書くべきなのだろうけれど・・・
確かに梅は体にいい!
釜から帰って非常に疲れたとき、梅酒に漬けてあったウメを2粒口にほうり込む。
梅サワーを牛乳で薄めて飲む日もあり。
夕飯後疲れた日に飲むのは”梅酒”。イチゴ酒やレモン酒では疲労回復効果は期待できない。
学術的なこと(?)はさておいて、今回は”梅”って本当に体にいいんだな!って思えるちょっと不思議な現象を書く。
”ウメの種の炭”を作るのに、まず梅干しのタネを洗う作業がある。
練りウメとして実の部分はほとんど取り除かれてはあるものの、きれいな形の炭にするために完全に実を洗い落とす。
今年に入ってから今までにないたくさんの注文に対応するべく、1回に洗うタネの量も半端なものではなくなっている。
沢から引いてきた水でタネをこすりあわせて実を洗い流す。
洗った後の土手には、ウメの実と割れたタネの残骸で一筋の紅色の帯ができあがる。
この紅色の帯が、翌日には無くなるのである???!
釜だし、釜入れ以外、夜は無人となる釜場。
サル、鹿、イノシシ、アライグマ、カラス・・・
さて、どなたが召されたか???
食べるものが乏しい故か、余程身体にいいのか?!
実だけではなく、タネまで跡形もなく消えている。
そう言えば、以前飼っていたニワトリもタネを洗っている横にやってきて、流す先から順番についばんで食べていたっけ・・・
動物は本能的に身体にいいものを見分ける能力を身につけている。
もしかしてもしかして・・・
いかなる研究や学術論文よりもムッチャわかりやすいような・・・
ただし!
何匹、何頭、何羽で召し上がっていらっしゃるかは知りませんが、塩分の取り過ぎになっていないか心配するのは、やっぱり栄養士故でしょうか(^_^;)
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