『路上』読んだなア。
「オン・ザ・ロード」69点★★★☆
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1947年のニューヨーク。
若き作家のサル(サム・ライリー)は
タイプライターに向かうが、何も書けない。
そんなとき、サルは
ディーン(ギャレット・ヘドランド)と知り合う。
16歳の恋人メリールウ(クリステン・スチュワート)と結婚し、
車泥棒の常習犯という彼は
破天荒だが、ネタ満載の男。
サルはディーンに導かれるように
部屋を飛び出し、路上へと旅に出る――。
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ジャック・ケルアックの『路上』を
フランシス・F・コッポラ製作総指揮、
「モーターサイクル・ダイアリーズ」のウォルター・サレス監督が映画化したものです。
気持ちいいロードムービーだけど、
これは長いわ(笑)。
旅がなかなか終わらないんだよ~(笑)
21歳の若き作家(サル=ケルアック自身ね)は、机に座っても何も書けず、
ネタ満載の友人とつるみ、路上へと旅に出る。
ただひたすらに「移動」することで、もて余す若さを消費し
そこでの出会いや経験がすべての血肉となる……
サレス監督は
ホントにロードムービーの世界感が好きなんだなあと
そして彼のように
この世界に魅せられてハマる人は多いんだろうなと感じます。
ロケーションは素晴らしく、音楽もいい。
ケルアック(=サル)役のサム・ライリーはちょっとディカプリオ似だし、
クリステン・スチュワートも気っぷのいい脱ぎっぷりだし(偉い!)
ヴィゴ・モーテンセンは相変わらずのカメレオンぶりで。
(最初、全然気づかなかった!)
でもね、やっぱり
旅に出る→戻ってくる→原稿が書けず、机の前で唸る→また旅に出る→戻ってくる……と
延々ローテーションなので
139分は、ちょっと長いわな(笑)。
★8/30(金)からTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開。
「オン・ザ・ロード」公式サイト