都会的で、青春映画。
これがポイント。
「アメイジング・スパイダーマン2」3D版 69点★★★☆
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スパイダーマンとしてニューヨークの街を飛び回り
犯罪者と戦っているピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)。
学校を卒業し、スパイダーマン稼業に精を出す彼だが
研究者となって企業で働き始めた恋人グウェン(エマ・ストーン)との間は
少々ぎくしゃくしていた。
ある日、ピーターは街で
電気技師マックス(ジェイミー・フォックス)を助ける。
孤独なマックスは
スパイダーマンの大ファンとなるが
マックスにある悲劇が起こり――?!
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アンドリュー・ガーフィールドがスパイダーマンに扮する
シリーズ第2弾。
同じマーベル仲間の
アベンジャーズとはまったく別方向に
キッパリと進んでいるのがエライなあというか。
もちろん摩天楼を飛び回るアクションシーンも、バトルも
しっかり最先端のアクション・エンターテインメントなんですが
忘れちゃいけないマーク・ウェブ監督は
「(500)日のサマー」の監督だもんね。
アンドリュー・ガーフィールドの
ひょろりとした体つきと柔軟さを活かしたアクションには軽やかさがあり
音楽も、映像もリズムよくポップに刻み
とても若々しい。
エレクトロとのバトルシーンの
闇にほとばしるネオンカラーも美しく
時計のぜんまいばねから始まり、時計で終わるまで
美術にも良い意味“TOY感”があります。
スナック菓子やシリアルのパッケージのようで
都会的で、青春映画。
これぞ正統派アメコミって感じしますねえ。
ピーターの幼なじみ役として
最近人気のデイン・デハーンも登場。
今回はけっこう大きなターニングポイントとなりそうなので
シリーズ見てる方は、お見逃しなく。
★4/25(金)全国で公開。
「アメイジング・スパイダーマン2」公式サイト