フラットシューズもあるって
この映画で知りました。
……欲しい(ヤバい。笑)
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「マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年」70点★★★★
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故ダイアナ妃やマドンナにも愛され、
「SATC」のキャリーが愛用し、
世界中の女性が憧れる
稀代の靴デザイナー、マノロ・ブラニク氏のドキュメンタリーです。
御年75歳になる彼は、実にチャーミングな人で
映画も軽やかに描かれている。
オープニングから
「撮り始めてから2年も撮ってるけど、これって『風と共に去りぬ』?」なんて
ジャブをかましてくれるマノロさん(笑)
(そうそう、「私が靴を愛するワケ」でも
辛辣なコメントにウケた憶えが……笑)
本作では
本当にトカゲに靴を作っていた(!)という
その幼少時代から
靴デザイナーになるまで、
さらに
デザイン画を描く様子から、自分で全ての靴の原型を作る様子や
手仕事感溢れる工房での製作風景、
そしてステキなお庭まで
いろいろ明かしてくれます。
なのに、
どこか、煙に巻かれた感じがするのが
また不思議なところ。
映画のなかで、誰かが評していた
「妖精のような人」が、まさにぴったりで
そんなとらえどころのなさも
いいのかなあと思いました。
そして来年発売(おそらく1/8発売です)になりますが
おなじみ「AERA」にて本作と「ドリス・ヴァッン・ノッテン 花とファブリックを愛する男」(1/13公開)を
特集した記事を書きました。
「いま、なぜファッション映画なのか?」
二人の共通点、そして現代のブランド事情までを
ファッションジャーナリスト宮田理江さんの解説とともに紐解きます。
ぜひ映画と合わせてお読みいただければ~
しかしながら
この取材でマノロさんの靴、たっぷり見せていただいて
本気で、かなり魅了されました。
もっとバリバリハイヒールを想像していたけれど
すごく足に快適そうで、エレガント!
デニム地のフラットシューズとか、本気で欲しくなった……。
実物の魅力をご存じの方にも、この映画、楽しめるだろうなあ。
それに男性方もご安心。
メンズもあるそうですよ!
★12/23(土・祝)から新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマほか全国で公開。
「マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年」公式サイト