enjoy

炭焼き母ちゃんの奮闘記
スローライフ・エコライフ・エンジョイライフ

梅を干す

2008-08-02 12:45:59 | 食・レシピ

土用の丑が7月24日。すでに1週間が過ぎてしまった・・・
この頃が夏の日差しが一番きついのだろう。
土用に3日3晩、塩漬けされた梅を干すといいと言われている。

第1弾は表面にカビが発生しつつあったので、大暑(7月22日)を待ちきれずに、ザルにあけて干した。
昨年、近所のおばちゃんに完成具合を見てもらって教わったこと・・・
ただ単に梅酢から引き上げて干すと、表面に塩をふいた状態に出来上がる。
梅農家は一度ザルごと水槽をくぐらして、水洗いとまではいかないがサッと表面を水で流すらしく、家庭なら、ザルの上からシャワーをかける。夜は家の中に入れずに夜露を受けるといい。

なるほど、言われたとおりにやってみたら、塩はふくこともなく、表面は乾き、持つと羽二重餅のように柔らかい。
心配したカビも2,3粒破棄するだけですんだ。大成功!!

さて、残る第2弾。
週間予報とにらめっこ。外の日差しは最高の梅干し日和でも2日後雨と言われれば干すわけにもいかず・・・
ところが、その雨と言われていた日も朝からカンカン照りの干すには最適の天気。
天気予報は、なんと晴れ!ちょっと曇りマークはあるけれど、3日間晴れ。
洗濯物はほっといて、大あわてで梅干しにかかる。
07260001 第2弾は10kg弱。
竹ザルにビッシリ!
もう少し間を開けてあげたいけれど、もう1つザルを買うほどでもないし、ウメには悪いけど、窮屈なのを我慢してもらう。
写真を撮る私の影がこんなにはっきり写るほど強い日差しを浴びて順調に仕上がっていた。
今回は大粒なので4日くらいは干した方がいいだろうと考えていた。

そんな2日目の夕方。
釜場で箱詰めをしていたら、急に辺りが暗くなるほど黒雲がおおった。地元放送局のラジオから「大気の状態が不安定に・・・」と流れたと思うまに大粒の夕立。
大急ぎで仕事をかたずけ、帰路に入った。たいがい雨は釜場の方が先で自宅周辺は降ってないこともある。幸いその日もまだ、ポツ、ポツといった状態。
雨のかからない場所に梅は避難しておいたはずだからと、スーパーに立ち寄る。
5分もかからなかったはずなのに・・・外に出たら、釜場以上の大粒の土砂降り!
「ウッソーー!」
知人に「洗濯物?」なんてのん気に聞かれ、「梅がー!」と叫んで車へ。
駐車場からボトボトになって家に駆け込みザルごと部屋に入れ込む。跳ね返りのしぶきを数滴受けた程度の被害ですんだ。ホッ

停電が起こるほどの激しい雷雨が、たとえ1時間ほどとは言え、2日続きでやってきた。
それにもめげずに、どうにかこうにか、無事梅は干し上がり、ビニール袋に戻され、上から軽く梅酢をかけ、梅干しが出来上がった。

天気予報士様。
お願いだから、この土用の前後は確実に当たる予報を出して下さいm(_ _)m


最新の画像もっと見る

コメントを投稿