この映画を観た日は大雨でね
履いてたの、長靴でしたよ。
いや~ホントすいませんねえ(苦笑)
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「私が靴を愛するワケ」69点★★★★
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1400足(!)所有する一般人や
高価なデザイナー靴やらを所有する有名人まで
靴フェチたちの思いを聞きながら
「なぜ、靴なの?」を検証するドキュメンタリー。
まず
この手のトレンドネタを
自分も記事にしそうなところがあるので
クリスチャン・ルブタン、マノロなど
著名な靴デザイナーたちの証言や、
ファッション歴史家、心理学者、編集者と
大勢の人の証言を取り
靴そのものの歴史から、社会学的見地、
さらに靴と性的要素の関係分析のしつこさ(いや、いい意味でね)と
その検証の深さに
やるなあ、と感心しました。
まずわかったのは
靴が手軽な変身グッズであるということ。
SATC(セックス・アンド・ザ・シティ)で
ヒールブームに火がついたこと
それはイコール「女性の解放である」の論。
ピンナップガールがピンヒールを履いていたように
セクシーさの象徴になるのはなぜか?とか。
しかし
ハイヒールを履くだけで
性的なホルモンが分泌されるってホントか(笑)
と、すべて考察として確かに興味深いんですが
しかし靴に興味あるかないかで、入り込み度はかなり違うはず。
これを観て
「靴を買ってくる奥さんの心理を理解してよね」とかは
ダサすぎるし。
しかし靴好きのほとんどが女性なこと
また有名デザイナーがほとんど男性なことには
改めて驚いた。
男性デザイナーが
「女性は痛みに強いから」とか言いながら
とんでもないヒールを作るのには
飛びげりくらわせくなりましたが(笑)
あと
デザイナー、マノロ氏の辛辣で
人を喰ったようなおやじぶりが笑えましたね。
靴好きな人、
トレンドネタ好きな人は必見です。
あ、公開期間中に
赤いハイヒールを履いてきた方は
1000円で鑑賞できるそうですよ!
★5/11(土)から新宿武蔵野感ほかで公開。
「私が靴を愛するワケ」公式サイト
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