“謎の人物”本人が登場して説明してくれるのに
よくわからないという
ワシの頭が、もうミステリー?(笑)
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「ネルソン・マンデラ 釈放の真実」45点★★★
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1962年、国家反逆罪で逮捕され
1990年に釈放されるまで27年間も投獄されていた
ネルソン・マンデラ氏。
昨年、2013年12月に亡くなりましたが
彼の釈放には
“フランスの謎のビジネスマン”という人物の動きがあった……という
知られざる事実を描いたドキュメンタリー。
釈放の裏で何が起こっていたのか?
これまで口を閉ざしていた
謎のビジネスマン「ジャック氏」こと
ジャン・イヴ・オリヴィエ氏自身が登場し、
その釈放の作戦を語るというもの。
石油ビジネスで成功した彼は
反アパルトヘイト精神に目覚め、
政治家が表立っては失敗する、という当時の状況のなかで
さまざまな要人に会い、交渉をしていくのだが・・・・・・
と、興味深い内容なのですが
そのさまざまな要人たちやら
関係者やらが登場し、
つまりインタビューされる人間が多すぎて
さらに
そのたびにカットが変わる
カットバックが慌ただしすぎ、で頭がチカチカ。
そのせいなのか
影の立役者となった本人が出ているというのに、
なぜ裏工作がうまく行ったのか、
よくわからないのだ。あーあ。
もうこれはワシの頭の問題かもしれませんが(失笑)
おそらく、もう一度見てもよく分からない気もする。
昔の話をドキュメンタリーで
スリリングに見せるにはテクがいるけど、
こういう手法はあまり正しくない気がする。
もうちょっと、全体を落ち着いて
見せてほしかったですね。
5/24公開のドラマ
「マンデラ 自由への長い道」でも引き続き勉強したいと思います。
★4/12(土)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。
「ネルソン・マンデラ 釈放の真実」公式サイト