今回、かなりおもしろい。
「探偵はBARにいる 3」70点★★★★
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札幌・ススキノを根城にする探偵(大泉洋)のもとに
相棒・高田(松田龍平)の後輩が
ある依頼を持ち込んできた。
恋人・麗子(前田敦子)が行方不明になったというのだ。
「単に、女に捨てられたんじゃないの?」と
最初は取り合わなかった探偵だが
ヒマつぶしに引き受けることに。
そこで探偵は
「自分も麗子を探している」という
謎の美女・マリ(北川景子)に出会う。
そして、よくある人探しかに思えた案件は
思わぬ方向へと進みだし――?
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大泉洋氏の当たり役、ススキノを舞台にした探偵シリーズ第三弾。
「探偵シリーズ」けっこう好きなんですが
前作から4年。
監督に「あまちゃん」の演出家・吉田照幸氏を迎え、
少しカラーが変わったことが、より良い方向に作用したと思いました。
まず
北川景子氏に前田敦子氏と
女優陣が豪華で華がある。
シリアスと笑いのバランスもよく、
アクションシーンやバイオレンスは少なめ。
なにより探偵の人情味が前面に出て、
ホロリとさせられるところが憎い。
北海道日報の記者、松尾(田口トモロヲ)の出番が多くなり
キャラがより立ってきたのもよかったなー。
ヤバいことに首を突っ込んでは
「ああ!オレってバカバカバカ!」と悶える探偵の
情けなさは相変わらずだし
ひょうひょうとした松田龍平氏との
コンビっぷりも変わらず。
そこに
年月を重ねた分の哀愁もにじみ出て
ハードボイルドにうま味が増した感じでした。
「FILT」で大泉洋さんに
インタビューさせていただきました。
↑記事、こちらから見ることができます。
ぜひ映画と合わせてお楽しみいただければ~
★12/1(金)から全国で公開。
「探偵はBARにいる 3」公式サイト